魔法使いサリー

11月から愛でて来た金魚が
お湯でゆで上がってしまい、みんな死んでいた。
かなりのショックで、なかなか書き出せなかった。

9日に縁日で買った新しい金魚の
白点病が完治しそうだったので
お湯を少し足して今日が最後、と
サーモの温度を35度にあげて出勤したのだ。

毎晩帰宅して初めに餌をあげるのだが、
びっくりして口を閉じた酸欠の顔で、みんな底に倒れ込んでいた。
水槽を触った体感で50〜60度はあったと思う。
じんわりじんわり上がって苦しんで、つい、さっき死んだみたいだった。

あー。
わたしのバカ。
もう失うものなど、欲しくない。
とっても耐えらんない。

というわけで、夕方、お墓を掘った。
現在、なぜこのような事態に落ちたのか、水槽を検証中。
あああ、胸が苦しい。
サリーちゃん、どうか魔法で時間を巻き戻してください。
ちびキング、じゃぽん、くろちゃん、ちきゅうを救いたい。