AIDSのことで少し

2004年7月15日
 子供を授かったのではないだろうか、とこの一ヶ月考えていた。それから、真面目に再婚する予定がある。一緒におじいちゃんおばあちゃんになろう、と求め合っている相手がいる。
 
 実は一週間前に、ずっと気になっていたAIDS検査を受けた。
 昨日生理があり、妊娠は「シロ」。
 そして、AIDS。今日結果がわかった。「陰性」だった。

 お会いした役人の話を聞いて、理解したことも多かったので、検査を受けて良かった、と思った。だから、その辺をズバリ言う。
 まず、やっぱり「アナル」の行為が一番だ。精液が残留することで感染の確立を高めてしまう。それから「口」。これも飲み込むことで体内に残留するからだ。勿論、膣内射精であれば同じだし、「受身」になる人の感染率が高い。

 母乳ルートは、主食がおっぱいオンリーの乳飲み子。血液感染はすぐ拭けば大丈夫です、という話を知った。

 正直言うと、わたしは離婚した2001年に若いJAZZドラマーに出会った。日本のJAZZ界では大変有名な方の弟子だった。お互いの足りないところを補うような関係になり、そして、一度だけ肉体関係を持った。年齢からは信じられないほどの、指技だった。

 それから、昨年からの映画監督。今は、兄貴のような友人のような関係が続いているが、彼らが住む世界は派手だ。打ち上げで女性を買う。接待で女性を買う。

 その気になれば、いくらでも女性を食べれるタイプ。狂わすタイプ。何人の女性と関係があるか、わからなかった。お互い一対一、正面向き合っているわけじゃない。だから、側にいる彼女たちは耐えられない淋しさから、異性関係が乱れて病気が病気を呼ぶことがあるのかも、もしかして、と、「事」のその後、彼と彼女らのことを考え、また、不安に駆られていた。

 滅多な性行為では、感染しない。でも、たったの一度の関係でも「確実に感染する条件がある」ことを知った方がいい。水面下キャリアの数が一番心配なのだ、と役人は話していた。

 激しいセックスをエンジョイする社会的地位の高いあなた、ストレスから快楽に走るあなたも、大切な愛を育むカップルのふたりも、心当たりと大きな不安があるとしたら検査を受けて、開放されて欲しい。

 そして、正しい認識を持って「肉体的な愛の営み」を正しい相手と正しく温かく重ねよう。

 自分のために、未来のために、この星のために。

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