過程

2006年10月27日 お仕事
打ち合わせの途中、会長が『早く出世しろ。』と呟いた。
”まともに反応して遠回りしてないで、したたかに生きろ。”と聞こえた。わたしのように早く出世しろ、なんて父や団塊の世代に発破を掛けられる娘は、一応出世できたとしても遅いんだろう、と思う。
早い人などは、要領も良くて自分や人間関係を十分心得ていて心配などかけないはず。もっとしなやかで、したたかだろう、と思う。
『いい仕事がしたいだけで出世なんて、どうでもいいんだけど。』
『いいや、さっさとトップに立ってから思いっ切りやれ。』などと、相手は言い続ける。
仕事の痛みや人の気持ちのわからないトップにはなりたくない。
やっぱり、いいプロセスを走ることが必要なんだと思う。
だって、仕事でも家庭でも自分だけ良ければいい、なんてあり得ないだもの。
仕事だけすればいい、帰る家庭が暗い、汚い、寂しい、なんて凄く不幸だし。
幸せを知らなくてヒトの幸せを追わなくて、社会のあり方を思わなくて
やる仕事は、、、金儲けは。内にも外にも出逢いにも感動がない、と思うんだもの。

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