NO NEED

2004年11月25日 日常
彼が名前を叫ぶのは
わたしを必要とする理由があるから。
忘れないのは、意味があるから。

あの人を忘れられないのは、満たされるものがあるから。
あったから。有無を言わさず、肝心なところに触るから。
極楽の至福も、ひりひりとする激しい痛みも、
触れるひとは、滅多にいないと知ったから。
もう、二度と手に入らないから。大切だから。
無理なんて、ちっとも感じない。

忘れたい、忘れられることができるなら、その逆。
心に無理が生じるわけで。NO NEED!

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