「そんなに心配してー!その中に、あたしの幸せは生まれない。幸せが欠けていくぅ。もっと、ちゃんと冷静に、たんと本気になって。しっかりして。愛に集中してください。」と、話した。
いつも、とても繊細だ、と彼を思う。ちょっとした表情をみて、違いがわかる。だからと言って、大きく不安になってもらっては困る。
フランス料理からもわかるけれど、この繊細さにして、彼は日本の文化や歴史が大好きなんだろうなぁ。ジャポンにポチャンと、はまるフレンチを理解できる。別の意味で、ドイツと日本もよく似たとこがある。
この頃、真剣にフランス語がいる。彼の子供たちと満足なコミュニケーションができない。英語が通じない。それから、今後渡仏しても忙しい彼の文書仕事のサポートができない。事業を成功して、夢も叶えたい。中国語もいる。
これは、もっと時間がいる。仕事をやめなくては、、、。
こんなことを悶々と考えている真剣な顔を見て、彼が無性に心配するのだ。
人生の、わたしたちが持つカバンの中は、愛ばかりでないのよ、ダーリン。
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