7人の母親が、たった今猛吹雪の中を帰って行った。
ちょうど良い年齢をした若い女性が
家にこんなに集まることなんてない。
卒園式の準備と打ち合わせが完了。
これで心置きなく出張に向かってテンパって、
卒園前日に帰宅する。
いろいろ一人で抱えてもよろしくないので、
謝辞をお断りしたところ、うまく代わりの人が出てくれた。
ああ、とにかく良かった。
15日も出張、16日は朝からミーティング。
結局、朝早起きするほか時間はあまりない。

東京に住む祖母が2月で95歳になった。
2月末には自宅で意識がこん睡状態になったのよ、と
さっき叔母が電話で話していた。
本当は、出張で上京するので会う約束を確認していた。
遠い親類には心配かけないように、
いちいち細かい情報は流されない。
93、94歳と2年続けて飼い犬絡みで転んで
肩や大腿骨を骨折したことが大きかった。
動きがスロウになっても
三度の食事を自分で作っていたのに、突然何もできなくなった。
それがなければ、100歳まで生きたかもしれない。
人間なんて、そんなもので些事が大違いを生み出す。
おばあちゃん、もうすぐ会いに行くよ。

朝7時でテレビのスイッチを入れたまんま
起きずにベッドでうとうとと、うたた寝していた。

え、うそっ！？
フランスの彼が寺島しのぶと結婚したの！？
うえーーっ！！
やっぱり、二股かけてJet’aime♪繰り返してたの。。。
あり得るぅぅ、男だってバカじゃないし。
ええ、、、彼女の家族と食事までしてたのぉぉ、、、。がっくし。
どうして、飢え易い出来のいい男をポンと冷たく放って置いたんだよ！わたしぃーっ。

夢の中で、冷たい海に埋もれた美しいホテル街を彷徨いながら
テレビの声による情報を自分の事件として聞き、勝手に大きなショックを受けた。
目が覚めても、おかしかった。うちのるるちゃんじゃなくてろろちゃんだったのかぁ。
いやぁぁぁ、脳の整理能力って凄ーい。
と、、、るるちゃんとコンタクトする。ノリが良く、わたしたちは相性がいいと思う。
外せないポイントは細やかな会話だけど抜け感がちょうどいい。
彼はアグレッシブでアクティブ。公私共に仕事が速く行動範囲がべらぼうに大きい。
わたしは条件、状況による。0か100。やらきゃいけなければ、何処までも飛ぶ。
本質的に何が大事か、という言動（行動）の基準が瞬時にわかり合えるのが大きい。
口にしたくないような、面倒臭い、余計な話をしなくていい。
それにしても夢うつつの誤解の中ではタジタジ、うろたえた。
よく覚悟しようっと。

わたしは夢の中で海に侵食されたホテル街を歩いていた。
明るい朝で、冷た目のきれいな水だった。
誰もいないストリートを歩くと腰上あたりで波がざぶんと
大きく揺れるので建物にしがみ付きながら歩いた。
足首に何か布みたいなものが巻きついた。
手で手繰り寄せると
マリン系のデザインをした紺色のミニスカートだった。

テレビで見聞きする限り、真鍋かおりって恋愛知らなそう。
男を見る目がなく誘われもせず淋しそうなトークを繰り返す。
ツボが見えにくく、付き合ったら面倒臭そうに見えるから？
というか、打破する知性も感じられなくて危なげ。
年齢的にも外見に合わせて内面磨いて売り出せぇ！
そうでなければ、吸引力のあるうちに勢いでいけぇ！
南野よーこちゃんみたいになっちゃいそうだ。ぞぉ。

ポテロング、ハバネロ味。むっちゃ辛過ぎ。
食べ続けるのがしんどかった。
オススメしません。

たまたま続けてテレビで見かけたのだけど
わたしが男性だったら付き合いたくないタイプの女性。
だって、キャラクターを被り過ぎてイキが良くない。
表情や目の切れ、反応、喋りが悪い。ああ、ぶりっこか。
もっと諦めて『素』を出してくれぇ、見てて息苦しい。
おっぱい大きくても癒されないぃっす。とほほほ、って感じです。

ああ、「華麗なる一族」半分見落とした。。。
木村くん、昭和になっていない。
昭和を演出し切れてないけど、話が面白い。
早く観たいけど、
来週になったらプレゼン10日前。。再来週は暗記。
今週は準備完了しよう。し、しかーりしよう。

「カフテ」というショップのエスプレッソ。
1g1円。安いのにとても美味しい。
わたしはもっぱらアメリカーノ。
エスプレッソは美味しい。
エスプレッソこそ、本当のコーヒーの味と香り。

ParisMatch、女性ボーカルのサックリした声がいい。
グルーヴ感があって東京の夜の高速を走りながら、
それも南東京側で聴きたいと思った。
田舎の淋しい冬には似合わない。
せめて、夏の夕暮れぐらいに聴くならマッチするかも。

美しいものに惹かれる、物を必要とする高尚な物体。
鳥が、金魚が、蟻が生きるために必要なものに比べて
わたしが生きるために必要なものは、多い。
酸素、水、塩、食糧、お金、空間、電気、ガソリン、化粧品。
家に増えていく形の違う椅子、たくさんの靴と服。
安全、デザイン、カラー、価格、環境、愛情、
ストレスと色々な価値観に振り回されている上に、
とにかく消費量が多過ぎる。まったく暴力的。ため息。
しかも本物に囲まれていたい。本物って何だ？
人間が知恵とセンスを駆使した、いい仕事の、、、。

夢の中で暗めのスーツの肩に抱かれて、思い切り泣いていた。
肩だけでわたしを温かく包み、気持ちが良くて身を任せていた。
頭には言葉も浮かばず、重力に引かれる真っ直ぐな滝のように
たくさんの熱い涙が流れ続けた。ただ、それだけだった。
わたしは彼の中に佇む、静かな愛情があるのを感じとった。
結局、最後はうまくいく。うまく回り始める。
最後は全て受け入れられる。
いつも、いつも二、三年の後には。
人間関係の『軸』『基盤』が整い、ドラマのように回り始める。

どうやら腹が据わって来た。
神経を細かく使っているので
ギャァギャァやられると、余計なことはやってられない。

大体、器用で仕事が荒くても異様に速いから
『期限付き』『大至急』『クオリティ』を求める依頼主に頼まれ、限られた時間をやり繰りしながら、他所の人を抱え込み、期日を守り、
現場とトップの間に入る中間管理職になって面倒を見て来た案件が多かった。。。
で、どんなときも何が起きても今まで一度も断らなかった。
それがスタンスだったので何かと多方面の業界に複線が多い。
でもねぇ、やろうがやらまいが、わたしにとっては大したことじゃないんだもん。
返って、一人で何でもやらない方が人が育って世の中豊かになるな、とも思うし。
というわけで今年に入ってから、相手の態度が悪ければ即効断る、ぶん投げる、
あっさり見捨てている。それにしても、ああ、何てすっきりするんだろう！
やぱーり重い荷物は、本来持つべき人に持ってもらった方がいいんだね。

だって、もっと大事な特命の仕事があるんだもん。
きみたち申し訳ないけど、お行儀が悪くては時間も神経も付き合い切れない。
これからは自分たちの力で思い切り自由に好きなように、やってくれたまえ。オホン！

遠くで頑張る人気店の「亭主」が
急に電話をかけて来た。彼は抜群にセンスがいい。
会話や『間』が絶妙、撫肩だけど色気があってイイ男。
『ここは、こうするんだ。一緒にやろうよ、ねぇ手伝ってよぉ。』
改装に向けて頭が回り、テンパっているところだった。
田舎で自己実現する道は、日々暗く孤独の模様。。。
仲間や理解者、自分を照らし返す心の灯りを求めているような電話だった。

さっき、よその家でお線香をあげたら
食べてみたかった巨大な晩白柚が飾られていた。
帰宅してネットで探し、一玉900円と破格の
熊本県八代市産の晩白柚を見つけたのでふたつ買った。
しかーし、本当に便利な時代になった。
憧れる、焦がれる時間が短い。
キーボードのタイピングで全て進んで終わる。
パソコンが便利過ぎて、頭も体も弱くなるかもしれない。
あー、画像の残り香、、、ミカンの匂いが鼻にくっついている。

今年の京都は川尻潤さんの窯元見学を入れよう。
自由で、柔らかくてとてもステキな焼き物だった。
自分や家族、大事な人、仲間の歪みにも
キィキィ音を出さず愛でる様なスタンスでいられたら、なぁ。

中学の家庭科で使った
サクサクとした縫い心地、カタカタ音、
美しい縫い目を忘れられなかった足踏みミシンを諦めて、
とうとうジャノメのコンピュータミシンを買った。むむ楽しみ。
取り合えず、小学校入学物の運動着入れやら何やらを
ダダダーっと、、、。ええーっと、だめだだめだ。
のめり込んでしまうので、出張以降に、やりましょう。

むっちゃ美味しい♪大瓶があればいいのに、な。

『素敵な家に引越したんだ、部屋が六つある。
だけど、少し忘れ物をしてミスをした。まず、きみ。
ここにきみがいない。いつ、フランスに来るの？』
と、こぼした。いつでも行ける気がして、まだ行けない。
こういう隙間や言い訳も、縁の有無なのだろうけど。
待てるなら、待ってて。今すぐ飛んで行けない。
赤ん坊のように流れる、あなたの大粒な涙がすき。

ボクは愛情の密輸人のようだよ、と
みんなの憧れの人が小さく笑いながら言った。
わたしを迎えに来て乗せた途端
『お、ここのご主人様やないかね。手を振ってるんは。』
と駅まで走るタクシーのおじいさんがニコニコと目を細めた。
彼のファンはたくさんいて、たくさんいて
とにかく、まぁ日本全国の人を惹き付けて止まない。
70歳を過ぎた彼が仮に死んだら、、、白い着物で『ばぁぁぁ〜〜〜！！』
と、悪戯っ子の様にふざけて起き上がって来そうだな、と思った。
また、雑談をして彼の引き出しを覗きたい。心の垢が落ちる。魂が生き返る。