それでは由布院玉の湯へ行って帰ります―小さなお宿の小さなしあわせ物語SBN:4990274407 単行本 溝口 薫平 ネキスト 2005/09 ￥840

この日記にリンクしてくれている
ぷーこさんの性格分析テスト面白かったです。
わたしは外向―感覚―統制、組織の責任者タイプでしたが
それよりアドバイスが図星でグッと効きました。
日々スピードダウンを心がけています。

彼に会いたい。
でも、今は走らない。走らない。
走って飛び込んでいいときに、思いっ切り。
月の下、誰にも聞えない遠吠え。
肌寒い。牙を剥いた自分を抱える。
ああ、冬が来る。

「集」は、好きな漢字のひとつ。
協働ならたくさんの人と意見を上手に積み重ねたい。
良い出会いは化学変化のように面白いものを生み出す。
卑屈にならず、謙らず、伸び伸びとあれ。
歪でも、それがコミュニティの豊かさのカタチ。

川から海を覆って雲の中を飛ぶ、巨大な竜の夢を見た。
肢体はもくもくと白くて長くて顔に長い髭が2本あった。
あれは日本？カナダ？中国？どこの渓谷だろう。
「邪悪」な気はしなかったけど、凄い迫力だった。竜は、わたしの後から来て一緒に海と森を行ったり来たりした。川沿いの廃れた背の高い工場を抜け、海へ行かねばならない。最後にわたしは海にそびえ立つドアのついた高い壁の上にいた。怖くなかったけど色々処理に追われた。次々と飛ぶように動いた。ずっと竜といた。あの小さい人はだれ？だったんだろう。何のために何してたんだっけ。。。
目が覚めて、朝の仕事とお化粧を済まし慌てて2冊の夢占いを掴んで出勤した。
【竜】
伝説の生き物、竜は、強力な人の後押しで成功することを示唆。大金を暗示しています。これは、か、かなり当る本。あ、当るかな。
【龍】
龍の夢は、潜在能力が大きいことを表しています。それは、非常に危険な者にもなり得るものだと言えそう。龍が昇る夢は、運勢大上昇の兆し。云々。これが曖昧な本。

というわけで、いずれにしても悪い夢ではなかった。
夢にドラゴンが出て来たのは初めて。ゲド戦記の影響だろうか。
確か、子供たちと観たのは8月5日。一ヶ月経つ。ああ、違う。
全然そんな生易しい絵じゃなかった。
それにヨーロッパな縦長のドラゴンじゃなくて
蛇のように長い屏風に住んでいるようなアジアの龍だった。

こちらもランドセル。
こんなのイヤだぁぁ、って言うだろうなぁ。
そろそろ息子のランドセルを探さなくちゃいけない。
わたしが1年生のときは毎日ぐいぐい後ろに引っ張られている感じが苦しくって、中でガタガタ言うし、走ると右に左に揺れるし、「あ、もう大丈夫かも。」と、身長が163センチを超えた6年生ぐらいまでは赤い本皮の重いランドセルが、本当は嫌いだった。おじいちゃんが奮発して買ってくれたので言えなかったけど。こんなの、成長して物凄く体型が変わるわけだし、ランドセルだなんて張り切る必要がなくて安くて軽いディパックを何度も買い替えしてればいいと思うんだけど。なーんでランドセルなんだろう。

人には巡り合わせというのがあって
相手によっては上手く力が出ない、伸びない。
相手を駒として利用する大人には思惑があって
それが何に向いているか走っているか、が大きい。
ただ、面白可笑しい結末を望むようなバカな大人もいたし
世のため人のためになるような流れを汲んでる大人もいるし
プラスして、うまく自分の利益・実績を追う知能犯もいる。
圧倒的なバカか、圧倒的な実力を持つ奇石であれば簡単に飲まれないものの。
相性というもの、運命というもの、過去からの流れ、
人の良い一言、悪い一言が先祖の生き方に影響されているような気さえして
今日一日では自分や相手を切り取れない、人に流れる血の、長い重みを見つめる。

こちらを桜海老と一緒に大匙1のサラダ油で炒めてパリンパリンにする。そのまま油ごと生姜醤油をかけておいたお豆腐に載せて食べると美味しい。めちゃ早い。出汁が利いてて食感も良く、高々盛るとなかなかの見栄え。

この頃、神経症気味で
「単純に暮らしていたいなぁ！」と願ってしまう。
わたしの神経が参って来る瞬間は長い寝不足という下地に
日々仕事の指示を受けている東大の緻密な大先生との
神経戦に高い負荷が発生した時、他団体のミスの決着、
鬼出現がクロスしたとき。オーバーフロー、オーバーヒート。
理論の積み上げはいいんだけども実行となると
自分でやるのでなく、ふたつの組織に落としていくのが大変。
他団体のミスを自分が片付ける時間と労力の捻出も大変。
誰がやってもいいし、わたしは全然執着しないんだけどなぁ。
費用対効果を求める気持ちが譲れないけれど
わたしが何でもやるのは事業効果が薄い。逃げるぞ。よーし、逃げるぞ。

　来週の連休は7泊8日、
生命の洗濯と研修を兼ねて湯布院へ決定。
長い潜伏時間を深めるべく、地元の有力者に会うための根回しも完了。行って会って知恵のシャワーを浴びて来よう。にっこり、敬礼。おまけで熊本のおばあちゃんの実家にも行きたい。黒川温泉の雰囲気も一度覗くよう会長にも言われたし。「熊本日」は一日レンタカーを借りるのがベターかな。
　PCが壊れて電話で予約三昧。待たされて時間がかかりイライラ、面倒だった。生活がデジタル化、ネット環境に大きくシフトしていることを感じた。日本は偏るのが凄く早い。過激。ヨーロッパは割り切れない、野太く巻かれていくような生活文化があって、こうはならない。

一年経たずしてPCデスクトップのハードウェアが壊れたらしい。おととい、ANAチケットの予約中にWindowsが開かなくなった。SONYは他のメーカーと立ち上げの設定が違うらしく、お世話になっている電気屋さんの判断でメーカーへ2週間の入院が決定。データは飛ぶだろう、とのこと。ちなみにB5サイズのノートもファンが回らず、6月に壊れた。こちらは修理に7、8万円だって。『原因不明の故障が多いのでPCってこんなものですよ、って思って付き合うしかないですよね。』だって。ふうん。10月1日号の編集が山場で、PCで仕事ができなくて非常に参ったんだけど、非情だわね。ブラウザが中途半端なクリエは役立たずだし。仕方なく他人のノートPCを借りて来た。
壊れませんように！

いつも考えて話すだけで
歩いて近づきもせず、匂いも嗅ぎに行かない
という実行力がない者は目先の勝手なことを言う。
仕事は何のためにやるのか、という本質が大事。
それにしても「問題の件」を調整していると胃が痛い。
「そんなにメンタルが弱くてはダメじゃないか！打たれ強くあれ。」と上司。いいや、問題が起き易く無責任になり易いシステムの問題ですよ。精神論で話してどうすんのよぉ、まったくぅ。

肩こり、吐き気、寒気、頭痛、腰痛、生理痛
ああ、仕事あり過ぎぃ、、、ぅぅぅ。

スペインに行くなら彼にも会いたいと思う。
今はタイミングが悪いはずなので
行くならスペイン観光一本にして行くべき。
だから、今回は行きたくても
スペインを外すこともアリの選択。

31アイスなら『ロッキーロード』。
濃厚なチョコアイスは勿論のこと、マシュマロと言い、
アーモンドと言い、多彩な食感があって大好きな一品。
『この田舎の街で生きるから、つまらないのか』
『自分の生き方がつまらないのか』
『やり方が悪くて、つまらなくなってしまうのか』
アイスを齧りながら、夜空を見上げた。
欠けた月が笑った。ロッキーロード、時に人生は岩の道。

長瀬智也、TOKIOを見直した。
演技も味が出て来たし、
色男より、魅せる個性派でぐんぐん伸びたらいいな。

複雑怪奇な体勢の中で
怪獣どもが歩く獣道をただ歩いてけ、というのは無理。
それに情報収集、状況把握が全く足りない。
ああ、前回と戦い方が違う。正攻法が裏目に出る。
同じやり方で好転しないなら、
ふつう、すぐ、やり方を変えるでしょ。
ただの流され上手で考えてないか、気が付かないんだな。
仕事で見せられる、ずる賢い『年の功』って、やだやだ。
真面目で正義感強い顔を出しているとバカばかりみる。
今の仕事、向いてない。
それにしても、村上春樹を読んでいると会社に行きたくなくなる。

予定通り、早めに出勤したものの
朝一番の電話が問題の1件で、プレッシャーがかかった。
わたしが腹を立てている彼（上司）が並べたきれいごとに
朝から大爆発！！広いフロアに響き渡るほどの声が。
今日はその調子で走って、上役たちを脅かし続けた。
調子に乗って、ごめんなさい。仕舞いに呼び出された。
ようやく自己嫌悪。トップ巻き込んで、やばかったかな。ま、いいや。

明日のミーティング、どうしよう。
一年半の我慢も限界だなぁ。
静々と強硬突破。勝負に出てみようか。
ああ、下手なケンカは売れない。
でも、もう逃がせない。
怒り爆発！感情的になったら負ける。
さて、どうする。どう振ろう。
取り合えず、明日は30分早く出勤しよう、っと。

昭和の猟奇事件として名高い『阿部定事件』を
フランス資本で制作した大島渚監督作品。
ゆーせんの無料テレビGyaOでやっていたので覘いた。
途中で眠っちゃったけど、面白かった。
こういう映画、本を創り出せる大島渚監督の清々とした
知性、感性、男臭くない個性が好きだ。

20代の良い時間、
真面目に付き合っていたのに婚期を失い
ただ、セックスに流れて溺れていった時期が
自分にもあったことを思い出した。
そう。
振り返れば、真っ直ぐで、ありったけで、月並みだけど、若かった。
出会って7年後、結婚はせず、縁が尽きたように別れた。
お互い好き合っていても、もう、どこにも走れなくなってしまっていた。

今でも、たまに見かけると挨拶を交わす。
その表情には、別々の道を歩き、他の誰かと寄り添い、お互い子供ができても、
ああ、好きになった気持ちを忘れないよ、忘れられなかった、と書いてある。

湿っぽいアベサダの気持ちは、惚れ切ったことのある女性ならわかるはず。
一本気な若い女性が相性のいい相手との
深いセックスに長く溺れると、それを失ったときの建て直しが大変だな、と思う。
知らない振りをしていても、心身で味わった快楽の波が脳から抜けず、
しばらくの間、ザーッと押し寄せて来たのを覚えている。
あまり刹那に求め続けると、人生の後半、キレイに飛べなくなるかもしれない。

上手に愛する、愛される、長く一緒に生きるコツ、ってある。
受け上手、負わせ上手みたいな気持ちの緩急の掛け合いみたいなもの。
口うるさく、激しく詰め過ぎなければ、ふんわり向き合っていける。
力が入って偏らない、流れ過ぎないバランスを取れるようになれば。
自分に置かれた荷物を正しく背負って歩く人は、順調に成長すると思う。

ゆうべ、シャワーを浴びながら
過去に付き合った彼らがくれた愛の言葉が
この身体に鮮やかな『染み』をくっきり残しているように感じた。
それでも。
わたしは白々と輝く冬の太陽を見上げる自分を、この腕に抱いて歩いていく。
たまらなく美しい終焉の、結実を見せる秋へ辿りつく事に憧れながら。