ポスト・カート

2006年12月13日 お仕事
現場を知らない人は、本に書いてあるキレイなことを言う。
自分の手を染めないで、本当の温度も知らないで
そこにある痛みを知らないで現場を動かせるわけがない。
そんな人に本物の価値ある情報が、入るわけもなく
彼らが話す一言一言には、リアルな重さが乗って来ない。

戦略的にスピードを持って事を進めるには、様々な力と役割分担が必要なのだから
物事は多面的で、いつだって、ひとつのことだけが真実であろうはずがない。

1+1=2だなんて単純なロジックで測られるように、誰にでもできる話をして
じゃあ、なぜ、そのとおりにその誰しもができないのだろうか。生き抜けないのか。

あの人たちがあって、あなたが、わたしが生かされている。
自分を他人に(与えないで)利用させないで
人を利用する知恵が走る癖が抜けない人が、大業をやり抜けるとは思えない。

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