フランスでの土曜日。
彼の飛行機クラブに付き合って、
黄色のカナリーというセスナに乗った。
初めに息子が一時間飛んで
次に、わたしが一時間半ぐらい飛んだ。
まぁ、怖いとかじゃなくて
飛び始めて地面を見たら、
台風の後の波乗りじゃないんだけど
一年の中で時々感じる
デットゾーンに入ったかのごとく
一瞬にして
「ああ、何があっても仕方ないな。ま、いいや。」と
自分をあきらめた。
「パラシュートあるの?」
「え、ない。ううん、ある。あるけど、間に合わないからだめ。
フラットな田んぼに降りるしかない。」
「あそ。ま、いいや。」
でもまぁ、彼は次々と
わたしの知らない世界を見せて体験させてくれるんだから
お互いに、多少のお金はかかっても
スケールの大きい人というか
見たり知ったり
豊かになれるパートナーはいい。
わたしは叶えたい夢があるから
一緒に歩く男性も
資本主義ベースの生活を
淡々とこなす集中力がありながらも
大きな夢を抱くタフなチャレンジャーでいて欲しい。
身包み剥がされてゼロに立たされてもまた、
アグレッシブにスタートできるような人なら
女性も男性もいいよね。
彼の飛行機クラブに付き合って、
黄色のカナリーというセスナに乗った。
初めに息子が一時間飛んで
次に、わたしが一時間半ぐらい飛んだ。
まぁ、怖いとかじゃなくて
飛び始めて地面を見たら、
台風の後の波乗りじゃないんだけど
一年の中で時々感じる
デットゾーンに入ったかのごとく
一瞬にして
「ああ、何があっても仕方ないな。ま、いいや。」と
自分をあきらめた。
「パラシュートあるの?」
「え、ない。ううん、ある。あるけど、間に合わないからだめ。
フラットな田んぼに降りるしかない。」
「あそ。ま、いいや。」
でもまぁ、彼は次々と
わたしの知らない世界を見せて体験させてくれるんだから
お互いに、多少のお金はかかっても
スケールの大きい人というか
見たり知ったり
豊かになれるパートナーはいい。
わたしは叶えたい夢があるから
一緒に歩く男性も
資本主義ベースの生活を
淡々とこなす集中力がありながらも
大きな夢を抱くタフなチャレンジャーでいて欲しい。
身包み剥がされてゼロに立たされてもまた、
アグレッシブにスタートできるような人なら
女性も男性もいいよね。
3歳の息子は、シュウインの自転車とOGKの白
36歳のわたしは、ビアンキのオセロとMETの赤を
愛用して自転車に乗ります。
時々は、サングラスもします。
Amazonで買っていた「Barny」のビデオで
自転車を取り上げているものがあるので
彼は抵抗なく、自転車用のメットを当たり前に被り始めました。
だから、環境というか
目で知っているだけでも、そうなんだから
親としては、可能な限り世界を見せてあげたいもの。
田舎では物珍しいので、まぁ指までさされて笑われます。
笑わないでね。
だって、輸入物の自転車に乗って
メットしないで走るのは
自転車文化的に後進国みたいでしょ。
ママちゃりじゃ、ないんだもん。
36歳のわたしは、ビアンキのオセロとMETの赤を
愛用して自転車に乗ります。
時々は、サングラスもします。
Amazonで買っていた「Barny」のビデオで
自転車を取り上げているものがあるので
彼は抵抗なく、自転車用のメットを当たり前に被り始めました。
だから、環境というか
目で知っているだけでも、そうなんだから
親としては、可能な限り世界を見せてあげたいもの。
田舎では物珍しいので、まぁ指までさされて笑われます。
笑わないでね。
だって、輸入物の自転車に乗って
メットしないで走るのは
自転車文化的に後進国みたいでしょ。
ママちゃりじゃ、ないんだもん。
The Melody At Night, With You
2004年9月25日 音楽
2003年の春、使命を生きる孤独な、ある男性を知りました。
それから一ヶ月後、
わたしは自分の中の湖に深く潜って
自分と正面から向き合うことを決めました。
まるで誰もいない、
森の奥の湖の周りをひとりで歩くように
とても静かな静かな毎日を過ごし続け
自分の声を聞きました。
それ以後、妙な孤独感や寂しさがすっかり消えていました。
ちょうどその頃に、このCDを手に入れたのです。
とにかく世の中の「いい音楽」をたくさん聴きたい。
人間が奏でるサウンドから、
そこに乗る魂を感じたい。強く思い続けました。
指で打つピアノはストレートです。
この一年半の間、
心の暖炉にステイし続けた
わたしの精神的なテーマソングです。
<Amazon記>
慢性疲労症候群という聞き慣れない病気のため、しばらく活動を休止していたキース・ジャレットは1998年録音の本作によって見事に復活した。自宅のスタジオで録音したソロ・ピアノ集。
それから一ヶ月後、
わたしは自分の中の湖に深く潜って
自分と正面から向き合うことを決めました。
まるで誰もいない、
森の奥の湖の周りをひとりで歩くように
とても静かな静かな毎日を過ごし続け
自分の声を聞きました。
それ以後、妙な孤独感や寂しさがすっかり消えていました。
ちょうどその頃に、このCDを手に入れたのです。
とにかく世の中の「いい音楽」をたくさん聴きたい。
人間が奏でるサウンドから、
そこに乗る魂を感じたい。強く思い続けました。
指で打つピアノはストレートです。
この一年半の間、
心の暖炉にステイし続けた
わたしの精神的なテーマソングです。
<Amazon記>
慢性疲労症候群という聞き慣れない病気のため、しばらく活動を休止していたキース・ジャレットは1998年録音の本作によって見事に復活した。自宅のスタジオで録音したソロ・ピアノ集。
インチョン空港で10枚で約1000円でした。
半額に近いかもしれない。
昨年革のコートを韓国のショップにオーダーして、
おまけで三枚入っていて知りました。
騙された、と思って使ってみてください。
真面目に、これは凄い威力ですから。
ほんとに、ほんとよ。
半額に近いかもしれない。
昨年革のコートを韓国のショップにオーダーして、
おまけで三枚入っていて知りました。
騙された、と思って使ってみてください。
真面目に、これは凄い威力ですから。
ほんとに、ほんとよ。
プレシジョン システムムース・イドゥラ
2004年9月24日 日常
CHANELのPRECISIONの
新しいクレンジング、システムムース・イドゥラはいいですよ。
香りも優しくて、使い心地も柔らかい。
ソウルのインチョン空港のロッテ免税店で3300円でした。
わたしはこの十年、エスティーローダーをメインに使っていましたが、
六月にシャネルのエゴイストを長年羽織るフランスの彼の
ママが愛するNO.5の香水をもらったことをきっかけに
基礎化粧品にトライしています。
新しいクレンジング、システムムース・イドゥラはいいですよ。
香りも優しくて、使い心地も柔らかい。
ソウルのインチョン空港のロッテ免税店で3300円でした。
わたしはこの十年、エスティーローダーをメインに使っていましたが、
六月にシャネルのエゴイストを長年羽織るフランスの彼の
ママが愛するNO.5の香水をもらったことをきっかけに
基礎化粧品にトライしています。
この部屋にはテレビがない。
アホなわたしは知らぬ間に時間を失うし、うるさいので置かない。
インテリアは結構なイタリー尽くし。
この机もMAXというKartellの白の長い方で、確か十万円超えるぐらい、
椅子はエレガンスという美しいイタリアンレッドの布張りで六万円ぐらい、
背もたれの小さな椅子に座って
日々このDaiaryNoteを書きます。
実は、静岡で作られている「アベニュー」という二十万円の
素晴らしく座り心地の良い(至福の時間ですよ)ソファーを見つけて
革のイタリアデザイナー製へのこだわりが微塵も無くなりました。
機会があれば、初めに両親へプレゼントする予定です。
人生は一度きりだから
自分の気に入った好きなもの、
良いもので一緒に時間を過ごしたいから
欲しいものだけを買うようにしています。
わたしも、きっと息子も、この部屋が好きです。
死んだらお金は使えないし
お墓に持っていけないし。
なんとでも折り合いがつくもんね。
「お金がない。お金がないからできない。買えない。」なんて思えば
何もできなくて
気持ちが足りないことが多くて
そう、資本としてお金は
求める心に正比例して付いてるかもしれない。
何事にも。
生活上手な欲張りになりましょう。
アホなわたしは知らぬ間に時間を失うし、うるさいので置かない。
インテリアは結構なイタリー尽くし。
この机もMAXというKartellの白の長い方で、確か十万円超えるぐらい、
椅子はエレガンスという美しいイタリアンレッドの布張りで六万円ぐらい、
背もたれの小さな椅子に座って
日々このDaiaryNoteを書きます。
実は、静岡で作られている「アベニュー」という二十万円の
素晴らしく座り心地の良い(至福の時間ですよ)ソファーを見つけて
革のイタリアデザイナー製へのこだわりが微塵も無くなりました。
機会があれば、初めに両親へプレゼントする予定です。
人生は一度きりだから
自分の気に入った好きなもの、
良いもので一緒に時間を過ごしたいから
欲しいものだけを買うようにしています。
わたしも、きっと息子も、この部屋が好きです。
死んだらお金は使えないし
お墓に持っていけないし。
なんとでも折り合いがつくもんね。
「お金がない。お金がないからできない。買えない。」なんて思えば
何もできなくて
気持ちが足りないことが多くて
そう、資本としてお金は
求める心に正比例して付いてるかもしれない。
何事にも。
生活上手な欲張りになりましょう。
母の病気
2004年9月24日
フランスから戻って起きてから夕方、調子の悪い母のお腹を触った。
かなり大きな、しこりがあった。とても硬かった。
MRIを撮ったところ
「リンパ腺の癌かもしれない。」と、わたしの渡仏中にDrに伝えられた、と言った。
体中に走るリンパ腺が悪性の癌だったら、一体どうなる。
たとえ良性でも、あんなに大きな腫瘍を取って体力が持つだろうか。
母は、痛みに攻められるリュウマチを患った。
強いステロイドを飲み続けて、一年が過ぎた。
今回の腫瘍についてDrの紹介状の郵送を待っていたが
今夜の夕食で相談して、入院の準備をした。
朝早く、父が連れて行く。
彼女の生命にかかわる決定的なことが
わかったわけではないけれど
母の人生で繰り返される呼吸を思いつめると、涙がこぼれる。
一生懸命生きた人生の終盤に、そんなに病気に弄ばれなくてはいけないのか。
もうすぐ、午前三時。
眠れない。眠らなければいけない。
階下から、物音がする。早足だ。
そう、父も眠っていない。
かなり大きな、しこりがあった。とても硬かった。
MRIを撮ったところ
「リンパ腺の癌かもしれない。」と、わたしの渡仏中にDrに伝えられた、と言った。
体中に走るリンパ腺が悪性の癌だったら、一体どうなる。
たとえ良性でも、あんなに大きな腫瘍を取って体力が持つだろうか。
母は、痛みに攻められるリュウマチを患った。
強いステロイドを飲み続けて、一年が過ぎた。
今回の腫瘍についてDrの紹介状の郵送を待っていたが
今夜の夕食で相談して、入院の準備をした。
朝早く、父が連れて行く。
彼女の生命にかかわる決定的なことが
わかったわけではないけれど
母の人生で繰り返される呼吸を思いつめると、涙がこぼれる。
一生懸命生きた人生の終盤に、そんなに病気に弄ばれなくてはいけないのか。
もうすぐ、午前三時。
眠れない。眠らなければいけない。
階下から、物音がする。早足だ。
そう、父も眠っていない。
昨日、無事に帰国して午後2時まで眠っていた。
ただひとつ。スーツケースが一緒に飛行機に乗っていなかった。
ハワイで買った、万人が持つような黒の普通のタイプだ。
迷子になって、何処で泣いてるだろう。
パリか、それともソウルか。誰かの家なんて、、、まさかね。
五時間待ちの二回の乗換えがあった。
わたしたち親子は、まるで行き倒れのように
息子は床に、わたしは椅子に乗り口のゲート前で眠っていた。
たくさんのお土産は、勿論のことその中だし
愛着のある洋服やネックレスや鞄が入っている。
空港でMissingの手続きをしたが、
きちんと戻って欲しい。
それから、乗換えが多い旅行の場合は
目立つ黄色のスーツケースでも買って、それに替えよう。
平均的な日本人みたいな仕事はしない彼らに
探してもらうに、多分ため息が漏れない。
ただひとつ。スーツケースが一緒に飛行機に乗っていなかった。
ハワイで買った、万人が持つような黒の普通のタイプだ。
迷子になって、何処で泣いてるだろう。
パリか、それともソウルか。誰かの家なんて、、、まさかね。
五時間待ちの二回の乗換えがあった。
わたしたち親子は、まるで行き倒れのように
息子は床に、わたしは椅子に乗り口のゲート前で眠っていた。
たくさんのお土産は、勿論のことその中だし
愛着のある洋服やネックレスや鞄が入っている。
空港でMissingの手続きをしたが、
きちんと戻って欲しい。
それから、乗換えが多い旅行の場合は
目立つ黄色のスーツケースでも買って、それに替えよう。
平均的な日本人みたいな仕事はしない彼らに
探してもらうに、多分ため息が漏れない。
それから、これがある。
買うまで、じゅうぶん考えた。段数も色も使い方も。
ところがね、思った以上に使いにくい。
収納力もなく、なんというか大きな大きな筆入れかなぁ。
PC関係やカメラの道具はポンポン入れてる。
あとは2003師走の屋根裏大掃除で見つけた
「お父さんがお母さんに書いたラブレターと日記」を隠した。
ツルゲーネフを軽く越えている。
”まったく君は、憎らしいほど純粋だ。君は僕の姉で母で恋人なんだ、、、”とかって、ね。
もう、スゴイんだから。
買うまで、じゅうぶん考えた。段数も色も使い方も。
ところがね、思った以上に使いにくい。
収納力もなく、なんというか大きな大きな筆入れかなぁ。
PC関係やカメラの道具はポンポン入れてる。
あとは2003師走の屋根裏大掃除で見つけた
「お父さんがお母さんに書いたラブレターと日記」を隠した。
ツルゲーネフを軽く越えている。
”まったく君は、憎らしいほど純粋だ。君は僕の姉で母で恋人なんだ、、、”とかって、ね。
もう、スゴイんだから。
この部屋には、これが大、中、小と三つあります。
ふたつはキャスター付きで、本がごっそり入っています。
でも、決してしなったりしません。プラの質も強度も違う。
へなちょこじゃない。
彼はプラスティックが嫌いなので、よく思っていないんだけど
わたしは丈夫だし、仕組みも形もシンプルだし大好き。
ラウンド型とスクエア型があるんだけど、角型のほうが高かった。
しかし角型の場合、どうやって、ふたが動くのかどうしても想像できない。
実は、興味津々。
ふたつはキャスター付きで、本がごっそり入っています。
でも、決してしなったりしません。プラの質も強度も違う。
へなちょこじゃない。
彼はプラスティックが嫌いなので、よく思っていないんだけど
わたしは丈夫だし、仕組みも形もシンプルだし大好き。
ラウンド型とスクエア型があるんだけど、角型のほうが高かった。
しかし角型の場合、どうやって、ふたが動くのかどうしても想像できない。
実は、興味津々。
ブラウンの電動歯ブラシ
2004年9月13日 日常
もう、睡魔が迎えに来ない。薬まで飲んだのに。
もうすぐ夜明けの五時です。黎明です。少しでも休みたい。
時間ばかりが過ぎて、またPCを開けてしまった。
母がリュウマチになって、手がダメになったことで
ふたりで念願の電動ハブラシを、昨年暮れに買った。
アマゾンの評価は分かれていたんだけど、
まぁ、部屋の掃除と同じで
窓は窓用の掃除道具が必要なように
床のパワフルな掃除機があっても
ホウキとチリトリが家にあるようなもので
これ一本で、歯磨きの完璧を求める意見はどんなものか、と思う。
わたしはお風呂で、普通の歯ブラシで磨き
上がってから、歯と歯の奥まった間とか根元とか
こちらのブラウンを使用する。
そして、最後にフッ素を塗る。
これでしか、できないツルツル感はあるよ。やっぱり。
もうすぐ夜明けの五時です。黎明です。少しでも休みたい。
時間ばかりが過ぎて、またPCを開けてしまった。
母がリュウマチになって、手がダメになったことで
ふたりで念願の電動ハブラシを、昨年暮れに買った。
アマゾンの評価は分かれていたんだけど、
まぁ、部屋の掃除と同じで
窓は窓用の掃除道具が必要なように
床のパワフルな掃除機があっても
ホウキとチリトリが家にあるようなもので
これ一本で、歯磨きの完璧を求める意見はどんなものか、と思う。
わたしはお風呂で、普通の歯ブラシで磨き
上がってから、歯と歯の奥まった間とか根元とか
こちらのブラウンを使用する。
そして、最後にフッ素を塗る。
これでしか、できないツルツル感はあるよ。やっぱり。
フランスはポー(Pau)という街に行く。
ピレネーアトラック県の、美しい街だ。
アンリ四世で栄えたことで有名な城がある。大学がある。
バイヨンヌ(Bayonne)、ビアリッツ(Biarritz)という
温暖な海沿いの街にも、ほど近い。
ここは、ホットチョコが有名らしい。
職場の方から、お餞別も頂戴したので「お土産」は必然。
抜け目なく、サササーっと面白いものを買い済ませて楽になりたい。
彼は、子供たちと今年の夏のホリディを、そこで過ごした。
チョコレートの美術館に行って、海岸で遊んで、
ちょうどよくみんな日焼けして、
ふたりの娘は髪を切り、
新入生の一番下の女の子は、初めてのピアスを開けて
大人っぽくなって新学期を迎えている。
成人するまでも節目節目で、
「女性」として扱い理解していく文化があるような感じかな。
飛行機は14日早朝、空港まで車を二時間運転して田舎から出る。
わたしはいま、白いセリカに乗っている。
コンパクトなスポーツカーなので、
長身のわたしには似合わないという評判です。
空港の駐車料金は一日800円だから8、800円を払う予定。
成田に出なくていいから、このぐらい仕方ないなぁ。
とにもかくにも。
小さな子供を連れて、大きな荷物を抱えて、自分の車で移動できるのは、楽チンなんだから。
そこから、真っ直ぐソウル経由でパリへ飛べる。
そうそう、大好きな韓国のコリアン・エアー。二回目かな。
パリからエアー・フランスに乗り換えポーに着くのが、現地の午後10時。
たぶん。家から出て彼の腕の中に飛び込むまで
22時間ぐらいの移動時間なんじゃないかな。
帰りの飛行機はソウルまでは、ずっとエアー・フランスだけど、朝の七時半に着いて、午後1時便までインチョン空港で四時間待ちになるらしい。身も心もドヨンドヨンとしていそう。
さて、ようやくパッキングしている。
お土産を買い過ぎたみたいだ。洋服が入らない。
次に、分けるしかない。
と、思いながら頭痛から午後七時でベットで眠っていた。
シャワーを浴びて、息子を探したらおじいちゃんたちの間にデン!と眠っていた。
拾ってきた。
体調がよくない。頭の中がおかしい。ふぅぅぅ。
何とか行って、帰って来れるかしら。もうすぐ午前2時20分。
パッキングはラストだ。
明日して、とにかく寝よう。
しみじみと、「生きてるだけで幸せなんだなぁ。」と、
思う今日この頃。
子供のころは自分を愛して信頼して、大事に生きてきたように思う。
わたしを見守っていた両親は、なかなかのカップルなのかもしれない。
とにかく、ふたりだけの会話が多いからね。
体調が悪くて大変なおかげで思うこと。
一瞬一瞬の笑顔や時間を愛して、
一期一会で生き抜きたいかな。
ピレネーアトラック県の、美しい街だ。
アンリ四世で栄えたことで有名な城がある。大学がある。
バイヨンヌ(Bayonne)、ビアリッツ(Biarritz)という
温暖な海沿いの街にも、ほど近い。
ここは、ホットチョコが有名らしい。
職場の方から、お餞別も頂戴したので「お土産」は必然。
抜け目なく、サササーっと面白いものを買い済ませて楽になりたい。
彼は、子供たちと今年の夏のホリディを、そこで過ごした。
チョコレートの美術館に行って、海岸で遊んで、
ちょうどよくみんな日焼けして、
ふたりの娘は髪を切り、
新入生の一番下の女の子は、初めてのピアスを開けて
大人っぽくなって新学期を迎えている。
成人するまでも節目節目で、
「女性」として扱い理解していく文化があるような感じかな。
飛行機は14日早朝、空港まで車を二時間運転して田舎から出る。
わたしはいま、白いセリカに乗っている。
コンパクトなスポーツカーなので、
長身のわたしには似合わないという評判です。
空港の駐車料金は一日800円だから8、800円を払う予定。
成田に出なくていいから、このぐらい仕方ないなぁ。
とにもかくにも。
小さな子供を連れて、大きな荷物を抱えて、自分の車で移動できるのは、楽チンなんだから。
そこから、真っ直ぐソウル経由でパリへ飛べる。
そうそう、大好きな韓国のコリアン・エアー。二回目かな。
パリからエアー・フランスに乗り換えポーに着くのが、現地の午後10時。
たぶん。家から出て彼の腕の中に飛び込むまで
22時間ぐらいの移動時間なんじゃないかな。
帰りの飛行機はソウルまでは、ずっとエアー・フランスだけど、朝の七時半に着いて、午後1時便までインチョン空港で四時間待ちになるらしい。身も心もドヨンドヨンとしていそう。
さて、ようやくパッキングしている。
お土産を買い過ぎたみたいだ。洋服が入らない。
次に、分けるしかない。
と、思いながら頭痛から午後七時でベットで眠っていた。
シャワーを浴びて、息子を探したらおじいちゃんたちの間にデン!と眠っていた。
拾ってきた。
体調がよくない。頭の中がおかしい。ふぅぅぅ。
何とか行って、帰って来れるかしら。もうすぐ午前2時20分。
パッキングはラストだ。
明日して、とにかく寝よう。
しみじみと、「生きてるだけで幸せなんだなぁ。」と、
思う今日この頃。
子供のころは自分を愛して信頼して、大事に生きてきたように思う。
わたしを見守っていた両親は、なかなかのカップルなのかもしれない。
とにかく、ふたりだけの会話が多いからね。
体調が悪くて大変なおかげで思うこと。
一瞬一瞬の笑顔や時間を愛して、
一期一会で生き抜きたいかな。
JOSHUA REDMAN
2004年9月11日 音楽
久しぶりに
ジョシュア・レッドマンの「Timeless tales」を聴いた。
それから、「Passage of time」
これは、大好き。
特に8曲目の「After」は彼の曲の中でマイマックス、
タイトルどおりなんだけど
滑らかな帰り道というか、
美味しい人生の余韻でも味わっているみたいで
古い漢字で書くと「ことの終焉」の雰囲気がする。
いまのところ、ひとりで走るドライブの夕暮れに、とても似合う。
彼は新しくてカッコイイ。ルックスも悪くない、と思う。
ライブに行きたい。
できればUSAで、彼のサックスを味わってみたい。
ジョシュア・レッドマンの「Timeless tales」を聴いた。
それから、「Passage of time」
これは、大好き。
特に8曲目の「After」は彼の曲の中でマイマックス、
タイトルどおりなんだけど
滑らかな帰り道というか、
美味しい人生の余韻でも味わっているみたいで
古い漢字で書くと「ことの終焉」の雰囲気がする。
いまのところ、ひとりで走るドライブの夕暮れに、とても似合う。
彼は新しくてカッコイイ。ルックスも悪くない、と思う。
ライブに行きたい。
できればUSAで、彼のサックスを味わってみたい。
渡仏前の大掃除をしている。
机の上の本や書類を片したら、おしまい。
何だか辞書だらけ。
もう一冊だけ。アマゾンで五つ星、実は2万円の和英辞書が欲しい。
我慢している。
この頃増えた中国語は、先生が言ったとおり中日だけ。
あとは彼の子供たちと英語で話せないから、プチロワイヤルが二冊。
フランスの中学校に通う彼らは、新学期でロシア語の授業が始まったらしい。
わたしの机と周りとベットは
語学の参考書と、
離婚の山を登りながら下りながら
貪るように求めたカップルや心理学の本が、
ここ掘れ、ワンワン。
木の根に埋まる小判のようにわんさか、わんさか出てくる。
まぁ、わたしに仏語は難しい。
これはね、あのね、もう必要に迫られてから勉強したい。
参考書はガブガブと食べるように覚えたら、捨てたい。
本もゴクゴクと飲むように読んだら、わたしは捨てたい。
どれもこれも中途半端でなかなか、捨てれてない。
便秘みたいで、とても気持ち良くない。いけない。
掃除してみても、かなり気持ち悪い。
今年も残すとこ三ヵ月半だから、
ライフテーマは、おぉ、月並みだなぁ!「読書の秋」で。
それから平凡だけど、まず英語を少し食べよう。
ところで。
今朝、向かい合ってパンを食べていた母が急に
「フランス行くのはいいけど、ピルぐらい飲んでよ。」と、言い出した。
「あ、そう。え、お母さんも使ってたの?」
「もっちろんでしょ、女性の常識!じ、ょ、う、し、きーーーっ!」と、
叫んだもんだから、鳩豆状態で産婦人科に飛んで行った。
Drたちの話をよく聞くと
もらったピルは、生理が終わりたてのわたしには
タイミングが悪くて、
今回は、間に合わないとのこと。
こっちも、事情を知らなかったもんね。
しかしながら、計七千円を支払った。
かけた時間と労力と経費が、望んだ結果を結ばない。
この手のことって、よくある。よね。
机の上の本や書類を片したら、おしまい。
何だか辞書だらけ。
もう一冊だけ。アマゾンで五つ星、実は2万円の和英辞書が欲しい。
我慢している。
この頃増えた中国語は、先生が言ったとおり中日だけ。
あとは彼の子供たちと英語で話せないから、プチロワイヤルが二冊。
フランスの中学校に通う彼らは、新学期でロシア語の授業が始まったらしい。
わたしの机と周りとベットは
語学の参考書と、
離婚の山を登りながら下りながら
貪るように求めたカップルや心理学の本が、
ここ掘れ、ワンワン。
木の根に埋まる小判のようにわんさか、わんさか出てくる。
まぁ、わたしに仏語は難しい。
これはね、あのね、もう必要に迫られてから勉強したい。
参考書はガブガブと食べるように覚えたら、捨てたい。
本もゴクゴクと飲むように読んだら、わたしは捨てたい。
どれもこれも中途半端でなかなか、捨てれてない。
便秘みたいで、とても気持ち良くない。いけない。
掃除してみても、かなり気持ち悪い。
今年も残すとこ三ヵ月半だから、
ライフテーマは、おぉ、月並みだなぁ!「読書の秋」で。
それから平凡だけど、まず英語を少し食べよう。
ところで。
今朝、向かい合ってパンを食べていた母が急に
「フランス行くのはいいけど、ピルぐらい飲んでよ。」と、言い出した。
「あ、そう。え、お母さんも使ってたの?」
「もっちろんでしょ、女性の常識!じ、ょ、う、し、きーーーっ!」と、
叫んだもんだから、鳩豆状態で産婦人科に飛んで行った。
Drたちの話をよく聞くと
もらったピルは、生理が終わりたてのわたしには
タイミングが悪くて、
今回は、間に合わないとのこと。
こっちも、事情を知らなかったもんね。
しかしながら、計七千円を支払った。
かけた時間と労力と経費が、望んだ結果を結ばない。
この手のことって、よくある。よね。
ベットの囁き
2004年9月7日
何だか夕方を過ぎると、背中が痛い。
この三日三晩妙な鈍痛を覚えていた。
シャワーを浴びながら、考えた。
縛られた覚えは、ないしな。
なんか、おかしいな。
痛みは、部分的に大きいな。
またまた、病気かな。
まったく、いやになる。
まさか、こんなとこに癌とか。
うそぉー。いや、違うよ。
あれ、、、そういえば。
そうだぁぁ、土曜日の朝方にベットから落ちたんだ。
確か、五時だったか。薄明るくて暗い時間。
今まで落ちたことないよ。
結構な高さがあるから凄い音がして、
ところが熟睡していて全然何処も痛くなくて。
あんまり眠くて落ちた格好のまま、眠っていた。
次第に腹筋がこわばって来て、痛くなって動いた。
三歳の息子に「助けてくれぇー。」と、引っ張ってもらった筈。
母がびっくらしていた。
昨年は、家族でベッドマットを買い換えた。
わたしはシモンズSimmonsのレギュラーコイルのダブルを
両親はいい年なので
シーリーSillyのポスチャーラテックスのクィーンを選んだ。
値段も高いけど、インテリア・コミュニケーションさまのベット通信簿で満点だったから。
うちの両親はとっても仲良しだから、ずーーーっとダブルベット。
母と離れちゃうと父が焼餅を食べ過ぎるので、
仕事も職場も追い駆けて横浜、
ずーーーっと、一緒だった。
母の体力があったら、
「わたしだって本当はもっと産んで、五人か六人は欲しかったんだから。ふん。」
だって。仲良きことは、美しきかな。
人生の三分の一は睡眠だ、と考えると
ケチケチしないで
いいものが欲しいじゃない。
この三日三晩妙な鈍痛を覚えていた。
シャワーを浴びながら、考えた。
縛られた覚えは、ないしな。
なんか、おかしいな。
痛みは、部分的に大きいな。
またまた、病気かな。
まったく、いやになる。
まさか、こんなとこに癌とか。
うそぉー。いや、違うよ。
あれ、、、そういえば。
そうだぁぁ、土曜日の朝方にベットから落ちたんだ。
確か、五時だったか。薄明るくて暗い時間。
今まで落ちたことないよ。
結構な高さがあるから凄い音がして、
ところが熟睡していて全然何処も痛くなくて。
あんまり眠くて落ちた格好のまま、眠っていた。
次第に腹筋がこわばって来て、痛くなって動いた。
三歳の息子に「助けてくれぇー。」と、引っ張ってもらった筈。
母がびっくらしていた。
昨年は、家族でベッドマットを買い換えた。
わたしはシモンズSimmonsのレギュラーコイルのダブルを
両親はいい年なので
シーリーSillyのポスチャーラテックスのクィーンを選んだ。
値段も高いけど、インテリア・コミュニケーションさまのベット通信簿で満点だったから。
うちの両親はとっても仲良しだから、ずーーーっとダブルベット。
母と離れちゃうと父が焼餅を食べ過ぎるので、
仕事も職場も追い駆けて横浜、
ずーーーっと、一緒だった。
母の体力があったら、
「わたしだって本当はもっと産んで、五人か六人は欲しかったんだから。ふん。」
だって。仲良きことは、美しきかな。
人生の三分の一は睡眠だ、と考えると
ケチケチしないで
いいものが欲しいじゃない。
14日からフランスのピレネー地方に飛ぶ。
まぁ、人間の本質は何処に行っても偉くなっても変わらない、とわたしは考える。
ただひとつ、わたしが息子に伝えたいこと。
何処に住んだって何時だって、
自分を育てるのは自分しかなくて、
その答えは、その胸の中にある。これだけ、知って欲しい。
だって、いくら良い環境に置かれても自分と向き合えなかったら、同じなんだもの。
確かに環境の質が良いとして、人生のあらゆるスカが減るかもしれない。
たとえば、個性が大いに活かされる職業とか、出逢いで生かされるとか、
生活のレベルが上がったり、豊かさが増すことはあるんだけれど、
人間の資質は、北極にいようが南アフリカにいようが
東京の世田谷に住んでいようが変わらない。
芸能人だろうが社長だろうが、
漁師や農家だろうがダメな人はダメ。
がんばれる人は環境がどうであれ、がんばれる。
品のない人は、お金持ちになっても品は買えない。
結局のところ、自分を知ることが幸せの道の始まり。
そして、自分にぴったり合ったニーズを知ること。
心の底から、自分の幸せを求め続けること。
中途半端は、とどまるところを知らず死ぬまで走る。
その憧れは憧れでいいんだけど、
あなたに必要なものとは、違うかもしれない。
赤が似合わないのなら、赤を諦める。
それも、気持ちのいい勇気だし。
今は手に入らないけど緑が一番似合うなら、
その道筋を考え、しっかり手に入れる。
だから、自分に必要なチャンスをモノにできるとか、
そういうことも変わらない。
わからない人はチャンスさえ、気がつかないでいるかもしれない。
今のわたしは自分が欲しいものだけ、欲しい。
余計なものは、いらない。
近寄りたくもない。
手や目に余るものは、いらない。
ただの時間潰しは、したくない。
二十代は、無駄や遊びがあって初めてわかることも
多かったのだけれど、ね。
年代年代の生き方があるわけで。
編集が午前中いっぱいで一段落、業者の校正を待っているとこ。
ようやく、旅行の準備ができる。
ゆうべは、また日記が消え失せた。
このドジが悪いんだけれど、まったく愕然と、がっくりする。
それでも、一週間前の月曜日に
県立病院のトイレに置き忘れて、
失くしたつもりのローデンストックのサングラスが
今夜、手元に戻って来たので大変嬉しい。
まぁ、人間の本質は何処に行っても偉くなっても変わらない、とわたしは考える。
ただひとつ、わたしが息子に伝えたいこと。
何処に住んだって何時だって、
自分を育てるのは自分しかなくて、
その答えは、その胸の中にある。これだけ、知って欲しい。
だって、いくら良い環境に置かれても自分と向き合えなかったら、同じなんだもの。
確かに環境の質が良いとして、人生のあらゆるスカが減るかもしれない。
たとえば、個性が大いに活かされる職業とか、出逢いで生かされるとか、
生活のレベルが上がったり、豊かさが増すことはあるんだけれど、
人間の資質は、北極にいようが南アフリカにいようが
東京の世田谷に住んでいようが変わらない。
芸能人だろうが社長だろうが、
漁師や農家だろうがダメな人はダメ。
がんばれる人は環境がどうであれ、がんばれる。
品のない人は、お金持ちになっても品は買えない。
結局のところ、自分を知ることが幸せの道の始まり。
そして、自分にぴったり合ったニーズを知ること。
心の底から、自分の幸せを求め続けること。
中途半端は、とどまるところを知らず死ぬまで走る。
その憧れは憧れでいいんだけど、
あなたに必要なものとは、違うかもしれない。
赤が似合わないのなら、赤を諦める。
それも、気持ちのいい勇気だし。
今は手に入らないけど緑が一番似合うなら、
その道筋を考え、しっかり手に入れる。
だから、自分に必要なチャンスをモノにできるとか、
そういうことも変わらない。
わからない人はチャンスさえ、気がつかないでいるかもしれない。
今のわたしは自分が欲しいものだけ、欲しい。
余計なものは、いらない。
近寄りたくもない。
手や目に余るものは、いらない。
ただの時間潰しは、したくない。
二十代は、無駄や遊びがあって初めてわかることも
多かったのだけれど、ね。
年代年代の生き方があるわけで。
編集が午前中いっぱいで一段落、業者の校正を待っているとこ。
ようやく、旅行の準備ができる。
ゆうべは、また日記が消え失せた。
このドジが悪いんだけれど、まったく愕然と、がっくりする。
それでも、一週間前の月曜日に
県立病院のトイレに置き忘れて、
失くしたつもりのローデンストックのサングラスが
今夜、手元に戻って来たので大変嬉しい。
こんなに生温かいと、
ここはまるで、大きな女性の子宮の中にある小宇宙なんじゃないか、と考える。
地球上から、蝋燭が消えるように次々と命が消え続ける。
次々と新しい命が産声を上げ、誕生していく。
そう思うと、
まるで自分が、この頃道端にカサコソと転がる一葉の葉に思えてくる。
この木がつけた葉が、人間の命のひとつひとつ。
一年一年の季節で精算される、一生の時間の流れ。
冬の太陽は、目に痛い緑が芽吹く春を待って燃える。
白く静かに、自分の地球を温めている。
ここはまるで、大きな女性の子宮の中にある小宇宙なんじゃないか、と考える。
地球上から、蝋燭が消えるように次々と命が消え続ける。
次々と新しい命が産声を上げ、誕生していく。
そう思うと、
まるで自分が、この頃道端にカサコソと転がる一葉の葉に思えてくる。
この木がつけた葉が、人間の命のひとつひとつ。
一年一年の季節で精算される、一生の時間の流れ。
冬の太陽は、目に痛い緑が芽吹く春を待って燃える。
白く静かに、自分の地球を温めている。
四月から一日も止まない、耳鳴りに犯されているが
まだ、音楽も声もしっかり聞こえるからいい、と思う。
まだ、目が見えるからいいかな、と思う。
口は思うように、話すこともできる。
こうやって日記を書いて、
あなたに読んでも
もらえる。
人生は思っていても、行動しなければ転がらない。
結べない。
高まらない。
勉強にしても、
仕事にしても、
愛し合うにしても、
強く念じているだけで動くのは、
奇跡の石が1mmだとか
スプーンが曲がるエンターティナーぐらいのもので、
自分の生活を充実させるには、
きれいな表現ではないけれど
結局のところ「やった者勝ち。」なんだ、と思う。
うちの母は生真面目で、几帳面でうるさい。
自分の流儀を外せない。
いくら体調が悪くても休まず、泣きながら働く。
止めて、と誰が言っても止めれない。休めない。
彼女は、その性分からひどいリューマチになった気がするのだが、
我儘な父の帰る場所が汚いことは、一度もなかった。
父のためのおかずは、いつも六品か七品並んでいる。
うちの両親にも離婚の危機があったのだけれど、
単純なところ、父の状態がどうであれ
影響を受けず家事を放棄しなかった
そういう母の行動が家庭やカップルを支えたのも
事実だなぁ、とこの頃思う。
もしも、やる気をなくして
家が汚れ続けていたらダメだったかもしれない。
もう、五分で本当に「他界」だと知る。
わたしは、「ありがとう。」という言葉が浮かぶ。
多少遣り残したにしても、自分の人生に満足したい。
あ、やっぱり。
「もう、五年は生きてもいいですよ。すみません。順番を間違えました。」
おお。ラッキーじゃん。
そうしたら自分がやれることを、
無理なく上手に
気持ち良く、どんどんやりたい。
昨日会った歴史家は、わたしにこう言った。
「ねえ、楽しいぐらいじゃなくちゃ、ダメなんだから。」
あなたは、どう動く。何を始める。
まだ、音楽も声もしっかり聞こえるからいい、と思う。
まだ、目が見えるからいいかな、と思う。
口は思うように、話すこともできる。
こうやって日記を書いて、
あなたに読んでも
もらえる。
人生は思っていても、行動しなければ転がらない。
結べない。
高まらない。
勉強にしても、
仕事にしても、
愛し合うにしても、
強く念じているだけで動くのは、
奇跡の石が1mmだとか
スプーンが曲がるエンターティナーぐらいのもので、
自分の生活を充実させるには、
きれいな表現ではないけれど
結局のところ「やった者勝ち。」なんだ、と思う。
うちの母は生真面目で、几帳面でうるさい。
自分の流儀を外せない。
いくら体調が悪くても休まず、泣きながら働く。
止めて、と誰が言っても止めれない。休めない。
彼女は、その性分からひどいリューマチになった気がするのだが、
我儘な父の帰る場所が汚いことは、一度もなかった。
父のためのおかずは、いつも六品か七品並んでいる。
うちの両親にも離婚の危機があったのだけれど、
単純なところ、父の状態がどうであれ
影響を受けず家事を放棄しなかった
そういう母の行動が家庭やカップルを支えたのも
事実だなぁ、とこの頃思う。
もしも、やる気をなくして
家が汚れ続けていたらダメだったかもしれない。
もう、五分で本当に「他界」だと知る。
わたしは、「ありがとう。」という言葉が浮かぶ。
多少遣り残したにしても、自分の人生に満足したい。
あ、やっぱり。
「もう、五年は生きてもいいですよ。すみません。順番を間違えました。」
おお。ラッキーじゃん。
そうしたら自分がやれることを、
無理なく上手に
気持ち良く、どんどんやりたい。
昨日会った歴史家は、わたしにこう言った。
「ねえ、楽しいぐらいじゃなくちゃ、ダメなんだから。」
あなたは、どう動く。何を始める。
初めて大喧嘩した。
一晩中泣いて、一分も眠らなかった。
慎重さに欠ける自分を反省した。
ジュテーム、ジュテームと毎日毎晩繰り返した二人が
糸も簡単に、別れを切り出すのかよ、と。
内心飽きれながら、涙が止まらなかった。
しかし、怒り出してナイフを翳す悪魔に思えた彼のメールは
止まらなかった。
最後は、
「○○○は、ボクのお姫様なんだから。」
「違うわよ。わたし。」
「いいの。」
「だって、違うもん。」
「ボクがそうしたいから、いいの!また、喧嘩したいの?」
「いやよ、もう。」と、
もう少し知りたい、もう少し愛し合いたい、
というお互いの気持ちのアンコールに素直に答えて、
結構、致命的だと思えた喧嘩は二晩で終わった。
木曜日の三歳児検診の会場で。
息子は、保健師さんと面談で突然話し出した。
「あのね、ママね、ザビエルと喧嘩したんだよ。そしたら、パソコンぶっ壊れちゃった。」
「え?誰と?」うわー、聞かないで保健師さん。
「ザビエル。」
「ザビエルかぁーーー。」大笑いしてるよ。
「ママ仲直りしれー!こうやって、握手して、のぅママ。ママァ!」
毎度のこととはいえ、罪だ、と胸が痛んだ。
そういう事情に巻き込まれる子供は可愛そうだ。
わたしの人間模様を、真っ直ぐ彼の人生は受ける。
もっとゆっくり、ゆっくり、
ゆったりした愛情が熟成するのか、トライしてみようかな。
なんていうか、力の抜けた愛情上手になりたい。
一晩中泣いて、一分も眠らなかった。
慎重さに欠ける自分を反省した。
ジュテーム、ジュテームと毎日毎晩繰り返した二人が
糸も簡単に、別れを切り出すのかよ、と。
内心飽きれながら、涙が止まらなかった。
しかし、怒り出してナイフを翳す悪魔に思えた彼のメールは
止まらなかった。
最後は、
「○○○は、ボクのお姫様なんだから。」
「違うわよ。わたし。」
「いいの。」
「だって、違うもん。」
「ボクがそうしたいから、いいの!また、喧嘩したいの?」
「いやよ、もう。」と、
もう少し知りたい、もう少し愛し合いたい、
というお互いの気持ちのアンコールに素直に答えて、
結構、致命的だと思えた喧嘩は二晩で終わった。
木曜日の三歳児検診の会場で。
息子は、保健師さんと面談で突然話し出した。
「あのね、ママね、ザビエルと喧嘩したんだよ。そしたら、パソコンぶっ壊れちゃった。」
「え?誰と?」うわー、聞かないで保健師さん。
「ザビエル。」
「ザビエルかぁーーー。」大笑いしてるよ。
「ママ仲直りしれー!こうやって、握手して、のぅママ。ママァ!」
毎度のこととはいえ、罪だ、と胸が痛んだ。
そういう事情に巻き込まれる子供は可愛そうだ。
わたしの人間模様を、真っ直ぐ彼の人生は受ける。
もっとゆっくり、ゆっくり、
ゆったりした愛情が熟成するのか、トライしてみようかな。
なんていうか、力の抜けた愛情上手になりたい。