ある自動車会社の社長が
サーキット場を走るような時速の出るカートで
ギュウギュウ楽しそうに国道で遊んでいた。
とてもいい方で少年っぽい笑顔を見せる男性なので
車関係の仕事を人生に選んでカートで遊ぶ姿は
ぴったりイメージにフィットして見えた。
ところが、それは
地方の生命線である日本海沿いの一本道の国道。
まさか、まさかと眺めているうちに彼は
高い堤防に二度ぶち当たって大破した。
慌てて駆け寄ると、片目がポトンと落ちた。
わたしはそれを拾い、ハンカチに包んで119番をダイヤルした。
救急車が着くまでの短い時間。
血まみれの彼は太陽に吠えろのジーパンのように、ラジオをかけてタバコを吸った。
救急車に乗せられた彼を見送った。
ふと気がつくとわたしの手には、ハンカチに包んだ片目が残ってた。どうしよう。
ああ、「目」を隊員に渡しそびれた、、、。
急いで、救急車を備える消防署へ届けた。中年の隊員が保冷バックに詰めた。
はぁぁぁ、、、しんどい夢だった。
あの社長、実際に事故に遭わなければいいんだけど。
サーキット場を走るような時速の出るカートで
ギュウギュウ楽しそうに国道で遊んでいた。
とてもいい方で少年っぽい笑顔を見せる男性なので
車関係の仕事を人生に選んでカートで遊ぶ姿は
ぴったりイメージにフィットして見えた。
ところが、それは
地方の生命線である日本海沿いの一本道の国道。
まさか、まさかと眺めているうちに彼は
高い堤防に二度ぶち当たって大破した。
慌てて駆け寄ると、片目がポトンと落ちた。
わたしはそれを拾い、ハンカチに包んで119番をダイヤルした。
救急車が着くまでの短い時間。
血まみれの彼は太陽に吠えろのジーパンのように、ラジオをかけてタバコを吸った。
救急車に乗せられた彼を見送った。
ふと気がつくとわたしの手には、ハンカチに包んだ片目が残ってた。どうしよう。
ああ、「目」を隊員に渡しそびれた、、、。
急いで、救急車を備える消防署へ届けた。中年の隊員が保冷バックに詰めた。
はぁぁぁ、、、しんどい夢だった。
あの社長、実際に事故に遭わなければいいんだけど。
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