出会いは、お互いに「奏でる」という感じもする。
後は、生きる道程に美しい絵画を飾るイメージでも、ある。ご縁がよければ、その絵はふたりの絵筆によって美しく変化を遂げ続け、塗りたぐっても余白が生まれ続ける。惹かれあって、筆を置くことが無い。そういう関係を続けられる喜びは、出会いの醍醐味を知る。感性と言葉の綾みたいなものが通じ合う相手とは、面白い絵を描き続けたい。
 お互いの生活の状況は、加齢によって自分の体調も変われば家族によって常に変化する。だが、まして心は健気に生きる意味を探し求めて、シンプルを極め美しく生まれ続ける。より自分らしい絵の具に近づいていく。
 あなたの歩く道には、何枚のかけがいのない名画と白いキャンバスを残す絵がありますか。

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