Paris the girls
2007年1月24日 日常
先週、仕事で極悪のストレスのかかった
水曜日の晩に一瞬にして声が枯れた。
それから1週間、身体中の骨が痛んで
母の死の引き金になったリュウマチになったかと思った。
火曜、水曜と休んだら痛みが引いた。
軽い頭痛と沢山の薬からか、うっすら吐き気を残すのみ。
思い切って二日間、休んで良かった。
休めて良かった。
心身ともに落ち着いた。
15年間、十分やった。
大抵の人には出来ないことも、
掃き溜めに鶴、などと囃されながら
損得勘定なしで、ウンザリするほどこなして実績上げた。
今日は、異動希望を出した。
出勤しても、明日から休業宣言。
机に座っているそれは、きぐるみですので。
『ん〜、そろそろ起きるか？』
って、じいさんみたいな口を利いた6歳坊主。
かあさん起きるのを待っていたの！？びっくりしたよ。
おじいちゃんの飲み残しのコーヒーを凍らせておく毎日。
研究には見えない、と言うと
これらは実験だ、と返って来た。
わたしも日夜楽しい仕事、楽しめる仕事がしたいですぅ。
ワイングラスに牛乳を注いで机に並べて
本をめくりながら丸まる息子の可愛い姿に
ワインを飲みながら、本を読み耽る自分の丸まった
背中が見えて来た。親見て子は育つ。
無邪気で内面が天真爛漫なんだろう、と思う。
レンズポイント（感性）は理解できたけど
どこかでバランスが取れて欲しいな。
彼女の石川に住む92歳のおじいちゃんの姿をみたら
健在だったときの自分の祖父母を思い出した。
内面が悪いわけではないのに、『いい男！』と
きゃあきゃあ冷やかされて生活することも手伝うのか
どうしても内面の魅力が見えにくいので
実力社会に生きる場合の男性の整った顔は、
いいようで良くない気がする。
ベッカムがサッカーマンらしく見えないことも
いろいろ因果関係がありそうだな、と思うので一筆。
ところで、テレビの記者会見でゆうべ初めて聞いたベッカムの声に驚いた。
男性にしては高め。横に潰れて奥行きが無く、小さなカエルの声みたい。だった。
この星に生まれる不幸の数。
豊かになるために加熱したシステムの中に
すっぽり落ちいった日本の生活。
わたしはただの有機物のひとつ。
歴史の流れの上に、今の生活があるだけ。
サーキット場を走るような時速の出るカートで
ギュウギュウ楽しそうに国道で遊んでいた。
とてもいい方で少年っぽい笑顔を見せる男性なので
車関係の仕事を人生に選んでカートで遊ぶ姿は
ぴったりイメージにフィットして見えた。
ところが、それは
地方の生命線である日本海沿いの一本道の国道。
まさか、まさかと眺めているうちに彼は
高い堤防に二度ぶち当たって大破した。
慌てて駆け寄ると、片目がポトンと落ちた。
わたしはそれを拾い、ハンカチに包んで119番をダイヤルした。
救急車が着くまでの短い時間。
血まみれの彼は太陽に吠えろのジーパンのように、ラジオをかけてタバコを吸った。
救急車に乗せられた彼を見送った。
ふと気がつくとわたしの手には、ハンカチに包んだ片目が残ってた。どうしよう。
ああ、「目」を隊員に渡しそびれた、、、。
急いで、救急車を備える消防署へ届けた。中年の隊員が保冷バックに詰めた。
はぁぁぁ、、、しんどい夢だった。
あの社長、実際に事故に遭わなければいいんだけど。
息子を置いてまで仕事で同行するのは
秋から父が猛反対を続けていた。昨日もダメだしが出された。
まぁ、仕方ない。家族あってのわたしだし。
家庭の幸せあっての仕事だし。
他のメンバーがはっきり決まったら、
細かい段取りは行く人に任せよう。
というわけで断り続けていて、今日も断っって来たが
夕方自宅に電話があり唐突に話し出した。
父『いつからいつまで行くんだっけ？？
ふんふん、そうか。んんん〜！ええ〜〜！』
（なんで、聞こうとしてんだろ。態度が軟化してる？誰か何か話したかな。）
Me『無理しなくていいよ、様子みて。今日も他の人打診したから。じゃあね。』
ガチャン。テレビのチャンネルを回す。
お、高田純次じゃん。ひゃははは、じゅんじぃ好きぃ。
半年ぶりに髭の濃い、あのDrに会った。
3cmぐらいと診ていた水泡は4cmに成長したが
引き続き経過観測をする。
妊娠を希望する状況になったら、MRIや
手術前提の内視鏡検査（摘出）も考えることで一致。
それにしても待合室に二時間半も座っていて
仕事に戻って人に会わなければならず
受付に順番を確認しようと立ちかけて名前を呼ばれた。
Dr『ごめんね、待ったでしょ？失敗だったな、1月の連休明けに予約入れちゃったの。』
Me『どういう意味ですか？』
Dr『いやぁ〜、単純に半年後の年明けに入れたわけだけど、毎年凄く混むんだ！
お正月休みもあって成人式の連休もあって妊婦さんの検診も捌き切れていない。』
Me『なるほど。』
Dr『次をいつにしようか？7月でいい？』
Me『では、6月の一週目に。』
はっきりした新しい季節が始まると忙しい。
去年の7月は夏メニューの決定が延び続けノイローゼになりそうだった。
それにしても好感の持てるDrって、そうそういない。
38年生きて来て、この彼が三人目だ。県立病院で二人目。
転勤してもお世話になります。よ。ねね？
ここまで行くと乗馬かゴルフって感じで浮きそう。
1番の4800円スーツのボタンを木製につけかえして
間に合わせようかな。ふううう。
翌日、1番に決定して注文した。
これも安い。カラーはオリーブ。まぁまぁの感じだけど
彼は、地味な色が似合わないのよねぇ。
ふたりで写真撮りに行かなくちゃ、ね。
っていうことでコーディネートが必要か。
ああ、入学式が来てる頃には色々な山場が終わっている。。。
かなり本格的にフォーマルな雰囲気になってしまう。
本人はこちら8900円を希望中。
コーデュロイでカジュアルなセットアップ
ラルフローレンぽいのが欲しいと思う母。
毎日検索かけるが見つからず、、、いい加減ママも疲れたでぇ。
むむむ、安いぃ。キャメルのランドセルだし
カーキorブラウン系のスーツがよろしか。
式が終わってもカジュアルに着れそうな感じのものが欲しい。
三日間、お米を二合といてタイマーをセットしている。
オレがやりたい、と言って母にはいじらせない。
おやつ代わりにラップでおにぎり握ってる。おもしろい。
朝食に昼食に夕食におにぎり、おにぎり、おんぎろころころ。
一日二合を食べ切るため、わたしはパンやうどんが続いている。いつまで続く？
鞄工房山本特製オリジナルランドセル
グレイッシュアーシックのキャメルを注文した。
検索して調べてみるとランドセルの型落ちは
「ぴょんちゃん」クラスなら8000円から買えるところを
34650円も払ってもらうのだから、高価な買い物だと思う。
こちらはピカピカヒカヒカしない、ということが特徴の鞄。
父上、嬉しゅうございます。謝謝、多謝。
