水汲み

2006年1月27日 日常
夢の中で、丸い棚田のように重なる神々しい朝の泉にいた。
水藻や小さな蓮が浮かんで、聖水を汲む作業を
誰かに教わりながら、ずいぶん長い時間そこで過ごした。
水を汲むには決まりとコツがあって、苦しくもなく、特別な感情はなく、やわらかく指示する声に従い水面を撫でて、他人の用途に合わせた神の水を掬う仕事を習った。激しさのない落ち着いた夢だった。無心を表すように透明だった。

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