ケイではなく、ミーです。
こっちはメェェェーぐらい、、、。

キリッと系眉毛に
目と鼻と口があればオッケー!

街でも、よく知人に間違われたりして
職場の同僚二人のお姉さまですか?なんて
訊かれることもしばしば。

まぁ、声をかけ易い
親しみのある顔、ということで。

もしかすると、あなたにも似ているかもしれない。

小学生のとき
ピンクレディが出て来たときは
一大センセーショナルが巻き起こった。
健康的でセクシー、大胆な振り付けに目が釘付け。
毎回テレビの前で、ピンクレディになりきった。

社会人になって
夏の出張の車の中、聴いていたラジオの女性DJが突然、
「渚のシンドバット」に振った。

流れてきた歌をじっくり聴いてみると
インパクトはあるし、ハーモニーがいいし
ノリはいいし、やっぱり面白かったので
ベスト盤CDを、買いました。

でも、こういうの家や車で滅多に聴かないものだよね、、、。

ちなみに、
うちの息子が好きな昭和歌謡曲は

山口百恵の「プレイバックpart2」
石原裕次郎の「嵐を呼ぶ男」など。

わたしは若い頃の美空ひばりも好き。

ピンク・レディー CD ビクターエンタテインメント 1999/08/04 ¥2,520ペッパー警部
S・O・S
カルメン’77
渚のシンドバット
ウォンテッド(指名手配)
UFO
サウスポー
モンスター
透明人間
カメレオン・アーミー
ジパング
ピンク・タイフーン(In The Navy)
波乗りパイレーツ
KISS IN THE DARK
マンデー・モナリザ・クラブ
DO YOUR BEST
うたかた
Last Pretender
OH!
2年目のジンクス
ポロロッカ

松坂慶子

2004年10月21日 日常
何をおっしゃりますのん。
ぜんぜん、レベルが違ーう。

わたしが保育園児の頃、
時代劇の画面に見つけた慶子さんは
まるで美しい少年のようだった。
袴をはいて凛々としていた。

穢れも澱みもなく、視線が真っ直ぐで
「ハイ!」と答える顔は光が溢れて
目が離せないほど、キレイだった。

確か、「江戸を斬る」だったと思うな。
西郷輝彦とか。違ったかな。

DVD 松竹 2002/04/21 ¥3,990 つかこうへいの同名戯曲を、時の角川映画総帥・角川春樹がプロデュース、『バトル・ロワイアル』の深作欣二が監督した痛快アクション人情悲喜劇の快作。 東映京都撮影所の大部屋役者・ヤス(平田満)はスターの銀ちゃん(風間杜夫)から妊娠した恋人・小夏(松坂慶子)の面倒を見る羽目になってしまう。やがて彼女と結ばれ、彼女と生…
「あなたがテレビに出て来たか、
と思ったのよぉ!ほんとに。」

「まさかぁ、出てない出てない。」

「話し方から、立ち居振る舞いが
そーーーっくり!」

「へ、誰が?」

年金未納問題の記者会見を観た59歳の看護士さん。
ショムニが放映されていると、必ず言われた。

確かに、物怖じしない長身の男顔かもしれない。
あんなに、尖がって話さないけどね。

第一位、天海祐希

2004年10月21日 日常
「あなた余命三ヶ月になったわねぇ。」

「えっ!なんで?わたし?」

「そう。」

突然話し出した
隣のデスクの奥さまは52歳。
いつもドラマにハマッている。

「しかし、ひどい話だね。設定が悪い。」
「いつも、思うのよ。だって、似てるんだもん。」
「あんな美人じゃ、ないじゃぁーーーん。」

テレビは観ないし
なに話してるのか、わからないことが多い。

切れ間なく、彼女がテレビに出るので
ここ10年似ていると言われ続けた。

まぁ、どうでもいいですね。
「わたし、もうダメ。」
と今朝、母が倒れた。
最後に、お母さんと抱き合ったの、
いつだっけ?と、ゆうべから考えていた。

「眠っていないからだよ。
この一ヶ月眠れていないカラダだもん、吐き気ぐらいするさ。」

腰と背中を襲う強い痛みが、母を眠らせない。
出勤間際まで背中をマッサージすること約20分、
「良くなった。」と言うので
わたしはガラガラお化粧もせず、会社に向かった。

「手当て」と言う位だから、ハンドが効く。
家族や他人の手が癌に一番いいらしいの、と母が言った。

今夜から、就寝時は40分のマッサージ。
痛みが取れて、ぐっすり眠って欲しいな。
これから毎日朝晩続けよう。

生きるとは、「信じること。」
目の前のことを「受け入れること。」
「自分を許すこと。」
自分を解放できない人は、他人を許すことなどできない。

母は、一番初めに出会ったひと。
この世で初めに、笑顔を見せてくれたひと。
赤ちゃんだったわたしを温かい手で育ててくれた、ひと。
初めに愛してくれたひと。

彼女が彼と愛し合って受け入れて生まれた
喜びの多い命だったはず。
だから、わたしは彼女の人生の曇りない喜びでいたい。

今日から母を抱き、彼女の人生に時間を分けて住む。
かけてもらった温もりを、この手で塗り返したい。

両親は、かけがえがない。
あなたたちしかいない。

帽子が先か

2004年10月20日 日常
この秋、リュクスなアクセが増えた♪

極めつけのNEWは、おほほほ
ネイビーのレザートレーーンチ♪♪
黒よかフェミニン、
何とも言えない柔らかさが漂って素敵
うししし。

艶やかなフェロモン香る明るい女盛りは、
お洒落も大胆に変化して、
ムチャクチャ毎日が楽しい。

が。
の筈だったが。

髪が抜けた。
ごそーーーっ。

これは木の実も落とす異常気象、台風のせい?

今日鏡の中で、気がついたわたし。
なぜに、セミロングがスカスカ。
ありゃ、ちょとぉ、この地肌は、もしや禿げかかってるん!?

こぉんれは、まずーい!
いくら、お洒落しても
ハゲじゃぁ、話にならなーい!
色気もクソも、んなものなーい!

まず帽子か、それともカツラか。

いやいや、規則正しい睡眠が先かしら。
とほほほほ。
日曜日は、友人たちのギターライブで
小さなライブハウスにいた。

10歳年下の男性たち三人なのだが
清々しいオリジナル曲を披露してくれる。
慣れ過ぎたプロより、全然気持ちいい。
心が動く。

声がかかったら、行かねばならない。
デート以外は、滅多に断らない。

ギターが好きな息子は左利きで
手持ちのギターは弦が逆さま。
彼も二回目の同伴だったが
ノリやリアクションがいい。

12月で4歳になるが、
お酒が出る大人の場所に小さい子は物珍しく
社交的なこともあって
「かわいい。」などと、
社会人のおねえさま、おにいさまの受けがよい。
怪訝にされたら、連れて行けないので有難い。

思い起こせば、2002年の12月の暮れ。
The Beatlesの
「across the univerce」を
どうしても弾き語りしたくて、
とうとうヤイリのギターと楽譜を買った。

が、しかし。

そう簡単には、できなかった。

それは、おどろおどろしい唄とギター。
部屋に響き渡る、不気味なサウンド。
混ざり出す、自分の笑い声。

ライブを開いた三人が
2004年春から教えてくれる、と言ったので
うきうきヤイリを抱えて行ったものの、
あまりのレベルの違いに
初めの一回こっきり。

でも、いつか。
たとえ、おばあちゃんになっても。

このギター
アンアン嬉しい声が漏れるほど
泣かせてみたいぞ、っと。

ひまわり

2004年10月19日 映画
確か、21歳だった。

立川駅前のアパートは
時々、女の子のバイト仲間で溢れた。
不思議と、真面目な子ばかりで
今もそこにいた四人は、
友人として連絡が途絶えない。

わたしは
六つ年上の恋人のプロポーズを断り
混沌とした恋愛を見つめていた。

本を読み、映画を観た。
乾いた砂に、ジュっと水が染み込むように
満足することなく、貪った。

そんなときに、この「ひまわり」に出会った。

始まりは、マルチェロ・マストロヤンニとソフィア・ローレン
が演じるキュートなカップルに笑った。

後半でオイオイ、オイオイと泣いていた。
モスクワに抑留されていた、おじいちゃんの人生とも重なり
どこが、どうで悲しいのか
涙が出なくなるまで、繰り返し観た映画だった。

そうして、自分の恋に見切りをつけることができた。

いつも答えは、真剣に求めることが大切だと思う。

わからなくても。
若くして、心は悲しみに明け暮れるばかり
今は先が見えなくても。
はっきりとした答えが
長く胸に降りて来なくても。

誰にも見えない
誰にも聞こえない、その積み上げが幸せへの近道で

100人いたら、
それぞれに合った100個の幸せのカタチ
愛のカタチ
生きるミチがあるのだから。

あなたの心が求めて歩く道に
無駄なことは、何ひとつない。

DVD ビデオメーカー 1999/12/24 ¥3,990 さんさんと輝く太陽に向かって、誇らしげに大輪の花を咲かせるひまわり。その太陽とひまわりを、男と女に例えた作品である。戦争に行ってしまった愛する夫、アントニオ。ひたすら彼を待ち続ける妻、ジョバンナ。終戦後も帰ってこない夫を探すため、ジョバンナは単身ロシアに足を踏み入れる。 徐々にやつれ果てていくジョバンナの姿は…
ここんところ
世界三大テノールの
♪ホセ・カレーラスの「マリア」が大好き。

朝から晩まで、頭の中で鳴っている♪
今も、ずっとずっと聴いている♪
Repeat♪Repeat♪Repeat♪

マリィ〜アー!

アアアアアアァ〜〜〜アアァァ〜〜〜!

マリィィーアァ〜!
マリィィーアァ〜〜〜!

マリィィィィ〜〜〜アアアアァァァァ!!!

マリィ〜アー!

アアアアアアァ〜〜〜アアァァ〜〜〜!

マリィィーアァ〜!
マリィィーアァ〜〜〜!

マリィィィィ〜〜〜アアアアァァァァ!!!

歌ってしまった。
たまらない。
「お世話さまでーす。」
保育園のお迎えに行くと

「ママ、来たのぉ?」
と玄関へ一目散に走って来て

タイトスカートから伸びた、
わたしの足にキスをする。

「いやん、ヨーロピアンですこと!」と
キャピキャピ弾む、若い保育士さん。

誰の真似なのか、
お別れは、まるでナイトのように
手の甲にキスをする。
 

この彼。この頃、おもしろい。

son「オレたち、フランスで結婚したんだぜぇ。」
mam「ぶっ!誰と?」
son「ママとでしょ。」
mam「えぇ〜、やめた方がいぃよぅ。もっとイイコがいるってばぁ。」
son「だめぇ、ママとするぅ。」うえぇぇ〜〜。

先週二年ぶりに、体重が1キロ増え
母子手帳の基準値の枠に入った。

そしたら食事の態度も良くなって
落ち着きが出だした。

ちょっとバランスが取れたら
ワンクッション間合いを取るようになり
「泣き」が激減した。

目覚めは最高、上機嫌!文句なし!
起きた途端に一発で、タンタン走ってく。
彼が明るいと、家も明るい。
朝から誰も、グチャグチャ言う必要なし。

mam「ねぇ、お耳あるの?」
son「あるある。ほら見て。ここ、ここ。」
mam「あるだけじゃ、ダメなのよ。よく聞く耳じゃ、ないと。」
son「へぇ〜〜、そうだったんだぁ。」

確かに、歩けない赤ちゃん時代も
ゲラゲラの笑い上戸だったが
それが、この頃花盛り。
寝ているときでも二度三度、爆笑している。
 
mam「ちゃんと、わかったのかしら。」
son「ハイ!了解します!しゃちょー!」
mam「それを言うなら、了解しました!でしょう?」
son「ホイホイ、了解しますぅ!」

顔はジャーニーズ系、キムタク、と言われる。
わたしも芸能人の売れっ子のいろんな人に似ている、と言われる。
が。
が。
まぁ、似ていない。

son「ママたらぁ、かわいい!チュ!また、明日ね。おやすみ!」

この子、うまいなぁ!などと、
今は人受けのいいタイプ。

愛の情景

2004年10月16日 恋愛
 フランスも寒くなった。
 冬が近い。
 低い雲り空で暗いよ、と
 白いポロシャツに紺色のトレーナーを
 着込んだ彼が言った。

どちらかが外にいて
パソコンの前に座れなかったら携帯で話す。

毎日欠かさず、連絡を取り合う。

フランスと日本に住み
地球サイズで遠いけれど
お互い毎日の変化を知って
いろいろな話をする。

たとえ、幸運なことに
ひとつ屋根の下に二人が眠れても

心が寄り添わない
意地を張って見つめ合えない
お互いに必要としない、と思って
話もしないでいるなら
カップルでいることに意味を感じれないはず。

うちの両親は、とてもとてもタイトで
父が笑えば母が笑い、二人で笑い死にしそうな勢い。
父が泣けば母も泣き、まるで滝のような鼻水を流して母が叫ぶ。
「わたしたち二人で泣いてるんだから!」とか。

心の友というか同志というのか、まぁ面白い。
「また生まれ変わっても、お父さんと結婚する。」と、母は言う。
タイトな分、喧嘩していた時期も
お互いの執着心というか愛の深さを露呈し合うように
漫画に喩えたら、まるで「愛と誠」さながら
凄い世界だったが
隙間のない愛の時間を約40年、刻み続ける。

この一年、これで三回目の入院になったが
母が「癌」という事実に一番ショックを受けているは勿論、父で
頼むからオレの太陽を奪わないでくれ、と叫んで見える。

母の病気に関わるニュースは、わたしたち家族をなかなか眠らせない。

そう。
愛し合っても、不遇な病気に見舞われることもある。
どちらかの都合があって遠距離にもなる。
願い叶わず、失うことも多々ある。

だから。
人生の最後まで二人一緒に眠れはしない。
永遠ではないのだから
幸運にも誰かと今を見つめ合うなら、
無理なく、できるだけ懸命な態度で
最善を尽くしたい。

ジェラシーの嵐

2004年10月16日 恋愛
ゆうべは、ネットで遅くなってしまい
ベッドに入ったのが午前1時半。

シマンテックのHPを確認したら
ノートン・アンチウィルス2005の
ダウンロード販売が11月に持ち越されたので
古い2004の30日間体験版で持たせることにした。
何だかんだと起きていたら、
メッセンジャーがオンラインで、彼が叱る。

「起きてるの?」
「うん。」
「どして?」
「いろいろしてる。」
「浮気してるの?」
「しない。」
「何時だと思ってるの?」
「眠る。」
「おかしいな。」

もう長い。しつこく疑う。仕舞いに、イヤになる。

「馬鹿ね。いつも信じない。知らない。」と、眠った。

そんなに焼餅焼かないでよ。
一方的に焼いたって、食べ切れないんだから。
お腹いっぱい。

つまんないことを詰めて
関係を冷やしてみたって
もったいないじゃない。

Love Letter

2004年10月16日 日常
昨日、出勤して机に座ったら
「後で読んでください。」と
ひどい淋しがり屋さんの同僚に
ラブレターをもらった。
びっくり。

誰にも相手にされない人。

いいの、悪いのって
この頃のわたしは以前にも増して
相手がイチイチ気にならないため
話しかけられて
普通にしてたら
彼の心に触れてしまったらしい。

メール以外でもらったの、久しぶり。

汚い字だが、内容は素直で
短くすると
「子連れでも、かまいません。
日曜日に食事に行きませんか。」
と書いてあった。

「すいません。行けません。」
「無理?」
「無理。」

断ったら、悲しげな顔。
でも、仕方ない。
気を持たせたら、淋し過ぎる彼に
もっと悪い。

ガンが治せるなら―

2004年10月15日
母が悪性リンパ腫瘍、「癌」であることがわかった。
多発性なので、取り除いてもダメらしい。
リュウマチもそうだが血液の病気、と彼女は言った。
的を得ないので一度、Drと面接が必要だと思った。

しかし、遅い。

初診から入院まで一ヶ月を要した。
大学病院に細胞を送って検査したため、という。
そういうこと初めに言いなさい、よ。

Drの世界は一般人が考えるより、遥かに特殊で異常だ。

わたしは25歳で前十字靭帯を切った。
その膝にカメラを入れたがったDrがいた。

オペの最中のこと。
カメラが程なく入ったところで
打ち合わせになかった研修医が、ゾロゾロ5〜6人入って来た。
まな板の上の鯉になっているわたしの膝を
代わる代わる覗き込んだ。

「ぅおお、切れてるよぅ〜。」
「どれどれ、うわぁ、ホント。切れてる。切れてる。」
「どれどれ。あ、ここね。」
「そそそ。」
「この娘、関節柔らかいよね。」
「ね〜。」

一体あなたたちは誰よ。
下半身麻酔だけで一糸まとわずの身体に何をしているの。
ねぇ、お医者さんって聖域じゃない。

「オレ、あれが欲しいんだよぅ、ダイナミックアロー。」
「ああ、あれね。」
まぁ延々と、まぁ悠長に、だらだら続く不謹慎な日常会話。
手術台の上で、ほとほと呆れながら聞いた。

ほれほれ見せてあげたぞ、とマスクの主治医は自慢気だし。
患者の存在も心も宇宙の彼方、完全に忘れている。

その主治医。
退院してからの外来で
「切れているなら、再見術をしてください。」と、話したら
「えぇ、す、するの?オレ、し、したことないし。
しない方がいいよぅ。大きな傷できるし、まだ若い女性だし。」
などと、言った。驚いた。
結局のところ、彼は中が見たい。
後輩に「材料」として見せたいだけだったのだ。

二年後、絶対手術をしなければならないほど痛んでしまい、
別の医局の病院で何度かオペを経験したが
全身麻酔以外は、不謹慎な会話を聞かないことはなかった。
Drなるものの、人間不信がキッチリ出来上がった。

自分のカラダや歯を大きくいじくることになったら
遠方になっても、Drは信頼できる先生を探した方がいい。
やり直しが利かないから。

病気と向かい合って、快方望むならメンタルは無論大切だし。
信頼関係がなくては会話も、後にある何ひとつ重ならない。

大事な母のことで一生の後悔はしたくない。
可能な限り、ベストを尽くしたい。
 人の心って、まぁ、なんて単純。

欲しかったものを手に入れた途端、
また別のものが欲しくなってぇ。

この頃の激しいショッピングでしみじみ、
自分を反省すること、然りぃっす。

もっと、いいものよぅ
もっと、違うのよぅぅ
もっと、いっぱい必要よぅ、と
底無し沼の欲張り。

何処までも
何時までも追い駆ける、アホな物欲ハンター。

お父さんも連日
食べ切れないほど、魚を釣ってくる。
魚は生ものだからさぁ。

「楽しい!」っていうのは
少し気をつけなくちゃ。

自分の器量にあった程度にして
毎日気持ち良く生きたい、と
強く思うので。

セックスに限っては、
常に潔癖なマンツーマン
実は心に受け入れた、ひとりしか感じない。

しかし、若い頃は
当たり前だった優しさを
失って気がついたこともある。

ああ、お金で絶対買えないもの
うう、それはあなたの気持ちだったのね、と。

今は真剣に幸せを求め続けたので

縁がないものは絶対いらない。
自分の手に負える必要なものしか、いらない。
未練はないので決して追わない。逆立ちしない。

こんな風に、ポジティブに選ぶことが
なかなか大切なのだ、と
この頃やっと、わかったのです。

幸せ求める、小さな太陽を
心に持ち続けましょう。

いつか、春が来るんだから。
理屈抜きに惚れ込んでしまった
片思いを除いて。

日常の人間関係において
一方的な気持ちで自分だけ走るのも
身近な誰かに走られるのも
誰だって本当はつまらないだろう、と思う。

ゆうべ、娘の小さな嘘に対して
彼は猛烈に怒っていた。

怒ると黙んまりを決め込むタイプは、
一番苦手で嫌いだが

彼は語録が多い分
一度火がつくと、ポジションや表現を変えてシフトアップするから
言葉が止まらなくなって激しい。

今いない他人へ
汚い言葉をボンボン吐く方もそう思うが、
見ていて大変痛々しい。

「その嘘に大きな意味はないでしょ。何かをしたかっただけ。
まぁ、初めに彼女の理由を聞いてからね。愛しているわよ。」
と、眠った。

こと「怒り」とは、生活に関わる身近な相手に絡む問題が多い。
だから、自分だけのモノでないとも言える。
自分本位に怒りの波を大きくして感情に溺れたら
その人間関係の未来に、意味のある太い釘を打ち込めない。
ただ、ただ溺れるのでは、もったいない。

自分のポジションは自由に決めれるのだから、
相手のスペースぐらい、認めたところに立つようにしたい。

おぬし日本人らしからぬヤツじゃ、と
外国人に面白がられるわたしは、それはそれ。あれはあれ。
感情の短い、ノンストレスに近い関係が多い。
強いて美点を挙げれば、レシーブと割り切りの良さだろうか。
何をどう話しても、関係に響きにくい。

器用と言えば、器用なので
これからは、怒りという感情は見据えて
もっと、お互いに活かせるよう
有効な釘に変えて打っちゃうわよぅ、と
稀有な存在を目指そう。かな。

すっぽんぽん

2004年10月11日 日常
 
 上海の友人いわく。
今夜、中国ニューステレビの中で
MSNにウィルスがいっぱい出たぁ〜、
メールは危ねぇ、気をつけろぉ
16日(土)はもっと出るぞぉ〜、
凄いぞぉ、怖いぞぉ、と流れたそうだ。

ノートン・アンチウィルス2005が
今月15日からダウンロードできるので
この2週間はエチケット違反。
ハラハラしながら、
一糸まとわず、すっぽんぽんで待っていた。

どうしましょう、あなた。
これは何だか、危ないわ。
中国のウィルスって、とっても強そうだし。
そんなのに犯されたら、大変。
今のわたし、無防備過ぎるわ。

ドキドキしてきた、まずーい、何とかしなくっちゃ。
 
 さて、10年は凝り続けた
単色のシンプルなスカーフ収集がこの頃、
大ぶりゴージャス系ネックレス本物志向に転向。
満36歳、年を取ったからかもしれない。

この夏、2本の白髪を見つけた。
先週の金曜日。
新たに2本発見し、計4本。
DNAには勝てない。

(でも、26〜29歳と言われる。子持ちにも、見られない。
ああ、しかし。本物のお世辞なっているのかもしれないなぁ。)

ネックレスは
何が欲しいかが決まっていて
この連休を使って、みっちりネットで探したら
ちゃんと三つとも見つけた。
けれど、海外オーダーになってしまい
予想よりは安かったのだが、送料がべらぼうに高くてがっくり、
為替のレートも面倒で、躊躇した。

そうこうしてるうちに。
某有名百貨店の倒産品、ヨーロッパ製ジュエリーを見つけて
あまりの安さに余計なものまで買ったが
どれをみてもヨーロッパならではの凝ったデザインでボリュームがあり
田舎を歩くには派手めなわたしのニーズにぴったし、しっくり。
合計10点が14000円也、好い買い物になった。
だって、店頭価格の75〜90%OFF!!!素晴らしいぃ。
中には、29000円が2600円なんてのもあった。

メールでオーダー直後、ショップから電話が入り
一番欲しかったターコイズが欠品で、とても残念だったが
安くて楽しかった。

本当に欲しかったものは、どうしよう。
ま、いいか。様子をみよう。

人生はいつも、こんな風に横道に反れて行く。
買い物から戻ったら
アメリカから小包が届いていた。

中を開けて見ると
息子のおもちゃ、洋服と靴下、絵本、お菓子
グランドキャニオンの写真集
手紙と家族写真
わたしが二年前に忘れた
           J・PRESSの赤いニットが入っていた。

それから、もうひとつ。
ジョージ・ブッシュが印刷された偽札が一枚。

その写真の下には
「インターナショナル・テロリスト」
裏表のあっちこっちに「9−11」の日付と
「戦争はテロリズム」「仕組まれた9月11日」などと
アメリカ政権の不正を非難する言葉が
いっぱい印刷されている。

送ってくれた友人は33歳の女性。
「これ、面白いよ。ブッシュは初めから信用できなかった。
もう、たくさん。KERRYに当選して欲しいよ。」
というメモの中に、偽札を包んだ。

彼女はシングルで子供を産んだ。
子供が一歳半の9月に
音楽教師になる、と決心して
一度卒業した大学に入学し直した。
そして、今のフィアンセに出会い
この秋に三年生になった。

見ていると、いつも感情と行動が一致している。
感じるまま思うまま、真っ直ぐに生きていく。
その分、疲れを感じる日はフラストレーションが非常に高い、と思うが
この辺りの日本人に比べたら遥かにタフ、スタミナがある。
スケジュールした通りに、やり遂げる。

優しくてパワフル
たまーのたまに、心の傷が痛んで涙が止まらない晩があったりして

実は、この親友のアメリカ人の彼女。わたしの彼と酷似している。

貧乏でもない、インテリなフランス人なのに
アメリカ大っ嫌いぃぃぃー!!と、途端に熱くなって
ギャアギャア毛を逆立て、噛み付き出すから
とても伝えられないのだけれど。

国籍はどうあれ、
まず、ひとりの人間として見てね、と言いたい。

あなたも、いろいろあった結果そうなったのだろうけど
アメリカに住む人々にだって色々な事情や思いが、あるんだから。

今は90歳を越える、彼女の義父はドイツ人のDr、軍医だった。
「ヒトラーの恐ろしさに、全て投げ出して逃げたんだ。
怖いから、ずっとアメリカに隠れていたんだよ。」と
小さな声でニンマリ、片目でウィンクしながら
わたしに言った。
まだ、確認したことはないが

宇宙の中にいて
そこに浮かんで回転する星の島国に
わたしは立っている。

ひとつの星だが、人が生まれ
やがて大陸ごとに、争いも多く
血がたくさん流れて
線を引いたり消したり、
国々が細かく分かれている。

ずいぶん偉そうにしている者もいる。
それぞれ
いろいろな種類の生活が強いられて
見た目は少々違うが、

2、3回の食事と
適量の睡眠が毎日必要で
太陽がなければ生きていられない
人間という、同じか弱い動物である。

たまたま紙幣がないと暮らせない国に生まれたので
紙を何枚か、いただくために
日中はやりたいことを我慢して
椅子に座っている。
ありのままで許され
まぁまぁ喜ばれているから
これも幸せな時間かもしれない。

プライベートは自由だし、
毎日安心して生活している。
台風は来るけど今のところ
大きな爆弾は落ちてこない。

人生が残すところ、半分になって
いつ死ぬか、わからないから
無性に時間が、もったいない。

とにかく夢を叶えて、死にたい。

多くの紙を集めなくては、いけない。

この星にある、紙の数は大体決まっているのだ。
たくさん集めて使っても、
全てがいつか無駄になるようでは、困る。

目を開いて
正しそうな道を見極めて挑む必要がある。
多くの人にとって
長く意味のある投資をしなければ、いけない。

なーんて意気込んでも、言ってみても結局のところ。

自分が生まれて
持ち続けた「魂」を形にして
残したいだけなんだけど、ね。

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