siesta-

休んでいる間、自分は一体どう生きたいのか
ときどき今置かれている状況と合わせて考えていた。

今の仕事では前に出ないようにして
「プロデューサーのようになれれば」と
内外から発せられる複数の声。
若いし女性でポジションもないのに
いろいろあって目立ち過ぎた、と思う。

とはいえ。
人を切り売りする相手は信用ならない。

少し考えてみるものの、どうにもこうにも駒が悪い。
走る「飛車」と「角」が強力な親戚同士で
「悪徳な越後屋」のような資質がたっぷり。
自分は悪くない、こんなに潔白、とすぐ嘘を塗る。

わたしは猛獣使いじゃない。
そんなややこしい仕事はもう飽き飽き。椅子に深く眠る。
当面、状況を読みながら、楽しい仕事だけしようと思う。

明日は、小さくお洒落しよう。
早く帰って子供と遊ぼう。