PLANeT

2007年1月1日 生きるために
この暮らしは何だろう。

美しいカタチの洋服に憧れて
安さに喜び、こんなに買い求める。
新鮮な地物野菜をチェックし、
生活のメンテナンスに追われる。
クラシックCDと靴と本とおもちゃが溢れ返る。

頭の中では息子と古民家に佇み、客人をもてなす青写真が映る。そしてまた、顔の知らない作家の器に心奪われていく。

ただの種が、桜の木の新芽のように芽吹いただけだった。
この星で酸素を貪るひとつの命に何が必要なんだろう?

一体わたしは、何処に住んでいるのだろう。
なにを知っているだろう。
どう生きているんだろう。

コメント