化学反応

2006年1月20日 恋愛
夜はどこにも平等に降りて来るので
恋の時計を胸に抱いて歩いているのは寝不足になって神経衰弱、いつもの如く、あたしってば逃げ出したくなるのです。
ところが、あなたは抜け目がなくて隙を与えず
気がついたら首やカラダのあちこちに鈴でもついてるようで
わたしは動けず、うなだれて諦めて神経一本一本の動きまで支配されてしまう勢いです。あなたとわたしは500キロ以上離れているのに、日々求め合ってつながって真面目に愛し合おうというのはエネルギーのいる話で、この烈しいパワーを生む男女の化学反応を保たせるには、0か100かのクールな知恵が必要です。うまく飛ぶための、烈しさにちょうどいい、高性能な自家製冷却装置が。

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