いろいろな問い合わせがあって受け答えすると
個人情報にふれませんか?と言われる。じゃ、聞くなよぅ。
電話番号は電話帳に載せてある時点で本人はOKだろうし
規制をやたらに何処へでも引っ張り出してたら、何もできない。
いつでもどこでも制限速度で走る車になってどうする。つまらない。
あれだけ国会議員の年金未納が次々に内部告発されなかったら
個人情報保護条例なんて立法されるわけもなく。なにが、だれのため?越後屋と悪企み、お上は昔から信用ならないんだからさ。しっかりしませう。
個人情報にふれませんか?と言われる。じゃ、聞くなよぅ。
電話番号は電話帳に載せてある時点で本人はOKだろうし
規制をやたらに何処へでも引っ張り出してたら、何もできない。
いつでもどこでも制限速度で走る車になってどうする。つまらない。
あれだけ国会議員の年金未納が次々に内部告発されなかったら
個人情報保護条例なんて立法されるわけもなく。なにが、だれのため?越後屋と悪企み、お上は昔から信用ならないんだからさ。しっかりしませう。
この頃、いつも夜の国際空港にいる。たったの、ひとり。
帽子をかぶり小ぶりなスーツケースを引く
外国人のパイロットがニ、三人でおしゃべりしながら
ちっとも問題なさそうに構内を歩いているのが、目の端に映る。わたしは最終便まで小さなトラブルが続いて、なかなか飛行機に乗れない。出発を交渉しながら、解決に回る。タクシーを飛ばす。また、何かが起きる。遅れる。途方にくれる。めげないで、明日を思案する。やれやれ、と繰り返される夢。夢。同じような夢。
帽子をかぶり小ぶりなスーツケースを引く
外国人のパイロットがニ、三人でおしゃべりしながら
ちっとも問題なさそうに構内を歩いているのが、目の端に映る。わたしは最終便まで小さなトラブルが続いて、なかなか飛行機に乗れない。出発を交渉しながら、解決に回る。タクシーを飛ばす。また、何かが起きる。遅れる。途方にくれる。めげないで、明日を思案する。やれやれ、と繰り返される夢。夢。同じような夢。
クリスマス・プレゼントのように12月に劇場公開された
この映画は、エンディングが忘れられない。
ポップで軽快なクリスマスソングが滑り出し
ゲリラ戦を繰り広げた壮絶なNAKANOビルディングの絵が映し出される。妙に美しい。息も呑めなかった二時間の死闘で、堕ちてクズと化したFBIのヘリコプターなどが味わった緊張をフィードバッックさせる。余韻まで美味しい心憎い映画。
この映画は、エンディングが忘れられない。
ポップで軽快なクリスマスソングが滑り出し
ゲリラ戦を繰り広げた壮絶なNAKANOビルディングの絵が映し出される。妙に美しい。息も呑めなかった二時間の死闘で、堕ちてクズと化したFBIのヘリコプターなどが味わった緊張をフィードバッックさせる。余韻まで美味しい心憎い映画。
アクタスで扱っている家具で「アベニュー」というソフアがある。イタリアのライセンスブランドで静岡で生産されるものだが、絶品。自信を持ってオススメする。座った途端、包み込まれる。心身が解放される。眠気を誘う。ベッド以上のリラックス感。空中浮遊。海中回遊。宇宙遊泳。こんな男性がいたら死んでもいい、と思うかも。日本の、いいものを作り続ける現場の職人さんに敬服。
工場見学に行きたい。ちなみに価格は20〜23万円。
工場見学に行きたい。ちなみに価格は20〜23万円。
non fats!
2005年6月3日
五月中旬、中越大震災のお見舞い返しに友人から
新潟地酒五本セットをもらって、楽しくチビチビやっていた。
何だか洋服全般きつくなった。え、うそー。やだ。目が点。
びくーりするほど、お尻も体重も大きくなってオーバースケール、、、。
新潟地酒五本セットをもらって、楽しくチビチビやっていた。
何だか洋服全般きつくなった。え、うそー。やだ。目が点。
びくーりするほど、お尻も体重も大きくなってオーバースケール、、、。
Kartell-Max
2005年6月3日 ショッピング
デザインは丸みがあってやわらかい。
天板は重いが、大きくて頑丈なキャスターがついていて移動しやすい。まぁ、いいと思う。
ただ、かなり高さがある。そんじょそこらの椅子では低くて合わない。合う椅子に座っても、身長171のわたしがギリギリ。
これのウッドバージョンを天童木工あたりに、らしいのを美しく作って欲しい。
天板は重いが、大きくて頑丈なキャスターがついていて移動しやすい。まぁ、いいと思う。
ただ、かなり高さがある。そんじょそこらの椅子では低くて合わない。合う椅子に座っても、身長171のわたしがギリギリ。
これのウッドバージョンを天童木工あたりに、らしいのを美しく作って欲しい。
「一度殺したかった。」と、
話をするにつれ青い顔に変わった彼が絞るように呻いた。
「その場から消えてしまいたかった。」と、
忘れられない悲しみを打ち明けた彼女がいた。
過去に座り込む自分を見つめる遠い目は淵まで
涙で盛り上がっていた。
「今一度死んで、もう一度生まれたい。」と、長く不安定な結婚生活に疲れた魂を抱える女性が全霊で支えを求めるように、うな垂れた。
見た目に強そうなキャリアウーマンなのに、消えてしまいたい、というレシーブの良さが一番心配だった。人間のココロにかかる強いG。
話をするにつれ青い顔に変わった彼が絞るように呻いた。
「その場から消えてしまいたかった。」と、
忘れられない悲しみを打ち明けた彼女がいた。
過去に座り込む自分を見つめる遠い目は淵まで
涙で盛り上がっていた。
「今一度死んで、もう一度生まれたい。」と、長く不安定な結婚生活に疲れた魂を抱える女性が全霊で支えを求めるように、うな垂れた。
見た目に強そうなキャリアウーマンなのに、消えてしまいたい、というレシーブの良さが一番心配だった。人間のココロにかかる強いG。
son「おかあさん、あのひと何してたの?」
me「白い布でお顔隠して、おふとんに眠ってたひと?」
son「そそ、そのひと。」
me「死んだのよ。もうすぐ、お月さまに行くとこ。」
son「自分で決めたの?」
me「きっと半分はね。あんまり歳を取って、そろそろこっちに来ないか、ってお月さまに誘われていたかも。よぼよぼになって走れなくてつまんないなぁ、って。一人で眠るのが淋しくて行こうかなぁ、って決めたかもしれない。わからない。」
son「お顔が見たかった。おじさんたち、ぼくのことかわいいって言ってた。」
me「そうだったねぇ。」
son「おかあさんこと、かわいいって言わなかったよ。いつも、そうだね。」
me「しょぼーん。」
son「いいや、かわいいよ。でも、ぼくはいっつもお菓子もらうんだね。おかあさんはもらわないね。」
me「しょぼぼーん。」
son「大丈夫だ。あのね、おせんべいは二枚入っているから分けてあげるよ。」
今月は二回不幸があり、行きたい、とはっきり言う息子を連れ立ってお線香をあげた。
me「白い布でお顔隠して、おふとんに眠ってたひと?」
son「そそ、そのひと。」
me「死んだのよ。もうすぐ、お月さまに行くとこ。」
son「自分で決めたの?」
me「きっと半分はね。あんまり歳を取って、そろそろこっちに来ないか、ってお月さまに誘われていたかも。よぼよぼになって走れなくてつまんないなぁ、って。一人で眠るのが淋しくて行こうかなぁ、って決めたかもしれない。わからない。」
son「お顔が見たかった。おじさんたち、ぼくのことかわいいって言ってた。」
me「そうだったねぇ。」
son「おかあさんこと、かわいいって言わなかったよ。いつも、そうだね。」
me「しょぼーん。」
son「いいや、かわいいよ。でも、ぼくはいっつもお菓子もらうんだね。おかあさんはもらわないね。」
me「しょぼぼーん。」
son「大丈夫だ。あのね、おせんべいは二枚入っているから分けてあげるよ。」
今月は二回不幸があり、行きたい、とはっきり言う息子を連れ立ってお線香をあげた。
突然、NY社長に変化が起きた。
才能があるだけ、怖いもの知らずの向こう見ず。
若さも手伝い、不安定さを消すように強く烈しい。
その彼がバランスを執ろうとしていた。
「自覚したんだ。一瞬のことだったよ。」
土の中に埋まる種から伸びる芽の動きは、
目には見えない。ひとは無数の種を、胸に温め歩き続ける。
肉体は衰えても、やわらかい土壌を持ち続けていられるのなら
死ぬ間際まで真実は芽吹いていくのかもしれない。次々と。音もなく。
才能があるだけ、怖いもの知らずの向こう見ず。
若さも手伝い、不安定さを消すように強く烈しい。
その彼がバランスを執ろうとしていた。
「自覚したんだ。一瞬のことだったよ。」
土の中に埋まる種から伸びる芽の動きは、
目には見えない。ひとは無数の種を、胸に温め歩き続ける。
肉体は衰えても、やわらかい土壌を持ち続けていられるのなら
死ぬ間際まで真実は芽吹いていくのかもしれない。次々と。音もなく。
家族をはじめ、ひとを元気づける健全な愛情がある。
状況に応じて繰り出される言葉は変わっても
ひとを温める、長く安定した心の態度。
お金で買えないもの。誰彼に与えられないもの。
誰彼の反応のいい標準的なセンスでは、不可能なこと。
何度問いただしても確信する、しなやかなもの。
もっとも、人間に生まれた落ちた価値を感じる楽しい部分。
状況に応じて繰り出される言葉は変わっても
ひとを温める、長く安定した心の態度。
お金で買えないもの。誰彼に与えられないもの。
誰彼の反応のいい標準的なセンスでは、不可能なこと。
何度問いただしても確信する、しなやかなもの。
もっとも、人間に生まれた落ちた価値を感じる楽しい部分。
何かを確認するように、
わたしを見つめるひとがいたので顔を上げたら
彼の笑顔が、目の前にぶら下がってて驚いた。
「あれ、こんにちは。」「こんにちは。」
こんな野暮な仕事場にノコノコ寄るような暇な人じゃない。
経験と世情に長けている一流人は、
まるで”掃き溜めに鶴”のように、浮いて見えた。
ひょっとして顔が見たかったとか。えー、どうだろ。
時間がなく、一杯19円のブルックスのコーヒーを丁寧に淹れた。
とても美味しそうに飲んでくれた。
気持ちを寸止めにしたにしても、やっぱり嬉しかった。
わたしを見つめるひとがいたので顔を上げたら
彼の笑顔が、目の前にぶら下がってて驚いた。
「あれ、こんにちは。」「こんにちは。」
こんな野暮な仕事場にノコノコ寄るような暇な人じゃない。
経験と世情に長けている一流人は、
まるで”掃き溜めに鶴”のように、浮いて見えた。
ひょっとして顔が見たかったとか。えー、どうだろ。
時間がなく、一杯19円のブルックスのコーヒーを丁寧に淹れた。
とても美味しそうに飲んでくれた。
気持ちを寸止めにしたにしても、やっぱり嬉しかった。
連日、大阪毎日放送制作部からの電話で
「ひょっとして黎明さんって
メディアにいてはりました?」
「なんで?」
「慣れた業界用語が多いもんで。」
「ないない。」
たぶん、よく主語を抜いたり短く端折るからだと思う。
小さなペーパーの編集をやってると、リスニングしてもらう方がいい場合もあって、ラジオ番組をやりたい、とはいつも思う。数年前、探偵ナイトスクープの放送作家に、せっかくわたしの依頼が気に入られて、半年間にわたり出演を口説かれたのに「出たら、絶縁だ。」などと父と親類の強い反対があり、出なかったことを思い出した。探偵手帳、欲しかった。
「ひょっとして黎明さんって
メディアにいてはりました?」
「なんで?」
「慣れた業界用語が多いもんで。」
「ないない。」
たぶん、よく主語を抜いたり短く端折るからだと思う。
小さなペーパーの編集をやってると、リスニングしてもらう方がいい場合もあって、ラジオ番組をやりたい、とはいつも思う。数年前、探偵ナイトスクープの放送作家に、せっかくわたしの依頼が気に入られて、半年間にわたり出演を口説かれたのに「出たら、絶縁だ。」などと父と親類の強い反対があり、出なかったことを思い出した。探偵手帳、欲しかった。
処女を失ったとき、
友達がどうしてフンフン♪演歌を口ずさんじゃうのか、唄われる男と女の沁み垂れたしつこさを理解した気がした。当時は不倫も横行。景気と男女関係は深いつながりがあった。氷川きよしは、演歌のそれを払拭するように飛び抜けて爽やか。あのキラッと光る明るい笑顔、時代にぴったり合っているのかもしれない。
友達がどうしてフンフン♪演歌を口ずさんじゃうのか、唄われる男と女の沁み垂れたしつこさを理解した気がした。当時は不倫も横行。景気と男女関係は深いつながりがあった。氷川きよしは、演歌のそれを払拭するように飛び抜けて爽やか。あのキラッと光る明るい笑顔、時代にぴったり合っているのかもしれない。
Island Journey
2005年5月26日 生きるために
たとえば、
あの樹が生えた場所のように運が良くなくても
陽当りが悪く、むやみに枝を落とされ傷ついても
可能な限り、強く美しく年を重ねたい。
ぐんぐん天に伸びるほか、術を知らない
あの大樹が堂々と漏らす、無骨な生命力のように。
あの樹が生えた場所のように運が良くなくても
陽当りが悪く、むやみに枝を落とされ傷ついても
可能な限り、強く美しく年を重ねたい。
ぐんぐん天に伸びるほか、術を知らない
あの大樹が堂々と漏らす、無骨な生命力のように。
「おかあさん、雨の音がするよ。」
屋根裏にのぼっていた息子が、下に声を投げた。
午後からずっと、ポツンポツンと落ちていたのに
長い時間をかけて、たまらなくなったように
とうとう雨が降り出した。
なんだか地球の呼吸が聞こえそうな親密な日。
やわらかに降る、静かな雨。萌え出した緑を諭すように、
理性的でやさしい。混雑しだした冬物の服をしまいながら、わたしは掃除を続ける。
そう、お昼に見かけたアリのように黙々と生活のメンテナンスをしなくちゃいけない。
屋根裏にのぼっていた息子が、下に声を投げた。
午後からずっと、ポツンポツンと落ちていたのに
長い時間をかけて、たまらなくなったように
とうとう雨が降り出した。
なんだか地球の呼吸が聞こえそうな親密な日。
やわらかに降る、静かな雨。萌え出した緑を諭すように、
理性的でやさしい。混雑しだした冬物の服をしまいながら、わたしは掃除を続ける。
そう、お昼に見かけたアリのように黙々と生活のメンテナンスをしなくちゃいけない。
The Last Tour on Earth
2005年5月22日 日常
日々是好日、風が吹き抜ける。
おいしい空気。透明で少し冷たい。
トクトクとカラダに血が流れる。
桜の木の下、日常に悩みを抱えるまじめな蟻が
せっせと何かを運んでいる。とても急いでいる。
キリギリスがバイオリンを抱え、ライブへ走る。
セックスの後のように、わたしの内側も外側も静かだ。
立ち尽くして感じる地球は、とても美しい。
Marilyn Manson
Last Day on Earth
おいしい空気。透明で少し冷たい。
トクトクとカラダに血が流れる。
桜の木の下、日常に悩みを抱えるまじめな蟻が
せっせと何かを運んでいる。とても急いでいる。
キリギリスがバイオリンを抱え、ライブへ走る。
セックスの後のように、わたしの内側も外側も静かだ。
立ち尽くして感じる地球は、とても美しい。
Marilyn Manson
Last Day on Earth