ときどき、死んだ母と話がしたくなる。

田舎から出た事が無い人とはできない
わたしと母にとっては
ガス抜きの時間、とても毒舌な会話で

決して父は知ることがない内容だった。

今は、ほとんどスタッフのために頑張る自分。
その喜びがみたいがために勉強している。

まさか、他所に所属して
こんな日が訪れるとは
確かに昨年９月まで夢にも思わなかった。

良くすることだけ期待されている。
良くなると皆が信じて疑わない。
１７年という長い時間、ひとつひとつ楽しんで
おまけについて来た実績から。

上か下、右か左に行くかわからないのでなく
良くする良くなる、と流れる方向が、すでに決まっているなんて
みんなで乗れるように工夫して
乗り込むしかない。

体験はとても大事。
知識が自分の言葉になって
もう一度生まれる。

ほんとに人間って
体験、経験しないとわからないわねぇ。
呑気で幸せに見える。

重さも長丁場の苦しさも
資金に耐える切なさも
真剣さも喜びも心地よさも
うろ覚えの感覚でしか量れないのよねぇ。

たとえそうだとしても
支援し易い、切り取り易いように
整理して伝えなくちゃいけないんだから～

そこまで言うなら
ここに手でも突っ込んでみろ、っていうのよ。
知ろう、という１ミリの気持ちも勇気もないくせに、、。。

あい　口で言うのは簡単だ
愛　文字で書くのもむずかしくない

あい　気持は誰でも知っている
愛　悲しいくらい好きになること

あい　いつでもそばにいたいこと
愛　いつまでも生きていてほしいと願うこと

あい　それは愛ということばじゃない
愛　それは気持ちだけでもない

あい　はるかな過去を忘れないこと
愛　見えない未来を信じること

あい　くりかえしくりかえし考えること
愛　いのちをかけて生きること

谷川俊太郎

本でヨーガンレール氏の
内面を書いたようなのないのかな。

当初のいくつかのブログは英語で始まって
日本語で書いてるので本人によるような感じ。

http://blog.jurgenlehletc.jp/

ポーランド生まれ。
ドイツ人デザイナー。’71年に来日、ヨーガンレール社を設立。
独特の色使いと素材選びを重視した、服、ジュエリー、
家具や食器まで、幅広いデザインを手がける。

2006年4月に新ブランドBabaghuriを立ち上げる。
出版物に”ころも・ヨーガンレールの布””ZOMO”“Babaghuri”など。

写真は本屋でよく見かける
ヨーガンレールの社員食堂。

週末限定発売の硬そうな焼菓子が、、
とーっても好みで美味しそう、、
今度、東京に出かけたら必ず行きまーす。

http://www.jurgenlehl.jp/#jptop

だから、
日々肯定的に生きながらも
思いを醸成させる「間」が大事。

待っていながら、
羽繕いする「溜め」が大事だよ、
宇宙遊泳を楽しむには。

アウトプットばかりとか
インプットばかりじゃ不自然で
ガチガチ、ゴワゴワでいたら
フラストレーションが高くていたたまれない。

振り返っても、美味しい時間じゃなくなる。

宇宙の意思があるのなら
その脈、流れに従おうと
思うよ、祈りながら。

豊かさを提供するためにお金がいる。
環境を整えるためにお金がいる。
便利さ、心地よさを追求するとお金がいる。
芸術を極め勉強するためにお金がいる。
時間を短縮するためにお金がいる。
夢を実現するためにお金がいる。
上質な時間を求めるとお金がいる。

ここで、うまく暮らすためにお金がいる。

彼に花とカフスと料理をプレゼントするためにお金がいる。
子供に良い本や映画をプレゼントするためにお金がいる。
気持ちをカタチで現すときに手紙だけじゃ物足らない。

でも、お金の代わりに知恵で叶うことが
たくさんあることを忘れちゃいけない。

もっと豊かな生き方、暮らし方が
お金に頼らなくても実現できるはず。

出逢いは育てるもの。

いちいち事あるごとに
プライドからギャーギャーやって
信頼を深められるか、健全に育てられるか。

計算せず真剣に求めれば
人間が育つ土壌を考えるし
事実、実態を受け止める力は勿論のこと、
変化やハプニングを許容できる寛容さがいる。

スタートにすら立っていないじゃないか。

窓を開けて命を育む大地を見渡したとき、
そこにひとつでも受け入れていないものがあるか。
人と自分を傷つける、ねぇ、きみ。
自尊心って違うんだよ。

行動を起こし、
その道に入って
努力し犠牲を伴わないと
自分の願う上質なことなど
手に入らないし

その意味も過程も
想像ばかりで
重さも長さも奥行きも掴むことなど
できないと思う。

生半可なことばかり
すぐ並べ立てる人は
覚悟も情熱も我慢も足りないわけで
求める気持ちが薄くて浅い。

人を育て、
ご縁ある人間のかたまりにとって
永くいい場所を求めるためには

人につながる臍が長く、
羊水で赤ん坊が存分に泳げるぐらい
腹が深くなければできないだろう、と思う。

臍が短く、腹が浅く見える人は
とにかく不幸の原因の
ぶら下がった欲求を満たすのが先決で

癇癪を起こしたみたいに暴れて
満たされる量を食べながら、喚く。
で、満足が単純。
そして、そんな自分を理解していない。
短く浅いため、物事や人間をあやす様に
離して見ないのだ。

人や家、場所を育てられる人もいれば
自分のことが先決、自分のことで精一杯の人もいるし
その違いは、男女も親子も上司と部下も
年齢も立場も関係ないみたいだ。

幸せの感じ方も求め方、正義も違うけど
どこか一点つながってバランスが取れれば、
お互い大きなハッピーを共有できる瞬間が
生まれるように思うんだけど、、、
偶然を待つように難しい。

昨年から応援して来た
男性経営者が自殺して死んだ。

才能と情熱があった。
真面目でいい人だった。
優しくて、お人好しだった。
会って相談したがってる、と
２週間前、奥さんに聞いたばかりだった。

悲しかった。
苦しい涙が落ちた。

あんなの、ただの紙切れじゃないか。
どこまでも逃げればいいじゃないか。
命を絶つなんて。

社長、涙が止まりません。
止まらないよ！

出逢い。
心に震動があって震えても行動するかどうか。

今の本職に就くとき、
否定的だったわたしの心をスッと生き方として
態度を導いた先生との出逢いと助言があった。
迷いは一瞬で消えた。
その日から勉強を始め試験通過、
面接トップで合格した。

二十代後半、わたしに信頼と希望を寄せてくれた
大人の男たちの真っ直ぐな愛情に育てあやされながら三年、
孤独に耐え、ひとつひとつやり抜いて
広域で上位の実績を積んだ。

三十代後半、九州の老師との出逢い。
逃げられない、と腹を括って
プライベートワークの看板を立ち上げ。
順調に進み、育っている。

そして、彼。
わたしの心を押す。
心が動き、もう横に置かないと決心。
それだけで十分、あなたに感謝してやまない。

誰彼の言葉が心を押すわけじゃない。
押された心が行動に結びつくわけじゃない。

出逢いのタイミングもあるけど

絶対的な信頼と尊敬、ストンと腑に落ちる明快なロジック、
知恵に枯渇したこの頭の脳の庭にある
「変わらぬ決意」という肝心な場所に滲んで染みる瞬間。
その人の言葉が、スポイトから慎重に押し出される一滴の妙薬が
わたしのギアを入れ替える。

人生を創り出すうえで必然としか思えない。
十数年、数十年、待ち焦がれていた人の生き方、感性と言葉。
心を押し、人生がシフトする出逢い。。

祖母の遺影は、死んでもなお
生前、家族に見せた威厳と迫力、包容力を放ち
わたしは驚いて、写真の顔や姿を何度も見つめ返した。

祖母の身体は小さかった。口数も多くなかった。
いつも物事にはっきりした態度で
明治生まれらしく自他に厳しかった。
助産婦と看護婦の免許を持ち
子供と台所の扱いが上手かった。

口の中が壊れ食べ物の味がしなくなっても
食べれなくなったら終わり、と言って食事を取り
毎度必ず、蜜柑を食べた。

最後の最後まで強い意志を手放さなかった生き方を
葬儀の間ずっと考えていたが、それを含め
祖母には与えてもらうばかりだと思った。

おばあちゃん、ありがとう。
わたしもおばあちゃんのように豊かさを分け与える人間でいたい、
輪郭を感じられる一生にしたいもんだ、と思ったよ、、

タメが無いと良くない。

アウトプットばかりの出涸らしじゃダメで
内側に置いて醸成させる時間
醗酵させる力がないと。
だから、独りの時間。
過ごし方が肝心。

極力、誰にも連絡しない。
メールの返信、ただいま一日半遅れ。

明日からビートルズの曲で起床。
アナ・ウィンターの真似をして
５：４５分に起きようとセットしたが、
１０時までに就寝できなかった。
そういうことも含めて時間の使い方
財産、健康、子供との生活を見直し
いろいろリセットしたいな、と思う。
次に進むための２００９年を過ごしていくために。

背中に片翼だけでも感じられるものなら
幸せに生きていける。

ガードがきついのは良くない。
守れても風通しが悪い。
チャンスが三年も十年も
遠ざかって見える。

自分の言葉が出て来ない、
本に書いてあった言葉みたいに真実味がない、
タイミングがわからないのは経験不足だから。

年齢じゃないね、生き方だね、やっぱり。
いくら気持ちが強くても、時間は永遠じゃないよ。

鉄は熱いうちに打て、って言うけど
自分が鉄を打ちつけるだけの強さを持たなかったら
クールじゃなかったら、結果はグチャグチャに
なっちゃうよ。

今日みたいに素直じゃないのなら、
クールになって考える事ができないのなら
もうホットな情報もコネクションもあげない。

リーダーなら自分で決めなくちゃいけない事が
たくさんあるし、もっともっと前を自分の責任で歩くんだもの、、。

結局なんでもそうだ。

音楽も小説も仕事も勉強も
恋から愛への変遷も、

その出逢いについて
個人の思いが醸成され洗練されていくには
考え尽し言葉に成るに十分な「場」と「時間」、
試行錯誤する「回数」「行動」が必要なんだな、と思う。

思いは微粒子のように、常に振動している。

振動できる空間、または距離
耐えられるキャパシティが無ければ
長い時間、いくつかの思いを抱いたまま歩いていけない。

行動が大きくダイナミックだったり、
複数のコネクションを保ち、
新鮮な情報を多く持つ人は速度と求心力がある。

ただ、目の前に来た物を見る人
手にとるだけの人、食べて終わる人

そこから本質を知ろうとする人、
もっと巧い食べ方、素材を求めて
産地へ向かい、厨房の人間に会い
何があるかを知り、どこまでも動き続けられる人。

その時限りになるかは、生き方の違い。

ふたたび交錯し、つかず離れず共に生きて
思いを求め合って一喜一憂を共有できるか、は
生き方に依る、と思う。
バランスがとれることでなければ
維持できるものじゃない。

本当の強さ美しさ温かさは瞬発力では無い。
継続するもの、経年に耐えうるもの
長く生きて初めて語られ、
人に求められる、生き方そのもの。
チャンスは来るべくして来る。
この生き方で手に入るもの、入らないもの。
二十歳に抱いた夢の輪郭が具体的になって
胸に降りて来る。

足元を見つめ、
襟元を正し積み重ねたい。

わたしにできる生き方を。
そう、ひとつひとつ。