眩暈

2005年1月19日 生きるために
感情に訴えて、人の心を打つ
場合もあるけれど
感情的になったところで
何かひとつのことを
やり遂げられるわけがない。
ひとには、それぞれ言い分があるし
育った条件なりに精一杯の個人の歴史なり、今がある。
そうなった理由がある。

それを否定できるわけがない。

ここがいいけど、あそこが悪いなどと人間の価値を足し引きした総額では言えない。

なんでもかんでも混ぜて考えていたら、何処にもいけない。
はじめの一歩、肝心な自分の姿さえ見えていない。
暗雲立ち込める中を、堂々巡り。
癖になってる最悪の呟き、「この不幸は、あの人せいだから。」

いずれ、ひどい嵐は通り過ぎて太陽が笑う。
状況は常に変わるからこそ、自分らしいラインを長くのびのびと引いていこう。

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