ある程度の年齢や生活条件を長年経て、性格が極端に傾倒している場合、追い詰められると自虐的になったり、自分を見失ったりする人がいる。この目の前で、ふたつの人生が断崖絶壁から転落していった。自分のためのブレーキもアクセルも失ったヒトと交差すると、決して悪いヒトではなくても、核爆発並みに危険な因子を孕んでいて、過ぎ去ってみると散々たる無残な現実を、健康な関係者にまで罪深く遺して行く。そのメーターのイカレタ、彼ら彼女らにとって条件が最悪のまま、その下に長く置かれる場合、生活がどう転じるか見ようと思えば先が見えるのだから、駒を読んで冷静に決断すべきだった、と心が痛む。肝に銘じよう。たとえば、接木をするとか挿し木をするとか移植するとか連作しないとか。人にだって相性が大いにあるのだから、手立てを尽くすか、最善尽くしても無理なのか、適切な判断が必要。人を見るべし、自分を見るべし。状況を捉えて行く先を読むべし。
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