近代能楽集

2006年1月25日 恋愛
できる男は、途中休憩はあっても長く戦っているので、
何かしら精算出来ないものを抱えていると思う。
勿論社会人以降にがんばりが開花して活躍する人もいるけれど
社会人に近い大学生のときに名前が刻まれることをやってのけ
目立った彼らには、そこから大きな流れがついて一線に借り出されている。
人は人を結び、使命や縁に恵まれるわけだけれども、それに応える力があって初めて機運をモノにする力がついて「縁」が倍増すると思う。非凡な彼らとわたしが出会うのは、まず、危険な橋を渡っても「事実を知る」という厭わない行動力があるからかもしれない。
一瞬にして誰を引き寄せ、寄せ付けないのかは自分の生き方に縁る。途中が切れている吊り橋であろうと、必要があれば渡ってそこに行くから手に入る事がある。安全な道ばかりを選ぶのならば、永遠に彼らと交差することもない。また、いつでも自分の生活ペースでベースに戻る。相手を執拗に追うことなどしない。
付き合いが切れずに続いていくのは、ただの寂しがり屋ではなく、自分の感覚で相手を単純に締め付けず、価値観を押し付けることもなく、歩く道の違いを理解し、豊かな関係の真理を正直に求めて、自分の道を生きているからだと思う。
人間関係に無理なことなどしない。納まるようにしてさやに納まるのだから。

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