オダギリジョー

2006年8月13日 恋愛
オダギリジョーのファンが周りに多い。
確かに、彼は見ていて伸びやかで空気がいい。
もっと見てみたい、と気持ちが吸い込まれる感じ。
掴み切れないような部分があって、とてもセクシー。
外見がクールなのに、
自分の内面に関心が向いてるからなんだろうか。
福山雅治は端正なリス顔に似合わないギターとロックを抱えて
FMラジオを聞くと天然の、大らかな普通の男!というギャップに、昔はかなり笑えた。可笑しかった。
それがカメラを握り、ファインダーを覗いてシャッターを切るようになって
アンバランスだった『イイ男』のイメージが抜けて一体感が出て来た。
欲が出て、一本筋が通って、真摯な表情で話せる一面を持つことは、いいと思う。
タレントに限らない。人間としてすっきりするし、反って楽になれる。
わたしは何でもかんでも手を出して、ガンガンやる人は好感が持てない。
はっきりした理由は上手く言えないんだけど
なんていうか常に外へ向いていて力任せで自分をよく見ていないような、
どうも力の掌握が悪くて幼稚なのでは?という気がして来て魅力を感じない。
波に乗ってこの8年、前しか見なかった男前でやり手の『彼』。
事業は軌道に乗っても、大きな忘れ物をした男になって見えた。
彼が会社一本に専念して切り捨てた自分の時間。
内面の輝きを失ってしまい残念で仕方がなかった。

コメント