惑星

2010年5月26日 恋愛
青い星、青い宇宙の未来都市のような
よくできた空間に眼鏡をかけた元彼ザビエルが座り
計算と研究に集中していた。
別のフロアには英国人の彼がいる、という夢。

裸に紺の洒落たジャケットをセクシーに羽織り
わたしを見つけて高揚した赤い顔を見せ
頼むから抱擁させてくれ!と叫んで
階段を駆け上がって強く抱き上げ「どうしてここにいる?」と
頬にチュッ!とキスをした。
ああ、仏人。

彼は重い病気で足に沢山のチューブを下げていた。
でも、残された時間を信じて体をケアし闘いながら
時間の流れを必死に漕いでいるように見えた。

ただ、その瞳に美味しいもの甘いもの楽しいものが映れば
すぐに心変わりするラテンの血。
お天気のように変わる主張を正当化する彼に
何度も噛み締めた遠い気持ち。

電話して声を聞いてみる?
聞いてどうする?

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