愛と孤高

2005年1月15日 恋愛
素直さは大事。

いくつになっても
柔らかい感性があるひとがいるから、
年齢は関係ないですね、という話しになる。

若くて、それだけでじゅうぶん魅力があっても
素直さがなければ、弾力ある「心の鮮度」を感じない。

既婚でも独身でも、ひとはだいたい何処かしら飢えている。
だから、すぽんと恋に落ちることがあるんじゃないだろうか。

それが、そのまま純粋な愛に進むならスッキリして大変いい。
喉から長い手が出るほど、大変うらやましい。
でも、そんなことはこの年代だと滅多にない。まず、ない。

この頃、何も始まらないうちに
「結婚したいんだ。」とか「結婚はできないけど。」などと相手が勇んだり、
ウロウロ切り出して来ると、愕然としてしまう。
なによりも、まず、ひとつの気持ちいい人間関係を純粋に重ねたいわけで
ホームセンターの奥さま売り場で買い物されてるようで、どうもおかしい。

「なんで、おかしい!?なんで?」と、トイレの中で頭を抱えると
暗闇に赤い警告ランプが点滅して見える。それは、やめたほうがいいだろう。
わかってるのに。違和感を覚えたときは、だめ。

長く朱に交われば赤くなり、戻れなくなる。
状況に合わせて、角が落ちて生きやすくなっても
触ることもはばかれた、その棘の美しさは二度と還らない。

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