その道に入って
努力し犠牲を伴わないと
自分の願う上質なことなど
手に入らないし
その意味も過程も
想像ばかりで
重さも長さも奥行きも掴むことなど
できないと思う。
生半可なことばかり
すぐ並べ立てる人は
覚悟も情熱も我慢も足りないわけで
求める気持ちが薄くて浅い。
数年前に読んだ大原敬子さんの本に
書いてあったのでデートに備え
昨日からミキサーにかけて
塩、胡椒で味付けして飲んでいますが、
なにやら胃が痛ーい。
でも、お肌はツルツルして来た感じ。
昨年同様、文旦を買ってみた。
ポンカンの甘さに慣れていたので
はじめの二個は美味しいと思えなくていたが、
三個目あたりから、甘くない味と
サッパリ感を喜べて
やみつきになった。
「馴れ」というのは恐ろしい力だと思う。
自分の中にあった基準を崩す
順応性は脳の優れた分野だ。
食べ物ぐらいの話だったいいけれど
それが本当にその人を幸せにするのかどうかは、よくわからない。
自分が納得できるものを求めていく人は芯が強いし
その原動力になっている過去の、生き方に関わる
感性の物差しに刻みつけた大きな経験があるようだ。
パッションと共にセンセーショナルに得た
レベル、タイプを基に死ぬまで追い続けていくのだから
やはり、何事も経験というのは本当だなと思うし
若いうちの行動力がものを言う気がする。
恋も仕事も何事も、、。
Pretty Woman
2009年2月21日 ショッピング
新幹線で直行、着物で東京入りする。
で、、友人のオススメで帯を買っちゃったのだけど！
遊び心があるので、キリッと
粋に締めたいと思う。
モーターショーに行くわけじゃないんだけど
どうして車柄？と突込みが入りそう。
気に入ったから、としか言えない。
power went off suddenly
2009年2月21日 日常
ＰＣもヒーターもシーリングライトも
プチッと一瞬で、全部、落ちた。
１０分が過ぎたあたり
呆然とした真っ暗闇に、彼からメール。
ドバイ勤務の友人と飲んで帰宅したらしい。
どこか大らかな感じがするメールだった。
４０分経っても復旧せず
とにかく長い時間だったので
どんどん寒くなって、ベッドに入るほかなく
ベッドに入っても本も読めず、強制的に眠るほかなかった。
小さなカルチャーショックで
今のわたしには電気がないと通常の普段の生活が送れず、
時間の質が一気に一転することがわかった。
当たり前のことだけども。
しっかりと失うことで見えることがあるな、と思う。
ストレイトストーリー
2009年2月20日 恋愛
シュールな映像世界のファンだということが
前回、二度目のデートのときにわかった。
彼はストレイトストーリーを挙げて薦めた。
それから、
『食』と『命』にこだわったいるわたしに
ひとつの海外ドキュメンタリーを
ぜひ観るよう、何度も強く推してくれたので
さっそくＡｍａｚｏｎに入って
三千円で購入したのだが
なんとタイトルを間違えて購入したことが
ゆうべ判明した。ガッカリだった。
じゃあそれは僕が探す、とのこと、、すみません。
お願い、手に入れて。一緒に観たい。
来週末、三度目のデート。
六本木の彼のマンションか
または赤坂か半蔵門のホテルか
という話になった。
「ぜひ、マンションに寄せて。」というと
「ＣＤの並び順が変えられそう。」と言う。
「いじわる。」
「黎明の家にだって泊まっていないし、ちょっと早いかな～。」
「じゃあ、今度はうちにどうぞ。それとも何か深刻な問題があるなら、、、？」
「では、前向きに検討します。」
何かガードがきつかった～。疑惑！！
マンションに行かないほうが賢明かな。
ホテルの提案になる理由があるはず。
やっぱり相手に合わせるべきかしら。
そんなわけで、ゆうべから
気持ちの真意を量るのに
２年ぐらいかかりそう、という彼を目の前にして
半年を目途に、どんな結末を求めるのか
「恋」に区切りをつけられるよう、
真剣に！と思い始めた。
明るい前向きな言葉をかければ
信頼の深まる育て甲斐のある男だと思う。
でも、何かがわからない。
何かが引っかかっている。
彼の問題なのか、わたしの問題なのか。
案内いただいた会費制のパーティーへ参加して
午後６時から赤ワインを飲み続け
帰宅してお風呂に入り
子供と替わりバンで絵本を読みながら
１０時過ぎ、眠り込んでしまったと思う。
絵本のオチ、ラストをまったく覚えていない。
午前１２時、熱い部屋に目覚め
ＰＣとストーブを消そうと
起きたら、ちょうど彼がオンラインしたのだけど
頭も身体もまったく反応できず、
うなだれて諦めて、やっとのことで
頭を上げてＰＣを落として眠った。
一言も、一声もかけれなかった。
この頃、毎朝、子供を見送ってから
出勤前にお風呂に入る。
匂い立つ、淹れ立ての少量のコーヒーと本を持ち込み、
窓を２０センチ開けると
裸に冷たい風を感じる。
遠めに雪で白く茶色に凍えた山、
風に揺れる木々、灰水色の白っぽい空を
眺めながら湯船に深く埋まると
まるで露天の気分。
破天荒だけど、贅沢で楽しい２５分。
お風呂を上がってＰＣをつけると
ＡＭ１時に打ち込まれた彼のメッセージ。
擦れ違っているので、ほぼ毎日ある。
どこか冷静で、何かアンテナに触れる。
そう、彼のセックスに似ている。
異性の脳へのタッチは才能の域。
つながって時間を共有できなくても
携帯かＰＣのどちらか
もしくはダブルで毎日、薄くつながる日常。
そうなんだけど、、、。
フランスと日本に離れて結婚へ走って行ったとき
携帯へ一日に三回かかって来る
国際電話のラブコールが半年以上続いた。
いつも受話器にキスする音があって切れた。
そのときに思った距離の問題は、
「ふたりの、ふたつの心の間にある距離」が問題なのであって
ふたりの間にある「物理的な距離」では
そんなに問題を感じなかったけど
半年が経って以降、
日常の日々のことで必要とされるときに走っていけない
目を見つめて話せない
走って会って抱き合える距離にないと
一度トラブルやアクシデントが起きれば
急降下の真っ逆さまに関係が冷え込み
結局は、恋人とかパートナー候補と言って
未来に期待したものが崩れ落ち
愛は愛でなく
薄っぺらではかない残骸となって
追いかけた自分と時間が手の中に残ったことを
経験したので
もう同じ遠距離の距離に飲まれるのは二度とイヤだし
何かあったらバン！とお金を出して
飛んでいきたいと思うし
まさかの「別れ」が起きてしまうことも
頭の片隅に入れておかなくちゃな、と考える。
でも。
初めて彼に会うことになった時から
たとえ大雪が降ったとしても、そのことも含めて
この出逢いには、運や流れが味方してくれている感じが拭えない。
彼の力や感性、相性、今の彼、今のわたし。
プラスに持っていける感じがある。
だとしても。
世の中にれっきとしてある、
わたしの努力と力の及ばない部分で
神さま、どうか、味方でいてください。
もっと、彼の奥の底まで
許されて沈んで触ってみたいのです。
たとえ偶然の一瞬だとしても。
「彼に魔法をかけたいの。」
「好きにさせる、ってこと！？
それならね、ドラえもんの
のび太としずかの愛の家に入れたらいいんだよ。
はじめにお母さんが入って、後から入った人が
待っていた人を好きになる。でも、家を出るとスキを忘れちゃうけど。」
「それはダメ。ずっと好きになって
この家のお墓に入っちゃうくらいの魔法。」
「それならね、チンから棒がいいよ。でも、
これもまたドラえもんの道具なんだけどね。」
「そうか、ありがとう。」
相談に乗ってくれて、嬉しかった。
母は、シブトクがんばろうと思います！
ａｍ１２：００ぐらいに入る
コンパクトで短いメールの、
ひとつひとつの単語、
また、彼の五感を思わす
爽やかな一文のフレーズ。
元気？に始まって、短い三つの文で構成。
「今日の東京は風が強くて気持ちよかった」とか
「蜜柑がおいしかった」とか
その場を連想させてくれる。
いいところは早速、昨日から真似をすることにして、、、
花に新鮮な水をあげるような感じで
日々、忙しい生活をしながら
愛情を注げる人なんだと実感する。
彼がくれるアテンション。
心のつながる瞬間は、中から芯から、わたしを生き返らす。
頭のいい人。
わたしより１２０～１３０％
脳や心ができる、余裕のある、広い人。
話しながら語尾でクスクス笑う人。
たまらなく、心地いい。
醒めない魔法をかけてしまいたい、今のうちに。
イケメン社長と電話で恋バナ。
なんだかイイ声になったな～、と思ったら
この頃、ひどくモテルラシイ。
わたしに舞い降りた恋心を伝えたら
もう少し流されてみたら、とのこと。
そう、今は知るほど
時間を一緒に過ごすほど
彼を好きになる。
運と力に許されるなら
長いスパンで彼を見たい。
眠い、早く会いたい。
恋は人生の媚薬。
美しく強く、賢く楽しく。
あなたと可愛い家族と生きるために
上手に使いたい薬。
自分のものらしい
きれいなオフィスにいた。
窓から朝日が溢れて
明るい光がいっぱいの
過ごしやすく快適な場所で
ちょうど良くグリーンと花があって
落ち着いて過ごす、わたしがいた。
オフィスは意外なことに
感情面と深く関係しています。
自分のオフィスにいる夢を見たら、
愛情生活に変化の兆しあり。
見慣れないオフィスなら
大切な新しい友人を暗示。
ご縁ある人間のかたまりにとって
永くいい場所を求めるためには
人につながる臍が長く、
羊水で赤ん坊が存分に泳げるぐらい
腹が深くなければできないだろう、と思う。
臍が短く、腹が浅く見える人は
とにかく不幸の原因の
ぶら下がった欲求を満たすのが先決で
癇癪を起こしたみたいに暴れて
満たされる量を食べながら、喚く。
で、満足が単純。
そして、そんな自分を理解していない。
短く浅いため、物事や人間をあやす様に
離して見ないのだ。
人や家、場所を育てられる人もいれば
自分のことが先決、自分のことで精一杯の人もいるし
その違いは、男女も親子も上司と部下も
年齢も立場も関係ないみたいだ。
幸せの感じ方も求め方、正義も違うけど
どこか一点つながってバランスが取れれば、
お互い大きなハッピーを共有できる瞬間が
生まれるように思うんだけど、、、
偶然を待つように難しい。
イエローを２本買おうか迷いながら
毎度、ゴールド＆ブルーという
黄金コンビに胸キュンで
こちらのイエローとブルーを購入。
日本のパイロット社製。
２，７００円→１，８００円だった。
その気になって試しに意地悪く一切返信せず。
さっき、ケーキの味を聞かなくちゃ、と
思って慌てて遅く連絡したら
ふたりの距離感って、既にハッキリとしていて
ほんわかふんわりしながらも
信頼や、生きる同志のような感じが含まれていて
今更、彼の関心を操作するハウツー本を取り入れるのは
どうにもナンセンスだと思った。
夜、二週間ぶりに会うことになっていた
その１０日の昼、嫌な出張から戻ると
明日来るはずの生理が悩殺タンガと
高級ストッキングを襲いはじめ、
慌ててトイレに駆け込みノーパンになって洗った。
ＯＨ！ＮＯ！
洋服の色に合わせた下着のチョイスは勿論のこと、
こんなに流れと演出を考えて選んだのに、、、
生理用ショーツで会うの！？
ああ、彼と楽しめない！？
夜の展開と、楽しみにしているであろう彼を思うと
ちょっと愕然とした。
そして、とうとうその時が来てしまい
ロマンティックにホテルで腰に手が回った瞬間
「実はダメなの、、。」と言うと
クスクス吹き出しながら「どうしてダメ？」
「明日来るはずの生理が来ちゃったの、ごめんなさい。」
「そんなことは、よくあること。大丈夫。」と笑った。
「ガッカリするかと思って、あーん、心配だったの。」
と洩らすと、抱き締めて高く抱き上げようとするので
「あなたの腰が壊れちゃう。」
「重くない。」と、重そうな顔で答えたので可笑しかった。
生理中でも、男女のことで
こんなに色々楽しめるものなのか、と
身体中に愛撫をやめない彼に驚いた。
そのいろんな生まれて初めての体験を、
いつも、なかなか信じてくれない。
たとえば。
彼やわたしがどんな深刻な問題を抱えてようと
また、ふたりの関係の先行きを心配しようと
目が合えば、声を聞けば
一瞬で温かいものが流れて
笑顔の親密な空気に包まれる。
それを止めることもできないし
知恵に駆られてコントロールするなんて
馬鹿げていた。
自分を生きるだけで忙しくて
じゅうぶん擦れ違うのに。
何事も、結果を求めて活動していくわけだけど
いずれにしても時間は良質なことが肝心だ。そう思う。
わたしが自由に飛べる今でも。
そう、時間は限られている。
月が雪が夜明けが、天から静かに告げてくる。
トヨタのプリウスにしたい予定。
エコカーはエンジンがどうなのか、
スペースが狭いのか、気になる。
試乗に行こう。
今夜も寝よう。
いまだに過ごした時間と終わり方に
疑問を抱いているらしく
なぜ、それを伝えて解決するようトライしなかったの？と訊くと
対等な関係、健全な愛情を維持できる関係になかったようだった。
だって、出逢いも愛も育てるもの。
深刻な問題は改善されるよう二人で努力するもので
そう向かえないなら、ご縁がないような気がするよ、と言うと
音も出さないで聞いていた。
男は外見やパッション、ノリでけっこう走れるので
あんまり中身や関係を点検したりしないのかもしれない。
でも彼はもっと大事にされるべきで
愛されるに値する男だと、わたしは思う。
ベッドを共にした男性が、
そう感想を言う。
８歳から鍛え抜いて発達した肢体とアンバランスに
ひっそり隠れる、こじんまりとした秘部。白く見えるからだ。
いろいろギャップがあるから、余計にそう感じるのか。
他の女性の身体を知らないから、
どういうのが美しいと言うのか、
わからないし、だからと言って、
女性がどう特化されるのか
喜びようがない。。
純粋なハートとセットで
気に入っていただければ幸い！
出迎えの人々の前で
腰を抱き寄せて頬にキスして
きれいなスカーフ、
黎明はシンプルなのが似合う、と
空港を出ながら出逢いしなに褒めてくれた。
ホテルの部屋に入った途端
駆け寄って抱き合い
フランス映画みたいだ、と彼は笑った。
にっこり笑って「おいで！」と
ベッドに倒れ込んだ腕の中に誘われて
スッポリ彼の温かい胸の中に納まったら
「会いたかったの、、」という声が心から漏れて
「会いたかった。」と、抱き締めてくれたので
「泣いたっていいのよ、子供みたいに。アーンアーンって。」と言ったら
小さくお尻を叩かれた。
孤独を手放す男と女の甘い時間も、人生で美しい。
瞬間、瞬間が砂糖菓子を食べるように続いた。
