聞くサル言うサル

ゆうべは子供を預けて、久しぶりに仕事で飲んだ。
解散総会後の懇親会で13人に女性ひとりだった。二次会は薄暗いスナック。タクシーで息子をピックアップして午後10時30分に帰宅。セオリーのとろとろカシミアセーターを脱ぐと、タバコの臭いが細い糸の中まで浸み込んでいた。
「もっと、こうなって欲しい。ああして欲しい。」と上司たちのオーダー。「そうでしたか。なるほど、承知しました。」まぁ、ひとの話はしっかり聞かないとね。
「ひとにただで利用されてるな。おまえはそういうことが全然わからないし、相手の裏を見ようとしないからな。」と、今朝も父からご指導。
利用したかったら利用したっていいじゃないか。そこそこ利用価値があるんでしょう。ははは。ねぇ。箸にも棒にもかからない娘だわ。「うん、注意するね。」とは答えたが、相手の裏読むって、正攻法の王道歩いて来てるわたしには到底無理だな。神経が足りない。まぁ、それでも心配しているお父さんたちがそれぞれ喧しいので努力しますよ。ひとの話を真面目によく聞いていると、話が寄って来る。それができるかできないかは、別問題。態度として、話は真剣に聞くことが大事。