理屈抜きに惚れ込んでしまった
片思いを除いて。

日常の人間関係において
一方的な気持ちで自分だけ走るのも
身近な誰かに走られるのも
誰だって本当はつまらないだろう、と思う。

ゆうべ、娘の小さな嘘に対して
彼は猛烈に怒っていた。

怒ると黙んまりを決め込むタイプは、
一番苦手で嫌いだが

彼は語録が多い分
一度火がつくと、ポジションや表現を変えてシフトアップするから
言葉が止まらなくなって激しい。

今いない他人へ
汚い言葉をボンボン吐く方もそう思うが、
見ていて大変痛々しい。

「その嘘に大きな意味はないでしょ。何かをしたかっただけ。
まぁ、初めに彼女の理由を聞いてからね。愛しているわよ。」
と、眠った。

こと「怒り」とは、生活に関わる身近な相手に絡む問題が多い。
だから、自分だけのモノでないとも言える。
自分本位に怒りの波を大きくして感情に溺れたら
その人間関係の未来に、意味のある太い釘を打ち込めない。
ただ、ただ溺れるのでは、もったいない。

自分のポジションは自由に決めれるのだから、
相手のスペースぐらい、認めたところに立つようにしたい。

おぬし日本人らしからぬヤツじゃ、と
外国人に面白がられるわたしは、それはそれ。あれはあれ。
感情の短い、ノンストレスに近い関係が多い。
強いて美点を挙げれば、レシーブと割り切りの良さだろうか。
何をどう話しても、関係に響きにくい。

器用と言えば、器用なので
これからは、怒りという感情は見据えて
もっと、お互いに活かせるよう
有効な釘に変えて打っちゃうわよぅ、と
稀有な存在を目指そう。かな。

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