PAUに行く

2004年9月12日 恋愛
 フランスはポー(Pau)という街に行く。
ピレネーアトラック県の、美しい街だ。
アンリ四世で栄えたことで有名な城がある。大学がある。
バイヨンヌ(Bayonne)、ビアリッツ(Biarritz)という
 温暖な海沿いの街にも、ほど近い。
ここは、ホットチョコが有名らしい。
職場の方から、お餞別も頂戴したので「お土産」は必然。
抜け目なく、サササーっと面白いものを買い済ませて楽になりたい。

彼は、子供たちと今年の夏のホリディを、そこで過ごした。

 チョコレートの美術館に行って、海岸で遊んで、
ちょうどよくみんな日焼けして、
ふたりの娘は髪を切り、
新入生の一番下の女の子は、初めてのピアスを開けて
大人っぽくなって新学期を迎えている。
成人するまでも節目節目で、
「女性」として扱い理解していく文化があるような感じかな。

 
 飛行機は14日早朝、空港まで車を二時間運転して田舎から出る。
わたしはいま、白いセリカに乗っている。
コンパクトなスポーツカーなので、
長身のわたしには似合わないという評判です。

空港の駐車料金は一日800円だから8、800円を払う予定。
成田に出なくていいから、このぐらい仕方ないなぁ。

とにもかくにも。
小さな子供を連れて、大きな荷物を抱えて、自分の車で移動できるのは、楽チンなんだから。

そこから、真っ直ぐソウル経由でパリへ飛べる。
そうそう、大好きな韓国のコリアン・エアー。二回目かな。
パリからエアー・フランスに乗り換えポーに着くのが、現地の午後10時。
 たぶん。家から出て彼の腕の中に飛び込むまで
22時間ぐらいの移動時間なんじゃないかな。
 
 帰りの飛行機はソウルまでは、ずっとエアー・フランスだけど、朝の七時半に着いて、午後1時便までインチョン空港で四時間待ちになるらしい。身も心もドヨンドヨンとしていそう。
 
 さて、ようやくパッキングしている。
お土産を買い過ぎたみたいだ。洋服が入らない。
次に、分けるしかない。

 と、思いながら頭痛から午後七時でベットで眠っていた。
シャワーを浴びて、息子を探したらおじいちゃんたちの間にデン!と眠っていた。
拾ってきた。

体調がよくない。頭の中がおかしい。ふぅぅぅ。
何とか行って、帰って来れるかしら。もうすぐ午前2時20分。
パッキングはラストだ。
明日して、とにかく寝よう。

しみじみと、「生きてるだけで幸せなんだなぁ。」と、
思う今日この頃。
子供のころは自分を愛して信頼して、大事に生きてきたように思う。
わたしを見守っていた両親は、なかなかのカップルなのかもしれない。
とにかく、ふたりだけの会話が多いからね。

体調が悪くて大変なおかげで思うこと。

一瞬一瞬の笑顔や時間を愛して、
一期一会で生き抜きたいかな。

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