細木数子

2006年10月12日 お仕事
雇われ編集長を務めているペーパーがあって
辛口の10月号は2件のクレームがついたが評価も高かった。
罵声を放った危なっかしい年上の彼女は、老舗の女将。。。
久米宏さんが売りだったニュースステーションが抱えた
苦渋が軽くよぎる。スタイルを貫くべきだという声。

激高した相手に対し
細木数子さんのようにズバリは言えないのだが
『あの人が悪いから上手くいかない』とか
『政治が悪いから幸せな生活が送れない』というのでは、
ちっとも根幹の問題が解決されないんだと思う。

いま目に付いたことや目先のことで話すのでなく
まず、本来、この仕事の目的は何なのか、
人はどうあるべきなのか、という本質を見逃さないことが、とても大事。
相手の立場に立って考えるにも、いくつもラインがある。
捉えている本質が違うなら、言葉が通じない。

政治が良くなった所で幸せに暮らせるほど人間の能力は甘くない。

この国には豊富に物が溢れて
幸運なことに、明日のパンが簡単に買える時代に生まれ落ちた。
あの国のようにベッドの中で銃撃戦や核爆発の恐怖を聞かない。
大なり小なり生き方が選べるのだから、ぶぅぶぅ人や政治のせいにしないで
しっかりした自分の尺度で、すっきりと自分の責任で生きてみたらどうだろう。
。。。所詮、ガーガー文句言いたい人にこんな話は無意味だな。

仕事絡みで出逢う面々も、急に日本や各県を代表する顔になって来ていて
自分が取り成すバランスが気になっている。よーく、考えたい。よーく、考えよう。

コメント