Love Green
2008年11月18日 ショッピング
この二、三年のこと。
二十代に苦手だったグリーンの洋服を着るようになった。
無意識にそうなったつもりだったが
「おかあさん、グリーンが好きなの。」と
顔をクシャクシャにした笑顔で答える、亡き母が
小学生高学年の記憶の中にいて
母のDNAを自然に羽織っていることに気づいた。
考えてみれば30半ば過ぎからの母は晩年まで
何かにつけグリーンを愛し続けたように思う。
親とはいえ自分のことじゃないし
理由を述べたりしない口下手な母だったこともあって、
まぁ、よくわからないけど。
たとえば、一歳までしか一緒に暮らしていない
うちの息子がEX夫の言葉を、なんでこうも
一字一句同じく発するのだろう、と
不思議に思うことがよくある。
食べ物でも、旅行の感覚でも、暮らしの基本的な感覚
とにかく反応、イマジネーション、発想が似ていて
親を含めた環境が子供を育てる、と思うのに
強くしつこいDNAには勝てない、と感じる。
先週から今週であれば、もめたNY行きの話。
たとえば、EX夫は絶対に海外に行きたがらなかったが
そのくせ、国内でも口ばかりで出不精なだけ
強烈な面倒くさがりが、面倒で鼻もちならなかったのだが
2歳アメリカ、4歳フランス、6歳中国と出ているその息子が
『ぼく日本がいいの、国内。NY行かない。留守番してる。』
などと、選択肢を出すようになってしまい
『子供ぶん投げてNYに自分だけ行けるか~~!
だいたい地球のサイズ、地球を見るレンズを磨いたうえで
日本日本言うなら、おかあさんもわかるよ。
知ろうとしないで言うなんてカッコ悪い。
小さくまとまるな、大きく育てたいんだから。
お母さんの子供だから、諦めて一緒にアメリカに飛べ~!』
と、まるで別れた夫に叫んでた言葉だった。
息子、ごめん。まだ、時々おかさんの生き方に巻き込まれてて。
半分づつ血が流れていても、本当はあなたはあなた。
二十代に苦手だったグリーンの洋服を着るようになった。
無意識にそうなったつもりだったが
「おかあさん、グリーンが好きなの。」と
顔をクシャクシャにした笑顔で答える、亡き母が
小学生高学年の記憶の中にいて
母のDNAを自然に羽織っていることに気づいた。
考えてみれば30半ば過ぎからの母は晩年まで
何かにつけグリーンを愛し続けたように思う。
親とはいえ自分のことじゃないし
理由を述べたりしない口下手な母だったこともあって、
まぁ、よくわからないけど。
たとえば、一歳までしか一緒に暮らしていない
うちの息子がEX夫の言葉を、なんでこうも
一字一句同じく発するのだろう、と
不思議に思うことがよくある。
食べ物でも、旅行の感覚でも、暮らしの基本的な感覚
とにかく反応、イマジネーション、発想が似ていて
親を含めた環境が子供を育てる、と思うのに
強くしつこいDNAには勝てない、と感じる。
先週から今週であれば、もめたNY行きの話。
たとえば、EX夫は絶対に海外に行きたがらなかったが
そのくせ、国内でも口ばかりで出不精なだけ
強烈な面倒くさがりが、面倒で鼻もちならなかったのだが
2歳アメリカ、4歳フランス、6歳中国と出ているその息子が
『ぼく日本がいいの、国内。NY行かない。留守番してる。』
などと、選択肢を出すようになってしまい
『子供ぶん投げてNYに自分だけ行けるか~~!
だいたい地球のサイズ、地球を見るレンズを磨いたうえで
日本日本言うなら、おかあさんもわかるよ。
知ろうとしないで言うなんてカッコ悪い。
小さくまとまるな、大きく育てたいんだから。
お母さんの子供だから、諦めて一緒にアメリカに飛べ~!』
と、まるで別れた夫に叫んでた言葉だった。
息子、ごめん。まだ、時々おかさんの生き方に巻き込まれてて。
半分づつ血が流れていても、本当はあなたはあなた。
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