思うままに、新しい家を建てたい。ふたつ。
そう、フランスと日本に。
この家は築12年、他人に貸そう。

 ここは、当時23歳のわたしが間取りや買い付けを担当した。
大工さんとの打ち合わせが足りな過ぎた。
身内ってことでも、難しかった。

 今度は、もっと静かな平屋の構想だ。
どうせなら、日本らしくハイテクを駆使した家がいい。
バリアフリーのオール電化、お湯や水を回す冷暖房がいい。
窓は、空気が入ってるペアガラスでカビがつかないのを使って。

 この頃の日本住宅は、寿命が短い。日本車も、そう感じる。
回転をよくしたいのかなぁ。
だから、日本はダメなんじゃないのかなぁぁぁ。

 フランスの石造りの古い白や家は、世紀を越えた歴史がある。
わんわん。
デコレーションも確かに凄いけれど
どうも、あの、古い家の匂いは、どうにも耐え難い。

とにかく、犬がいっぱいいる。
かなり、湯気の立ち上がるウンコやカチコチタイプも落ちている。
うっかり踏むなよ、わんわん。
と、目が合っても多過ぎるってば。

まぁ、いざ腰を据えて住もう、と見つめてみると
農業国の歴史や背景も、随所に感じた次第です。

とにもかくにも。

まとまった、お金が欲しい。誰だって、欲しい。
あの方には、ボンボンお金が入るのになぁ。
これは、仕方がないなぁ。
ここ掘れ、わんわん。
と吠えるポチ(しろ)か、当たらない年末ジャンボを買おう。

当たらなくても、献血車になるみたいだから。
丸っきりの無駄じゃなし。

でも、ドリーム・ジャンボがお助けマンになっても
夢を実現する力は、別問題だもんね。

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