ＦＲＯＭ　ＴＯＫＹＯ

いま、電話で話し終えたところ。

彼は重要な仕事に長く拘束されてストレッシーな一日
わたしはＰｒｉｖａｔｅＷｏｒｋのほか
急な来客と、ふたつの習い事に走って
買い物、夕飯に臨んだ。

水曜日の晩、１２時ちょうど
すこし休憩してみない？
というメールに驚いて目が覚めた。
「なにかあったの、、？」とすぐに電話。

４時半起きだったのに
３時を過ぎても脳が疼いて眠らなかった。
ベッドを出るときデートも含め無理を重ねていて
滅多にない強いストレスを感じた。

ひどい頭痛にひどい顔で朝食を作り
５時過ぎ、家を這い出た。

木曜日の夕方には
彼が出した点滅するサインに
わたしもだんだん納得し始めた。

遠距離で始まった男女の仲は
五回デートを重ねたところで
たまっていた時差とフラストレーションが
トップに顔を覗かせた。

続けて来た一日置きのメール。
二、三週間おきのデートを維持するにも
ハードスケジュールの中、けっこうな無理があって、
飲み込めば、これはこれで正しい気がしたのだった。

休める？次第に心が軽くなった。
やっぱり、わたしは馬鹿。
だって、人生は長く
わたしの生き方は「恋」だけで成り立たない。

ＲＯＹＡＬ）メールありがとう、同じ気持ちだったね。
ＲＡＹ）ええ、かえってありがとう。
　　　　あなたが好きで無視してたけど、もうカラカラで
　　　　エネルギーを充填したかったし
　　　　落ち着いた時間が欲しかったんだ、って気づけた。


彼に課したひとつの大問題。
わたしに課せられたひとつの課題。
彼に頼んだひとつのお願い。

休戦に入るのに
かわるがわる、ありがとうの連発。

でも、これには時間と努力が必要で
わたしはいつもそばで応援している、
長くひとりで背負わないで相談して欲しい、と伝えた。

ＲＡＹ）メールに書けなかった話はそんなところなの。
ＲＯＹＡＬ）じゃあ、ふたりとも良い報告ができるように。
　　　　　　お留守番しっかり、ね。

言の葉からうまく伝わって
ちゃんとパワーになったのならいいんだけど。

神さま、自然と休戦します。
それでも彼がとても好きです。
でも、良い影響を与える
明るい関係じゃないとイヤです。

休戦を経て
弛まずふたりが努力し
出逢いを大きなプラスにできるよう祈るしかない、目を閉じて。