今日購入のCANONパワーショットS1ISは好調。おまけに電気屋さんは、少しドジを踏んだため、お詫びにいっぱいサービスしてくれた。ネットよりも安く買ったことになって、ちょっとラッキー!ハッピー!新しく出ると思われるSONYクリエも、ここから買うぞ、っと。
 ここには雄大な山がふたつ、そして日本海がある。この山々は冬にデットゾーンと化し、また、海はポセイドンの怒りのごとく荒れ狂う。しかし、時に人を癒し包み、その出入りを許すのだ。

 わたしはこの「山と海」に、魂から憧れる。自分も、こんな風でいたい、と心から願う。幾ら雑然とする人間社会の日常的で起こる摩擦に遭っても、人間に媚びないでいたい。このまま無骨で、やさしく厳しく、時に崩れる姿も隠すことなく、悠然と胸から響いてくる太い声に従い、自分らしく生きる姿を堂々と持っていたい、と強く思う。

 動物でいうと、昔から「鯨と象」が大好きだ。彼らを深く深く愛する。大らかでやさしげ、ゆったりとして、カタチが不変で太古然、瞳がやわらかい。そう、あんな風でいたい。

 ただ今、宇宙に浮かんでいる星にいて、地球上の日本という資本主義を執る国の、ある家の青い自室で、アイス好きの母が自分用に買っておいたチョコバナナ味のモナ王を盗み食いしながら、この日記をつけている。

 息子が健やかな深い寝息を立て、安らかさが響き渡る。日々反復するような彼の毎日に見えても、急成長する命の勢いを感じさせている。たくさん泣き天使のように笑って、魂の弾力が増す。

 DNAに逆らう術もない人間もまた、神々が残す美しい指紋だ。この命も魂も遺伝子の流れを受ける。お金に負けることは、ない。正しく求めて生きるところに、正しく物事は与えられる。

 上と下がある。右と左がある。物事は、最低二面から量られる。しかし、寸部も狂わず、それはつながっている。小さく必要としているものに、大きく与えられることはない。たとえ、間違いがあっても、正しくろ過され削がれていく。

 追求すれば、やっぱり真理はひとつに尽きるんだろう。

 先日やっとこさ結婚したのに、嘯き浮気をやめない彼は、きっと離婚する。裏切りの香りに、新妻の鼻が痛み始める。昇進を願う彼はタイムリミットまで見込めず、きっと転職する。打算が目立つことを、取締役は心得ている。

 欲張りは、欲張りな匂いを放っていることを知らない。

学ぶ家出

2004年5月15日
息子の面倒をリュウマチの母にみてもらっての休日取材に出る手前、時間がなかったのだけど取材先が美術館で、売店にて展示会の本を読んでいたら観たくなってしまい、「魯山人の宇宙展」に立ち寄った。

 わたしはヨーロッパに一ヶ月家出したことがあって、パリの美術館ばかりを二週間回った。ルーブルを観るだけで一週間以上かかってしまい、それでも足りなかった。まったくエジプトだのアフリカだのの他国の素晴らしい美術品が多く、「もうさー、こんなにいっぱいいっぱい持ってきちゃってさぁ、いい加減返したらどうよ?」なんて、内心フランスに呆れていた。戦争やら占領やら植民地やらがもたらす結果は、人間の持つ欲望の底知れない、限りなく黒い部分を感じさせる。

 その旅行を通して、ピカソとマティスが大好きになったのだけど、今日はもっと衝撃的を受けたぞぉー。はぁ、凄かっただ。秀才であり天才。理論もあり、センスが羽ばたく完璧な天才だと思った。おら、北大路魯山人が大好きになっただ。彼のことを簡単に書いてあった本があって欲しかったが、120ぺージぽっちで1800円は高くてやめた。図書館に行こう。

 

カメラ

2004年5月15日
明日は念願のCANONのデジカメ、パワーショットISを買います。もっと原稿を書いて、新聞社から稿料が入って来てから買おうと、自分に言い聞かせていたけど、季節がよくなって来て人も活動的になって、逃すタイミングというかシャッターチャンスの限界というか待つ時間というか、瞬間瞬間がもったいないので「おう、おまえ、がんばりぃな!」というぐらいの気持ちで、自分のがんばりの前借りで、ようやく手に入れることにしました。一ヶ月しか、我慢できんかった。でもでも光学ズームが10倍だから、楽しみです。だって、SONYのサイバーショットではこうはいかない、わけで。

 まったく、苦労したんですもん。明日も午後から取材。
 短時間で要領よくがんばります。

USA

2004年5月11日 日常
 昨日は夜から空襲が始まって、空から米兵士やら死体やら小型爆弾が隈なく、山ほど落ちて来た。日本の何処か他所に(地元じゃなかったなぁ)仕事でいたんだけど、他人の子供ふたり抱えて逃げた。守りたいと思う息子のことは離れた場所にいて、命あることを祈るしかなかった。朝、目覚めたときシェルターがいるな、と思ったね。それから、戦争が残す大きな傷跡をはじめ、大きな争いに多くの自由な人生が飲み込まれるのはイヤだ、と強く強くね。

 わたしは縁があってアメリカのMNに行って、その国が好きになった。でも戦争はどうか、と思う。過去も今も。イラクからどのタイミングで撤退するんだろう。知人のジャーナリストが言うには、報道されないアフリカの内戦の方が、もっと残酷で激しいらしいんだけども。

 世界中のひどい争いごとが、すべて終わりますように!
 
 命と人生が奪われませんように!
仲間の4人でNYの港に飛び込んだ。
 
 建築中の高層ビルの激し過ぎる銃撃戦で海側のシャフトに追い込まれて、同時に飛んだ。物凄いスピードで垂直に落下しながら4人が同じことを考え判断していることがわかった。空気を裂く黄金色の筋が何本も走っていた。背中の小型ジェットで空中で四方に分かれ、海に深く潜った。わたしは、反対岸のボートが数台浮かぶ小さな船着き場へ泳ぎ切り、ジャケットを脱ぎ捨てグリーンのビキニでボートに横たわり息を整えた。苦しかったが、黒服の敵は大勢ですぐに来た。追い詰められた。「こいつらを知らないか?」「息子のトミーがいないのよ。寝てる間に、、、一体どこかしら!?トミー!」と、疑いの視線を置き去るようにボートから走った。木製の桟橋を駆け抜け、レストランや高級ブランド店の裏側に入ったら手引きして案内するおばさんがいた。世界で、もっとも高級なブランド群に属する洋服店舗の奥に、仲間がふたり(男性)が、逃げ切っていた。激しさに、朴訥としていた。わたしは安堵で、ふたりにキスをしたがった。張り詰めた糸を切り多弁にさせない程度のキスをした。でも、女スパイナーのひとりの「ユリ」がまだ、帰って来なかった。

 バナナの美味しいマフィンが高台の小さなホテルで出された。常にしっかりしたドアマンやボーイがいて、小さくても管理と質が良い御用人が隠密で使用するところのようだった。

 散歩にでると、感じのいいサーフボード屋さんがあった。板を見ようと覗いた。店員は誰もいなくて、奥へ奥へと進んだら木製の暗い台所で木村拓哉がパスタの料理を真剣に作っていた。「どう?」と、味見をさせてくれた。めちゃめちゃ美味しいよ。奥様も台所の半分の工房でガラス細工を作っていた。ふたりは時々、真剣なまま短く会話した。良い夫婦だ、と思った。

 これは、わたしが今日のお昼寝でみた夢。

 何だか暑くて目が覚めたら、午後の三時半だった。びっくり。うちの息子は何してんだろう?慌てて起き上がったら、カラダがだるかった。歩くと目の前が暗くなって、フラフラした。頭が痛かった。壁にぶつかりながら、居間に向かうと平和なアンパンマンが聞こえてきた。

200人以上の生霊!

2004年5月8日
 おととい六日、わたしの体調が長く悪いのを真剣に心配してくれる、隣のデスクのお姉さまがGW前からお薦めしていた「波動整体治療院」と、いうところに行った。

 「こんばんは!」と、玄関を開けると、若くてスラっとした綺麗めの治療師(もっちろん女性)が、「まだ、お客さまがおりますので、少しお待ちください。」と出て来て、数分ドアの前で待っていたら、二人のとても若くて元気いっぱいの女性(高校生ぐらいに見えた)が手にビー玉の入った何かを持ってニコニコと出て来た。えっ、これはこれは占いの臭い?

 小さな部屋に通されて長ソファに座った。初めに「何か、心のトラウマになるような心当たりがありますか?」と、彼女が訊いたので「カクカクシカジカ、まぁ離婚を経験しまして、現在に至りコウコウですが、、、のびのび自由にやってます。新しい男性が現れて少し心に入ると、必ず前夫が夢に出てくるので、ひょっとしたらトラウマなのかもしれません。」と、丁寧に細々と話した。

 治療師は、突然目をギュッと瞑って首をうなだれた。妙な吐息や欠伸を吐きながら、全身を揺らした。ちょっとちょっと一体何が始まった?整体に来たつもりだったが、しばし見守った。

 「うううー、頭が痛い。壊れそう。ざっと数えて200人以上の生霊と死霊が身体に入っています。これじゃあ、眩暈も起きますよ。女性です。身近にいる女性たちの生霊がほとんどですが、男性もひとりいます。おばあさまも成仏していません。苦しがってます。あなたを頼って、たくさんの霊が家に入っています。」二十代のわたしなら、このタイミングで有無を言わさず帰ったところだった。こういう部分は、年の功かもしれない。

 彼女は、成仏させると言ってマッサージを始めた。15分くらいかな。おでこから、生まれたがっていた母の水子(女の子)が出てきて、耳から、わたしを頼っていた友人が出てきて、手の痺れからは昔々飼っていた猫が最後に出て来た、と言った。「先生、この胸の雑音は何ですか?」と、聞くと胸をマッサージし出した。「これは、車が以前のようにもっと遠乗りして欲しい、という車の霊ですよ。」だって。何度か、吹き出しそうになった。

 聞いた覚えがないんだけど、大体わたしと同じレベルの年下の男性と再婚する、とも予言した。「あなたの波動のレベルは、相当高いですから、それ以上の方はそんなにいませんからね。だって、あなたの器量が大きいからこんだけの霊たちが入れるんです。」だって。へぇ、気分悪くないなぁー。ふふん。三時間半、総額4000円を支払った。でも、勧められた2000円のビー玉は買わなかった。

 翌日、職場で話したら良い笑い話になったが、「信じるものは、救われるんだろう。」という、素晴らしい結論に達した。確かに「病は気から」というわけで、気持ちの持ち方次第というか、ポジティブシンキングに徹したカウンセリングみたいなものだ。霊感と直感が強めなので、あなたも波動師になれる、と言われた。

 昔から妙な化粧品や宗教や自己啓発の営業にイチ早く誘われる。「あなたなら、すぐやれる!絶対凄くなる!」そんな暇も金もない、このままで十分幸せになれるから、いいって、と友人に言うと、決まって怒り出した。まぁ、うんざりする。誘ったら断るって思われていないことでも、がっかりした。訝しげ、だよね。どれもこれも、あんなの。法外なお金がかかること事態全くおかしいじゃん。最近は、まぁ全然聞かない。友人知人らも結婚して落ち着いたようだ。深く関わった人の中には死んだ人も、転職した人も多い。信じるものは、救われたのだろうか。

 母の日で、三歳の息子に折り紙のゴージャスな花束をもらった。見開きの中にクレヨンで怪獣みたいなわたしの顔。美人風。

 わたしの母にはシルクのTシャツ。二枚で6千円。ギフト包装を待つレジで、シルクを買いに香港に行きたい、と思った。

 それから、二週続けて新聞の原稿がボツ。でも、めげない。書き続ける。

ゴルフ

2004年5月5日 こども
 昨日は風邪で一日眠っていたので、息子を連れてゴルフの打ちっ放しに行った。

 女性はわたしだけ。

 息子がもっとボール打ちたい、って泣いたら若い男性たちは、うんざり顔。おいおい、頼むよぅー、集中してんだからよぅー、こんなとこまで来てガキの泣き声なんか聞きたくねぇぜー、ったくよぅ、やっと抜け出したんだからよっ!って感じ。

 みなさん、本当にすみませんでした。

 と、いうわけで息子のゴルフクラブを探しているトコっす。

ネットの彼ら2

2004年5月4日 恋愛
 わたしはMSNのMatchに登録してるんだけど、今月になって「社長してる」って、いう男性から二通メールをいただいた。ひとりはアメリカで、ひとりはフランス。

 登録してから、なんかさぁー、「社長」が多い。孤独なんだね。でも、「男と女」の枠の自分自身をしっかり見てよ。どう生きるか、よく考えてくださいってば。どのぐらいの一体何ができる何者なのか、何を幸せにしたいのか。

 それを求めていなかったら、どんなにネットに張り付いていても、何時間かけようが癒されませんよ。幸せにならない。

 あなたが紙を何枚持とうか、何をどうしようが、のた打ち回っても、世界中飛べても、最後は焼かれて、炭素になって、土に帰る。意思に関わらない自然な流れがある。自己中心な社長のことなんか数十年すれば、誰も覚えていないよ。
 あたしは、夢を叶えたい。

お祭り

2004年5月3日
 お祭りに招かれて、息子と出掛けた。神社で歌舞伎を少し見て、ご馳走をいただいた。田舎のご飯は、「旬」があって五臓六腑が歓喜する、染み渡る。

 GWは、都会や県外から帰省する家族が多いので全国的な話題の懇談え会になるのだが、最後は家族に尽きるかなぁ。「家」っていうか、「血」っていうか、ね。

 午後九時半に家に帰ったら体中に悪寒が走った。真夜中の一時半、このままじゃー明日は大変なことになるな、とガウンを羽織り車を飛ばした。セブンイレブンで「ユンケル黄帝液」を買って飲んだ。十種の薬草1500円は、ホントによく効くよ!

お獅子

2004年5月2日 こども
 誘われた友人宅で夜、獅子舞に息子を噛んでもらった。泣かないし物怖じしないので褒められた。友人のお姑さんは、「あいやぁー、泣かしたかったのぅ。」と悔しがった。面白いおばあちゃんだ。友人の家には息子がいっぱいいて、ケーキを買っていったので、お獅子には、2千円しか包まなかった。ごめんなさい。

 薄暗がりに太鼓が響いて、長い橋を渡って彼らはやってきた。月が見え幟がはためき、まるで古えの薫り。NHKを見ているみたいに時代が交錯した。

ネットの彼ら

2004年5月1日 恋愛
 母子家庭のつまるところは、パートナーを求めたかったりすると、田舎じゃ少し変わってる母に仕事があって子育てもして、出逢いなんか日常に積極果敢に求められないわけで、ネットは子供が眠ってから自由に時間が取れることもあり、登録してるだけで世界中あちこちの方がわたしのプロフを見て、ある程度気に入ってコミュニケーションへと発展するもんだから効率も良く、また、予想外の異業種や世間でオフィシャルな面々と知り合えて大変面白かった。

 そうそう、時々は休み休みだったが、ネットの出逢いを日常に取り入れて来て一年が経った。数人とデートしたが、付き合うことには一度もならなかったし、半面、男性のしたたかさというか下心というか、いい加減さというのか嘘もたくさん、知った。中には真面目で誠実な男性も何人かは、いる。知り合って、友人のままになってる。

 でも、やっぱり日常で詰まってるところの息抜きというか、ほとんどの男性は遊びが多い。それが、この頃やっとわかったのだから、大変におめでたい。本当に、おめでとう。

 まぁ、チャットもメールも一方的だからね。お互いに都合が良くて人間味に欠けて関係は深まらず、時々馬鹿みたいだよなぁ。

 何事も相手によるんだけど、ね。日常でも、ね。逃げ切れないのは仕事と結婚生活ぐらいでね。

どじ

2004年4月25日 日常
今夜は、ワインで酔っ払いでやーんす。明日も打ち上げで、酔うのであります。午前中に本業の資料完成。それを持って明日は、一年に一度の出張。少な過ぎでごじゃるよ。適度に出たいよね、まだまだ。でも、あの、破廉恥で不埒で不誠実で嘘吐きで猥褻な彼は世界中に出張し過ぎ。自慢気だけど、全然羨ましくないなぁ。ちょと狂ってる。でも、資本主義を執る日本のために頑張ってるとも、言えるんだよねぇ。しかし今夜は勉強できないほど、酔っちゃた。馬鹿だなぁ。本読んで、せめてぐっすり寝よう。

断乳

2004年4月22日 こども
 断乳で苦労したのは、二日だけだった。もう息子は泣かない。欲しいとも言わないし、わかってるみたい。まるで、ものわかりのいい仲良しの大事な友達みたいだ。ありがたい。本当によかった。週末は仕事にけりをつけて遊んであげたい。土曜日はアコギの練習会だし。  

 おっぱいが溜まって痛いのはコップに絞って飲ませていたけど、それもイラナイイラナイって今夜は言う。いいこ、いいこ。子供は、かわいい。ご縁があったら、もうひとり。

ハナ

2004年4月22日 日常
昨日は、「デンドロビウムという青い花」を地元の花農家から沢山買った。とても物が良くて12本でも、結構なボリュウムがある。茎も太い。この花はパラパラとしていて、カタチが定まらず不確か。うつむき加減な感じが優し気で、とてもいい。花器も薄いブルーのガラスにした。

 生花を飾るようになって一年が経つ。なんていうか、この部屋で過ごす時間というか、生活をシンプルでも本質的に豊かしてにいきたいなんて、冬以外は草花を自然に絶やさなくなった。そうそう、自分で花を添えて励ましてるみたいね。春になって、ショップに花が見えてきた。父が植えるかわいいチューリップもピンクなんかが凄くいい。花を切る時間は、見立てをしながら鋏を持ってチョコチョコ動いて、爽やかなのに、切る事がイケナイみたいで何だか心楽しい。

 今は年度変わりという事もあって、毎日残業。今日は九時だった。昨日は八時半。最近まで「ひどかった眩暈」がしないので大丈夫。タイミングが良くてラッキー。残っている耳鳴りは緩やかに良くなっている模様。頭の内側から聞こえてくるのは、あの物置で「古い古い蛍光灯がついてるやかましい音」だったが、今晩あたりだと、まるで遠くに「夏が来たような音」に変わった気がする。ぎゃあぎゃあ騒ぎたくなるほどは、うるさくない。朝方の心音のツ−ンツーンと、しっかり脳に響く違和感の方が気になるなぁ。多分不整脈だね。もうすぐ精密検査をします。

 明日も、本業のお仕事がんばる。週末遊ぶ。おやすみなさい。

おっぱいがいっぱい

2004年4月20日
耳鳴りを長ーく真面目に聞いてると、気持ちがいっぱいいっぱいになるので昨日、町医者に相談して睡眠薬をもらった。でも、飲まなくても春のせいでなんだか、冬眠明けの動物みたいに相当に眠いのだが、その眠っちゃう、少しの間の時間が問題なのです。

 しかし、健康になる決意をした。決めた。だらだらだらりんこは全てにおいて、おしまいのおしまい。三歳半にもなる息子におっぱいをあげてたのも、おしまい。おっぱいが溜まると痛ーい。何だか、じわじわTシャツに漏れて来たので、絞ったらお乳がたらたらー。誰かに絞ってもらおう。

 いろいろのことは、カルシウムやビタミン不足からも起きるらしく、処方箋がそういうのばっか。体調不良で子供と遊ぶ時間もままならないのにおっぱい出していられません、ってね。

 今日は原稿がボツになった。支局長からの電話。予想通り。夢まで、見たもん。かなり眠いので、寝ます。何だかこの頃は、素直に恋人が欲しいと思う。一体何がどうして、こうなんだろう?本能に理由なんか、ないか。おやすみんこ。

羽の意思

2004年4月17日
 やっぱり新聞記事は、写真も大きい。今日のは、全然ダメだった。しかし、めげずに来週の新しい記事をさっき局に送った。再来週分のネタを探している。400字の原稿で5千円になるのだが、今のところ経費の方がウーンと、かさんでいる。

 アナログのCANONが使い易くて昔から好きなので、三月に出たデジカメにも期待を寄せて買おうか迷っている。デザインでSONYを、ついつい何でも買ってしまう。が、職人を目指すと、どうも機能に限界があって使えない。お洒落で気軽でいいんだけど、ポン!と簡単に壊れたりして、悩ましい。でも、クリエも凄ーく欲しくなってる。

 クリエにシャープのザウルスの態度を足すと結構いいんだけど、勝手な希望で無理な話。性能が上がるとPDAも6万円になる。画素数の低いカメラもついて携帯電話みたいな、PCでもない、みたいな。凄く中途半端な存在だけど、余りの時間をチョコチョコ積むのに活躍しそうで欲しくなっている。わたしのお金は、常に飛び続ける。わたしが飛びたいんだけど、ね。

 そういえば最近、飛ぶ夢を見ない。飛ぶと言っても自由な羽は一度もなく、「お前が飛べば何人かが助かるぞ!!」なんて言われ、他人を助けるためにいつも飛んでいる。後先考えず、ただちに飛ぶ。

 飛んでしまってから、どうするのか何ができるのか可能なベストを考えてることが多い。小さな頃から、ずっとそう。夢でも失敗したことはない。いつも上手くいくか、トントンで終わる。大体自信がないので、それが不思議に感じる。運がいい、と思ってしまう。やれない、とも思わないんだけど、できる確信も持っていない。

 ランニングとスクワットをしてお風呂に入り、発泡酒を飲んで今夜も日記をつけている。外は肌寒いのに、夜桜を見上げて老若男女のカップルが艶っぽく、そぞろ歩いていた。穏やかで幸せな表情が多い。

 体調はよくない。楽しい老後が想像できない。不健康は、つまらない。アキレス腱がとても痛い。耳鳴りもやまないが、忘れている。聞こうとして、聞こえてくる。人生のトータルで健康な時間を増やすために、もう眠る。

 もっともっと単純にシンプルになりたい。おやすみなさい。

サクラ

2004年4月16日 日常
 夜桜が、美しい。人々が、ライトアップされた満開の桜に浮かれて、そぞろ歩く。東北の春は遅く、いまだ肌寒い。わかり易い「春」の一番手は、待ちに待った老若男女を戸外に連れ出して特別な存在だなぁ、と思いながら今夜ランニングした。桜が秋に咲いてもダメだったな、こりゃ。

 昨夜から、頂き物のスペイン産のスパァークリング・ワイン「モンサラ・カバ・ブルット」で、ほろほろ酔い。14度で、調子いい。うひゃひゃはは。発泡酒の三倍だもんね。眠気が回って、とーっても気持ちいい。

 昨年春に購入したビアンキのMTBオセロが、本日ようやく復帰復活。今日は、タイトスカートにトレンチコートで乗り回した。多分、パンツ見えたなぁー。ちなみに今日は、水色パンツ。

 実は一週間前、空気を詰めようとしてフレンチバルブに慣れないわたしは、空気を全部抜いてしまった。ぜーんぶ。お留守がちな自転車さんに三回も、行った。今日もいなかったのだけど、待っていたら帰ってきたのだった。ふううう、よかった。

 メットのMETの赤を買おうか、この二ヶ月ずーっと、迷っている。ネットショッピングは、便利で安くてたまらない。でも送料無料と、有料と値引き率とで「ショップの判断」に、何だか微妙に迷うわけ。ゆうべ初めて価格コムを知ったら、尚更迷うことになった。Match.comが教えるとおり直感を信じなきゃ、ね。

 耳鳴りは、続いている。でも、考え事も多くて時々忘れる。思い出して耳鳴る。忘れていられるのだから、それがよし。

不安イラナイ

2004年4月15日
 この二日、耳鳴りに悩まされる。正直言って、耳鳴りって精神的に結構おっかないものだ。真夜中に目が覚めたら最後、開き直るまでが大変だった。不安になって、おろおろした。押し潰されそうだった。先週の寝不足がきいてる。もっと、時間を上手に切ろう。ダラダラしない。寝不足は、もう卒業しよう。体調が悪いのに、いけない。規則正しくなくては、いけない。

 怖くなったら、誰かに包まれて眠りたかった。はぁ。まったく状況で色んなものが思いつくまま、簡単に欲しくなるんだから、相当勝手!困ったものだ。とほほほ。もう少し元気な心身でいないと、他人に迷惑をかけそう。だめだなぁ、自重しよう。

 たった今、ランニングから帰ってきたとこ。三歳の息子が大泣きで追い駆けてきたから、おーんぶ!!して走った。13キロは足腰に、ググーッと来てた。明日、ガタガタするかな。走るとカラダの隅々までキーンっと、力が入る。全体的にコンパクトさが感じられてエネルギーが満ちる。体調不良だの、寝不足だのと毎日あるけれど、なんとか上手く長く続けたい。

 土曜日は、JAZZネタの記事がやっと決着して載る。嬉しい。カメラに問題が起きて慌てて携帯電話で撮った写真が悪くて、まったく苦労した。局長、しゅみません。反省は、しっかり今後に活かしやす。

タッチ

2004年4月12日
 わたしは「手」に、よく感謝する。美術や家庭科の成績が良かったのだが、よくまぁ脳の命ずるまま表現して動くものだ、と小さい頃から思った。手はよく働く。仕事をたくさんする。温かく、柔らかく、心の綿までほぐしていく。

 昨年からピアノに執着するのも、指のタッチに感じるものが大きいからだ、と思う。サックスも、好きだ。バイオリンやチェロよりストレートでわかり易い。

 右手の感覚が一部麻痺して、ちょうど一ヶ月が経った。人生を半分折り返して、カラダの不具合に出会う。人間なんていつも少しづつ死んでて、生きているのよ、なんて思うことがある。好きなように生きたいが、元気が出せる程度、ほどほど健康でなければ無理な話。まだまだやりたいことが、ある。

 好きなものをあげるって、神さまが言ってくれるなら「強靭なカラダ」をひとつ、ヨロシクお願いします。

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