腹の立つことなど、山ほどある。
自分が思うほど、道に転がる人の思いは丸くない。
うまくいかなくて当たり前、反対されないだけいい。
ぎゃあぎゃあ言うのは、もうよそう。
もっとリアルな現実を真摯に受け止めて歩かなくちゃ。

設計者と共にホールの現地確認を行った後
大きな神社に立ち寄り、三ヶ所でお参りした。

うまくいきますように

結局、世の中みそぎのスタイルだ。
願いを叶える為に当面早起きをしよう、などと
社内で頭を垂れ、生活に誓いを立てる自分がいた。
生きる場所に関わらず、生活を制する者
自分を制して行動する力は尊ばれる。
それだけで通りやすい。

参拝しながら息子とふたり、清々しい気持ちだった。
カップルも家族連れもいた。建物も素晴らしかった。
よく夢に出て来る聳え立つ神社が、ココだったことに気付いた。

ぼくは日本人になりたいよ、と
アメリカへ向かう飛行機で
隣の席に座った黒人のビジネスマンが言ってた、
と出張から戻ったNY社長が話してくれた。
死んだら今度こそ日本人に生まれたい、と
わたしの友人も言ってたわ。
外国人が憧れる国・日本、その素顔に浮かぶもの。

人を傷つけるのも、ひと。
温め勇気づけるのも、ひと。
人とヒトは強烈につながっていなければ、
悲しみにうつむいてばかり。
思いの重さに地団駄踏むばかり。

小沢さんニコタン、臍から下は自民じゃないか。
政治不安定は誰も喜ばないよ、恥ずかしい。
意固地になって大人気ないな、そんだけ出過ぎたら
どうやって後始末して、引っ込むの。
日本国民は、単純に民主党なんか選ばないよ。

暮らしはメンテナンスがセット。
クオリティが高くデザインが美しいものを
数少なく持ち、長く使う方が日々暮らし易く
プラゴミ、粗大ゴミがボンボン出ない。

性能、価格で妥協すると
結局、後始末でロクなことがない。

ああ、人間との出逢いにも言えるような。

この家は丸い地球の一部分で
この暮らしは無限の宇宙に浮かんでいる。

浮かんだ星のうえで巧く暮らすため
集団で生きるために飲んだ種々の契約、約束事。

紙切れの数が「力」じゃない。
目の前の価値観が全てじゃない。
この世界観が全てじゃない。

青い星はわたしたちを乗せ、くるくる回って暦を進め
一年かけて太陽の道を歩き続ける。

長年ゲームを買い与えられた子供を
コントロールする手綱を
その親が握れるわけがないじゃないか。

子供と向き合う時間と我慢を持たずして、
子供が、親の愛情と執着を認めるはずがない。
自分と向き合う時間と我慢を持たずして、
執念深く人を愛せるわけがない。

衝動的な行動にブレーキをかける人間らしい皺が、
脳に深く刻まれる瞬間が生まれるわけがないじゃないか。

人殺しをして悪くない、ってか。
刑務所入るため線路に突き落とした、ってか。
パートで働く母親をノコギリで切断した、ってか。

人の命が、こんなに軽んじられる理由は何だ？
短絡的に人の人生を奪い、他人の命の、
その夥しい流血の上をノウノウと歩く
世界を繰り広げる脳に、
ブレーキをかけるまともな皺が無いのは何故なんだ？

孤独でひとり、部屋の中で何度も泣いていたんじゃないのか。
この数年、生きてる実感が欲しくて心細くてどうにもならなかったんじゃないのか。
温もりが欲しくて、昔のように強く抱いて包んで欲しかったんじゃないのか。

生きる意味と実感が欲しかったんじゃないのか。

自分に満足できないのは何故
自分を伸ばす我慢が身に付かないのは何故

なぜ、向き合えなくなった？

たとえば資金力、能力、人脈、人間力など力及ばず。
釈迦力になって猛進しても持久力尽きてモノにできない。
今のタイミングについて、一旦諦めが肝心じゃないか。

高級魚クエ、えークエ食え？
そんなサカナは知らないな〜。

中国・外国産のフルーツ・野菜は買わないので
中国産米を日本の一流米にして平然と売っていた
大阪の会社には、すごく腹が立ったけれど

売値から逆算して儲けばかり追及するなら、
会社はメチャクチャになるだろうよ。
クォリティの高い安全なもの日本のものなどと、
強い企業理念があってくれるなら、多少高くても
それを選び長く支援し続けることができるけれど。

賞味期限の改ざんは、わたしは腹が立たなかった。
それでも、まだまだ美味しく食べれるし、
お腹を壊さない、命に関わる事故にならないなら
賞味期限の設定自体が間違ってるんじゃないか、
なんて思ったりして

まだまだ食べれるものが捨てられて
大量なゴミになるのは、もったいないし
わたしは赤福も白い恋人も好きなので、
そんな問題で優良な日本の企業や産業が
追い詰められるのは嫌だな〜、と思ってみてたのが本音だった。

不二家じゃないが、むかしむかし親戚が日本を代表する
お菓子会社の工場にいたときに工場見学がしたいな、と言ったら
『げげ、すげぇー汚いないぞぉぉ！！黎明ちゃんっ！』
と、恐ろしい顔をした。
特に、わたしの好きな○○○が一番汚くて二度と食べれないぜアンナ物！だそうで。

確かに値ごろ感ってあるけれど、消費者が安いばかりでなく考えて選ぶべきで、
いつもいつも企業や会社ばかりが一方的に悪いとは思えない『偽』問題でアール。

150％ねむい、ねよう、ねる。

生活は行動が美しいと、ロスも少ない。

あるピアニストから電話をいただいた。
実力は勿論、テレビのテーマ曲も手がける
著名な方なのに、とても気さくな人だ。
ご相談があって、いろいろと
お手伝いすることに。

縁を編む、出逢いは数奇なるもの。

十数年前、あの真面目な農家たちに出逢い
「思い」を太陽の方向へ育ててもらわなければ、
今、わたしが持つすべてはあり得ないのだから。

ああ、スタインウェイ＆サンズの中古ピアノが欲しい。

とにかく、目先のことで決めちゃいけない。
間に合わせの買い物もだめ。
選択は生き方に合ってないと、、、無駄が多い。

なんでこんなに気分が悪いんだろう。
いいことが続いてるのに、楽しくない。
なんでだ？？

眠くて仕方ない。
まさか仕事中に欠伸が出るなんて、、、。
春眠暁、春か？？

道に迷ったら、足跡形跡をさがせ。

やらないひとは、できない理由がいっぱい。
口から山ほど出て来て、見てるだけで
お腹がいっぱい。

この命は生まれたことこそ、奇跡で
なにをわめこうが
なにに執着しようが
傷つけようが
傷つこうが
必ず、息絶えて跡形も無く消えて
命は終わるのだという実感が湧く。
わたしらは時の紡ぎ部、うたかたの夢。
いつか「この思い」を描く物体、生意気な「わたし」は消えるのだ。
「わたし」は終わるのだ。最悪、突然この世からもがれてしまう。

その実感が、息子を包む愛情の記憶を紡がせる。
この仕事は何のために、と社交辞令や自己満足
誰かの栄誉への執着という陳腐な列から飛ぼうとさせる。
いつか終わるのに何のために、と一時停止させる死の実感。

暗く重い現実が、この心の隣に土間のように蔵のように控えるようになった。

今年の冬は、ずっと湯たんぽ。
毎晩欠かさず、みっつ。
がんばって、お湯を沸かしていたんだけど
蛇口のH⇔Wの最高温度のお湯でじゅうぶん熱い。
身体を温めていると、無駄な不調が
減るような気がする。